山本登喜子
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山本権兵衛と登喜子夫人(1880年)

山本登喜子(やまもと ときこ、万延元年4月17日1860年6月6日) - 昭和8年(1933年3月30日)は、海軍軍人で第16・22代内閣総理大臣を務めた山本権兵衛目次

1 生涯

2 参考文献

3 山本登喜子を演じた女優

4 注釈

生涯

新潟県蒲原郡菱潟村字菱溜(現在の新潟市南区菱潟)の漁師・津沢鹿助の三女。品川妓楼で遊女として働いたのち[1]明治10年(1877年12月、当時海軍少尉だった山本権兵衛と結婚。

権兵衛は結婚の際、「一夫一婦は国法の定むる処なれば誓ってこれに背かざること」「一家に属することはすべて妻の責任に任す」など七ヵ条の誓約書を書いて、この後も終生変わることのなかった彼女への愛情を示している。

家庭では6人の子供に恵まれ、長女イネ(1879年 - 1976年)は海軍大臣を務めた財部彪海軍大将に、次女すゑは山路一善海軍中将に、三女ミねは山本盛正(川崎汽船川崎造船所重役)に、四女なミは西郷従道の息子上村従義男爵に、五女登美は首相松方正義の息子乙彦(東京コークス販売社長)にそれぞれ嫁いだ。長男のは海軍軍人。
参考文献

岩崎徂堂『明治大臣の夫人』(大学館、1903年)

山本登喜子を演じた女優

吉永小百合- テレビドラマ「海は甦える」(1977年、TBS)

大原麗子- テレビドラマ「妻たちの鹿鳴館」(1988年、TBS)

注釈

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^『明治美人伝』長谷川時雨

先代:
桂可那子
加藤キヨ子内閣総理大臣夫人
1913年2月20日 - 1914年4月16日
1923年9月2日 - 1924年1月7日次代:
大隈綾子
清浦錬子


更新日時:2021年9月19日(日)12:59
取得日時:2021/10/25 22:26


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