山本尤
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山本 尤(やまもと ゆう、1930年11月25日[1] - 2015年7月23日[2])は、日本のドイツ文学者、京都府立医科大学名誉教授。専攻はドイツ文学、思想史。

兵庫県西宮市生まれ。1955年名古屋大学文学部独文科卒業。1971年神戸大学講師、助教授、京都府立医科大学教授。1994年定年、名誉教授。2009年秋瑞宝中綬章受章。叙正四位[3]。多くの翻訳を行った。
著書

『医学ドイツ語入門』
南江堂 1978

『ナチズムと大学 国家権力と学問の自由』中公新書 1985

『ドイツ語 4 ドイツ語の魅力を探って』放送大学 1994

『近代とドイツ精神』未知谷 2000

翻訳

ゴットフリート・ベン著作集 第1巻 文明論・社会批評・自伝』社会思想社 1972

『ドイツ総決算 1945年以降のドイツ現代史』アルフレート・グロセール 社会思想社 1981

『小さな狩 ある昆虫記』エルンスト・ユンガー 人文書院 1982

ヒトラー神話の誕生 第三帝国と民衆』J.P.スターン 社会思想社(そしおぶつくす) 1983

『ヒトラー政権下の日常生活 ナチスは市民をどう変えたか』H.フォッケ/U.ライマー 鈴木直共訳 社会思想社(そしおぶっくす) 1984

『大学制度の社会史』ハンス=ヴェルナー・プラール 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1988、新装版2015

『ドイツ文学の社会史 1918年から現代まで』ヤン・ベルクほか 三島憲一保坂一夫、鈴木直共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1989

ショーペンハウアー 哲学の荒れ狂った時代の一つの伝記』リュディガー・ザフランスキー 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1990

ハイデガーとナチズム』ヴィクトル・ファリアス 名古屋大学出版会 1990

『過去からの警告』エルヴィン・シャルガフ 内藤道雄共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1990

ベンヤミン=ショーレム往復書簡 1933-1940』法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1990

『ナチスに権利を剥奪された人びと ヒトラー政権下の日常生活2』H.フォッケ/U.ライマー 伊藤富雄共訳 社会思想社 1992

『人間にはいくつの真理が必要か 疎外論から他者論へ』ザフランスキー 藤井啓司共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1992

『不可解な秘密 自然のための、そして自然に抗する戦いとしての科学』シャルガフ 内藤道雄共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1993

『未来批判 あるいは世界史に対する嫌悪』シャルガフ 伊藤富雄共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1994

『証人 言葉と科学についての省察』シャルガフ 内藤道雄共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1995

『ハイデガー ドイツの生んだ巨匠とその時代』ザフランスキー 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1996

『懐疑的省察ABC 続・重大な疑問』シャルガフ 伊藤富雄共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1997

『批判理論の系譜学 両大戦間の哲学的過激主義』ノルベルト・ボルツ 大貫敦子共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1997、新装版2018

『最終解決 民族移動とヨーロッパのユダヤ人殺害』ゲッツ・アリー 三島憲一共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1998

『悪 あるいは自由のドラマ』ザフランスキー 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1999

ノルベルト・ボルツ『仮象小史 古代からコンピューター時代まで』法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1999

ヘーゲル伝 哲学の英雄時代』ホルスト・アルトハウス 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1999

ボルツ『カオスとシミュレーション』法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 2000

ニーチェ その思考の伝記』ザフランスキー 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 2001

『ハイデガー拾遺 その生と思想のドキュメント』グイード・シュネーベルガー 未知谷 2001

『世界周航記』ゲオルク・フォルスター 三島憲一共訳 岩波書店17・18世紀大旅行記叢書」 2002-2003


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