山手トンネル
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この項目では、東京の首都高速中央環状線のトンネルについて説明しています。横浜市のトンネルについては「山手隧道」をご覧ください。

山手トンネル山手トンネル(内回り西池袋入口付近)
概要
位置 日本・ 東京
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分51.9秒 東経139度41分15.5秒 / 北緯35.664417度 東経139.687639度 / 35.664417; 139.687639座標: 北緯35度39分51.9秒 東経139度41分15.5秒 / 北緯35.664417度 東経139.687639度 / 35.664417; 139.687639
現況供用中
所属路線名 首都高速中央環状線
起点東京都品川区八潮
終点東京都豊島区
運用
開通2015年(平成27年)3月7日(全線開通)
管理首都高速道路
通行対象自動車(危険物積載車両通行禁止
通行料金有料
技術情報
全長外回り:18,597 m
内回り:18,098 m
道路車線数両側4車線
設計速度60km/h
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山手トンネル(やまてトンネル)は、首都高速道路中央環状線大井JCT - 高松入口間にある道路トンネルである。

(高松入口)側から順次開通・延伸され、2015年平成27年)3月7日の全線開通によって、全長18.2 キロメートル (km) となった。道路トンネルとしては日本一の長さであり[1]世界でもノルウェーにあるラルダールトンネルに次ぎ2番目に長い[2]
概要

首都高速中央環状線のうち、大井JCT - 高松間に位置し、大半の区間で山手通りの地下を通り[3]、大井JCT - 五反田出入口間では目黒川の地下を通る。最深部は南品川換気塔付近で、地表から約55 mの深さになる。約7割の区間がシールド工法で建設されている[3]。内回り・外回り各2車線。

中央環状新宿線の高松側より順次開通し、2015年3月7日の大井JCTまでの全線開通により関越自動車道関越トンネル(全長:上り線11,055 m、下り線10,926 m)を抜き、日本最長の道路トンネルとなった。

開通当初から5,000 mを超える長大トンネルであり、全線開通以降は五反田出入口 - 大井JCT間で目黒川および京浜運河の下を通る水底トンネルとしての扱いも加わったことから、道路法[4]により全区間で危険物積載車両の通行が禁止されている。
歴史

1992年 : 着工。

2007年12月1日 : BSデジタル放送局、BS11デジタルの開局記念特番『未来へのトンネル』の会場として使用される。

2007年12月22日 : 西新宿JCT - 熊野町JCT間 開通。

2008年 : 路内換気塔がグッドデザイン賞受賞[5]

2010年3月28日 : 大橋JCT - 西新宿JCT間 開通。

2015年3月7日 : 大井JCT - 大橋JCT間 開通[6]

設備.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}}消火設備避難通路山手通りの中央分離帯へ脱出ふだんは閉まっている(東中野の歩道脇)

地底深くを通る長大トンネルであるため、下記のような防災・環境設備が設けられている。
管制関係

路側帯側に100m間隔で非常電話が設置され、管制室と連絡を取ることが出来る。また、100m間隔で監視カメラが設置され、管制室で常時トンネル内の状況を把握している。
消火設備

消火用の水スプリンクラー設備と、赤外線センサーを使用した自動火災検知機が25m間隔で設置されている。また、消火器・泡消火栓と押ボタン式火災報知機が、路側帯側に50m間隔で設置されている。なお、トンネル上部は摂氏1,200度まで対応できる耐火構造になっている。
避難設備

車道と区切られた避難通路と、350m以内毎に地上に避難できる非常口が設けられている。全線の7割にあたるシールドトンネル区間では、円形のトンネルの中央よりやや下に床を造り、走行車線としている。このため、床下の空間が平常時は給気ダクト、火災発生時には避難通路として用いられる。避難する際は、車道左側の路肩部分の非常口から避難通路へ降りる、らせん状の滑り台を用いる。この構成は、東京湾アクアラインと同一である。火災発生中もこの通路には外部から新鮮な空気が送られており、一旦避難した人がふたたび煙に巻かれないよう考慮されている。開削区間では、内外のトンネルの間の空間が避難通路となるため、車道右側に非常口が設置されている場合もある。シールド区間からの避難者もこの空間へ到達し、階段を登って地上の山手通りの中央分離帯へ脱出する。
換気設備

大橋JCT以北(中央環状新宿線)は横流方式を採用している[3]。これは、車道と並行して給気・排気ダクトを設けて、トンネルの各所で同時に換気を行う方法である。これに対し、自動車の流れを利用して進行方向に空気を流し、ある場所で一気に排気する方法は縦流方式と呼ばれ、大橋JCT以南(中央環状品川線)で採用されている[3]。排気口はトンネル天井部に10m間隔に、給気口は下部に設置されている。シールド工法区間ではトンネル底部、開削工法区間ではトンネル天井部に排気・給気ダクトを設ける。換気所は要町・中落合・上落合・東中野・本町・西新宿・代々木・神山町・大橋・中目黒・五反田・南品川・大井北の13か所に設置されており、浮遊粒子状物質 (SPM) を80%以上除去する機能を持った電気集塵機と、二酸化窒素を90%以上除去できる低濃度脱硝装置(松下エコシステムズ製)で浄化処理された排気を、消音装置を通した上で、高さ45mの排気塔から上空約100mに放出・拡散する。


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