山本武_(家庭教師ヒットマンREBORN!)
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山本 武(やまもと たけし)は、天野明作の漫画作品『家庭教師ヒットマンREBORN!』に登場する架空の人物。原作では標的4(第4話)から、アニメでは標的1(第1話)から登場する。

担当声優井上優。舞台版では山本涼介が演じる。
人物

沢田綱吉(ツナ)の親友で補習仲間でもある、同じクラスの男子中学生。4月24日生まれの牡牛座でO型。寿司屋を営む山本剛を父に持つ日本人。14歳(中学2年生)時点で、身長177センチメートル、体重63キログラム。並盛中学の野球部員。日課はバッティング場(並盛ボール)通い。将来の夢はプロ野球選手。実家は寿司屋「竹寿司」。好物は寿司。好きな飲み物は牛乳。好きな楽器は和太鼓(キャラクターソング「俺たちのJOY!」のジャケットでは、アコースティックギターを弾く姿も見られる)。ジャンプ誌上の人気投票では、第1回3位→第2回6位(人気キャラ部門)→第3回5位(男性部門)→第4回8位。父親の寿司屋を手伝っており、腕は立つが、他の料理はできないことがアニメでは発覚した。
性格

性格は優しく大らか[1]で、相当な天然かつ気楽な性分で、いつも笑顔を絶やさない。そののんびりした挙動の反面、危機的状況では鋭さをのぞかせることもあり、根はかなりの負けず嫌いでもある。人望も非常に厚く、クラスではヒーロー的存在。

運動神経や反射能力は抜群で飲み込みも早く、力を伸ばすための努力も怠らない一方で、独自の感覚的解釈で覚えてしまうために他人への指導は不得手。野球への熱意は人一倍強く、一度野球の動作に入るとたとえ子供の遊びでも加減ができなくなる癖がある。リボーン曰くボンゴレトップの運動神経を持っているとのこと。上記のような性格に加えて野球もうまいため、同じクラスの女子人気は高い。

一度は腕のケガで野球を諦め、飛び降り自殺を図ったこともあったが、死ぬ気状態のツナに命を救われて親友になった(アニメでは球技大会がきっかけで仲良くなっており、自殺未遂の話はカットされている)。ツナとは補習仲間でもあり、学校の成績は芳しくないが、頭は決して悪くなく、やれば出来る。喧嘩も強く、フゥ太の「並盛中ケンカの強さランキング」では2位であった。誰とでも親しく付き合おうとするが、獄寺隼人には一方的にライバル視されており、何かと(一方的な)悶着が絶えない。
ボンゴレファミリーの一員

身体能力と人望の厚さをリボーンに気に入られ、ボンゴレファミリーの一員として数えられている。半ば巻き込まれる形でマフィアに関わっていくことになるが、明確な説明がなされていないこともあって本人はさっぱり事情を理解しておらず、冗談や遊びだと思っている[2]。リボーンからは「生まれながらの殺し屋」と評価され、スクアーロからは将来性を見込まれ、雲雀からも一目置かれるなど、実力者からの評価は高いが、本人はあくまで野球選手になることを目標にしている。しかし未来編に移り、過去の歴代の雨の守護者に会うと、考えも変わって来ているようだ。

ボンゴレリング争奪戦においても、相変わらず事情はよく分かっていないが、自分がやらなければならない戦いが「遊び」ではないこと、皆で勝つべき大切な戦いであることについては自覚し、理解している。父・山本剛との鍛練で、それまで欠けていた「気迫」を身に付けた。武器は「山本のバット」「時雨金時」といった日本刀で、主に近距離戦闘が得意。

未来編でのリボーンとの修行の後に、アルコバレーノの秘密を教えられているため、他のアルコバレーノたちの内情も理解しているが、リボーンに口止めされているため、未来から帰還した現在でも、虹の呪い編までツナたちにそのことを明かさずにいた。
作品の行動
VS黒曜編

ツナや獄寺らとともに六道骸らのアジトにのりこみ、城島犬と対戦し、勝利を収める。その後、ランチアと交戦し蛇鋼球の原理を解明するが、暴蛇烈覇を受けて気を失い、以降は戦線を離れることとなる。犬と戦った際にツナを守るために左腕を負傷したが、ツナが骸との決着を終えて1カ月後には完治し、秋の公式戦(アニメでは春の大会)に出場することができた。
VSヴァリアー編

ボンゴレNo.2の権限者である沢田家光によって、ツナを守護する主要ファミリーの証として雨のボンゴレリングの守護者に選ばれる。家庭教師を務めた父から、剣術・時雨蒼燕流(しぐれそうえんりゅう)と、時雨蒼燕流で抜いた時のみ刃を現す(普段の形状は、竹刀)変形刀・時雨金時を継承する。雨の守護者戦では、かつて時雨蒼燕流(山本自身が継承したものとは八の型が異なる分派)の継承者を倒したスクアーロに苦戦を強いられるも、自分で編み出した時雨蒼燕流・九の型「うつし雨」で勝利する。常に峰打ちで戦ったり、敗北したスクアーロを助けようとする行動から、命のやり取りではなくあくまで勝利することだけを念頭においている姿勢が感じ取れる。

大空戦では、他の守護者同様毒を浴びるが、死人がでると風紀が乱れることを理由に雲雀に解毒される。その後、負傷していた雲雀の代わりに他の守護者たちの救出に向かい、獄寺と共にマーモンベルフェゴールの罠にはめられ絶体絶命だったが、了平に助けられる。ツナが正統後継者に決まったことによって、守護者の証である雨のリングを持つことになる。
未来編
10年後の山本

雨の守護者を続けており、スクアーロの技である鮫衝撃(アタッコ・ディ・スクアーロ)を習得しているなどの点から、マフィアに関わっている(さらに、スクアーロとの交流がある)と思われ、マフィアごっこではないことを理解している。しかし、性格などの根本的な部分は、現代の山本と同じである。メジャーリーグを目指していたらしいが、野球を続けているかは不明。顎に古傷ができており、時雨金時によく似た普通の日本刀を、常に背中にかけている。ボンゴレファミリーの二大剣豪の一人として名を馳せており、現代の山本と比べて格段に剣技が上達していると考えられる。また、雨のボンゴレリングは失っているものの、リングや匣は使いこなしている。


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