この項目では、根岸線の駅について説明しています。
片町線の駅については「松井山手駅」をご覧ください。
東海道本線の駅については「甲南山手駅」をご覧ください。
篠栗線の駅については「筑前山手駅」をご覧ください。
山手駅
駅舎(2014年3月)
やまて
Yamate
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所在地横浜市中区大和町二丁目52.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度25分38.0秒 東経139度38分46.3秒 / 北緯35.427222度 東経139.646194度 / 35.427222; 139.646194
山手駅(やまてえき)は、神奈川県横浜市中区大和町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)根岸線の駅。駅番号はJK 08。
歴史旧駅舎(2006年12月)
山手を名乗る駅は、国鉄の当初の計画では山手地区の近くに設置する駅を「山手町駅」として予定していたが、同駅は石川町の住民の運動により石川町駅となった。結果当駅が「山手駅」という名称となった(当初計画では「大和町駅」となる予定だった[2])。
1971年に山手線の行先表示を「山手 YAMATE」から「山手線 YAMANOTE-LINE」に変更し、読み方を「やまてせん」から「やまのてせん」に統一することになったきっかけの一つに、山手線と並行する京浜東北線の直通先に当駅が開業したことにより、山手線の列車を「山手駅行きの(横浜方面へ行く)列車」と勘違いするという事例が発生したことがある[3]。
元来の山手町は当駅より北側の、石川町駅寄りにあり、駅周辺とは全く別の地区である。当駅所在地はかつての久良岐郡根岸村であり、周辺の町名は、立野・竹之丸・仲尾台・矢口台・豆口台など多くは根岸村字(あざな)に由来する。開港時における外国人居留地としての歴史と伝統を持つ山手町の最寄り駅ではなく、むしろかつての根岸の一部ではあるが、横浜市街の山手(やまのて)となった地区の最寄り駅である。駅名が決まった際には、山手地区の山手東部町内会が、山手に来る人々が当駅で間違えて降りてしまう危険性があることを理由として、当駅を山手にしないよう国鉄に請願を出したという。
当駅ができる前、この辺りの人々の交通はもっぱら横浜市電に頼っていただけに、当駅の開業は画期的なことであった。反面、駅の北東にある大和町の商店街は、駅の南西の豆口方面からの人々が市電に乗りに行く途中にあって栄えていたため、当駅が開業すると一転して寂れることとなった。
年表
1964年(昭和39年)5月19日:国鉄根岸線 桜木町駅 - 磯子駅間の開通時[4]に開業。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
1993年(平成5年)8月6日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
2013年(平成25年)
3月23日:みどりの窓口の営業を終了。
3月24日:新駅舎への移転が完了。
7月1日:業務委託化[6]。
2022年(令和4年)3月25日:ホームドアの使用を開始[7]。