山形蔵王温泉スキー場
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山形蔵王温泉スキー場
樹氷原コース
所在地〒990-2301
山形県山形市蔵王温泉川原708-1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度10分0秒 東経140度25分3秒 / 北緯38.16667度 東経140.41750度 / 38.16667; 140.41750座標: 北緯38度10分0秒 東経140度25分3秒 / 北緯38.16667度 東経140.41750度 / 38.16667; 140.41750
標高1,661 m - 780 m
標高差881 m
最長滑走距離9,000 m
最大傾斜38
コース数26本
コース面積186 ha
索道数41本
公式サイトwww.zao-ski.or.jp

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蔵王観光開発株式会社種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
990-2492
山形市鉄砲町二丁目13番18号
法人番号4390001000683
代表者代表取締役 宮林 伸一
資本金9500万円
純利益1711万6000円
(2023年3月期)[1]
総資産8億7057万1000円
(2023年3月期)[1]
決算期3月末日
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山形蔵王温泉スキー場(やまがたざおうおんせんスキーじょう)は、山形県山形市蔵王温泉に位置するスキー場
概要

日本スキーにおける聖地であるとされ、安比高原と共に東北地方を代表するスキー場でもある。蔵王山の西麓に広がる広大な敷地は単独のスキー場として日本最大の面積を誇り、変化に富むコースを数多く有することもあって冬場は多くのスキー客で賑わいを見せる。最上部の樹氷原コースでは樹氷が見られることで世界的に有名であるほか、コースの幅やゲレンデの広さ、宿泊施設などが充実していることから学生のスキー実習にも多く利用されている。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1925年(大正14年)の開場(ただし、最初のリフト架設は1951年)[要出典]以来蔵王温泉温泉街と共に発展し、温泉街や宿泊施設と一体化していることもあって一年を通して観光客が訪れている。

広大なコース・ゲレンデは山頂から扇形に広がっており、最下層のゲレンデ間は直接移動できない箇所が多い。そのためバス等で移動するか、リフト等で中・上層の分岐点まで登る必要がある。また、利用客向けの駐車場は最下層ゲレンデ付近にしかない。

一時的に蔵王坊平ライザワールドスキー場蔵王猿倉スキー場と合併する計画があった。[要出典]
営業期間

12月上旬?3月下旬

例年12月の第1/第2土曜日にスキー場開きが行われる。

ゲレンデ下部は3月31日まで、上部は5月上旬まで営業。


営業時間


AM8:30 - PM5:00

ナイター営業


PM5:00 - PM9:00(横倉ゲレンデ・上の台ゲレンデのみ)

ゲレンデとリフト・ロープウェイ横倉の壁

全てのリフトがタッチ&ゴー方式である。以前は目視確認であった。

ロープリフトは存在しない。(蔵王温泉第3AB線はシングルリフトである。)山頂駅屋上からの景色蔵王山頂駅周辺

ゲレンデリフト・ロープウェイ景観
樹氷原コース蔵王ロープウェイ山頂線

フニテル式)樹氷原コースは当スキー場を象徴するコースで1月から3月の最盛期には見事な樹氷が見られる。コースは比較的平坦で初級者でも滑走できる。ロープウェイ蔵王山頂駅から百万人ゲレンデを経由して横倉ゲレンデに至る場内最長コースと、ロープウェイ山頂駅から下る樹氷原コースの一部。

ザンゲ坂コースは名前のイメージの通り上級者コースとなっている。気候条件のため凍りやすいうえ、コース幅が狭く、整地されていないため山頂目当てに来た初心者が立ち往生することもある。
ザンゲ坂コース
大平コース-南側の各ゲレンデ(中央ゲレンデやパラダイスゲレンデなど)から上の台方面へ下山するコース。全長は5kmだが、接続するゲレンデを含めると数字以上のロングコースとなる。コース上部では歩行が必要なほど緩やかな場所もあり、初心者コースとなる。リフトを用いて歩行を迂回することもできる。
高鳥コース-蔵王スカイケーブル終着駅付近から下り、ハーネンカムコースへ合流するコース。
ハーネンカムコース温泉第4クワッド中・上級者向けコース。上の台ゲレンデ上部に位置する国際スキー連盟公認の競技コースで、各種競技会が行われる。
蔵王国体ペア
上の台ゲレンデ蔵王スカイケーブル主なゲレンデの一つで「ジュピア」からゲレンデに入場したときに真正面に広がる位置にある。下部は幅広の緩斜面で、初級者の練習場所になりやすい。また周囲には宿泊施設併設のレストランなども充実しており、混雑し易い。標高が低いため、時期、時間によって滑走条件が大きく変わる。

ナイター営業を行っている。
蔵王温泉第1ペア
蔵王温泉第2クワッド
蔵王温泉第3AB線
山交高速ペア
※(現在は廃止になっている)
竜山ゲレンデ竜山ペアAB線駐車場との連絡のために作られたゲレンデ。上の台ゲレンデ北側に独立した形で広がり、あまり混雑しない。適度な中斜面でレッスンや中級クラスには快適なバーンである。また、コインチャレンジャーを常設しており、タイムレースも楽しめる。極緩斜面の唐松コースは最下部で接続するラングラウフコースを含めれば1周7.5 kmのクロスカントリーコースとなる。
サンライズゲレンデサンライズペアAB線中森ゲレンデと上の台方面のアクセスに使われるゲレンデ。斜面は全体的に片側へ偏っており、またゲレンデの幅が広く距離もあるため、初級者から上級者まで幅広く楽しめる。リフトの反対側のゲレンデは前半から中盤にかけて急勾配になっているため、中?上級者向けとなっている。
中森ゲレンデ中森第1トリプル中森第2リフトの中間駅に相当する当たりまでは緩?中斜面だが、中間駅より上は勾配がきつくなっており、中?上級者向けになっている。他のゲレンデから中森ゲレンデへ移動するには、サンライズゲレンデを経由して「かもしか大橋」を渡る、平坦な道筋しかない。
音楽が有線放送で流されている。
中森第2ペア
蔵王中央ロープウェイ
ダイヤモンドバレーダイヤモンド第1ペア当スキー場の中では比較的新しいコースで、スカイケーブル終点・中央高原駅の北側にある。緩斜面主体で行き止まりのコースであり、初級者も安心して滑走できる。また、北川斜面のため雪質が良いことが多い。
ダイヤモンド第2ペア
中央ゲレンデ中央第1ペアAB線北斜面で雪質が良い。400?500mの短い中?急斜面数本で構成されている。鳥兜山、三郎岳、五郎岳の尾根に囲まれ、全体的に扇形を描く斜面となっている。音楽が有線放送で流されている。
中央第2ペアAB線
パラダイスゲレンデパラダイスペアAB線距離は短いが急斜面が連続する上級者向けゲレンデ。
リフトで登れるコースでは最も標高が高いため雪質が良く、初心者コースと上級者コースのレベル差が大きい。リフトはAとBが並行して2線ある、レストランの客席が大きいなどの理由からか、何かと人気がある。1990年代にはリフト待ちが15分以上に並ぶことも多かった。
音楽が有線放送で流されている。
片貝トリプルパラダイスゲレンデから中央ゲレンデ上部へ接続するリフト。山麓へ向かう際に大平コースのスケーティングを回避することができる。
コタンゲレンデパラダイス第3ペアパラダイスゲレンデの北側に隣接するゲレンデ。緩?中斜面だが、強風が吹くことが多い。
ジャンプ台が設置されることが多い。音楽が有線放送で流されている。
菖蒲沼ゲレンデ菖蒲沼第1トリプル距離は短いが幅は広く、また斜度は緩く一定であるため初心者にも広く利用されている。
また、ユートピアゲレンデからの連絡コースが接続されている。

付近に宿泊施設が集まっているため、学生団体も多くみられる。
音楽が有線放送で流されている。
菖蒲沼第2ペア
連絡コースユートピア第2ペア
ユートピア第1ペアユートピアゲレンデ方面から菖蒲沼ゲレンデへ至るコース。
ユートピアゲレンデ樹氷原コースの中間部に位置し、蔵王ロープウェイの中間駅に隣接する。
百万人ゲレンデアストリア第3ペア最大幅200mで広く開放的な中?急斜面のコース。
横倉ゲレンデ蔵王ロープウェイ山麓線最上部には平均斜度30度(最大38度)の横倉の壁がある。壁以外のゲレンデは初?中級者向け。

かつてはナイター営業を行っていたが、2021年?2022年シーズン限りでナイター営業を終了した。
アストリア第2ペア
アストリア第1ペア
横倉第1ペアAB線
横倉第2ペア
黒姫ゲレンデ黒姫第1クワトロコース幅がかなり広く、長さもあるため開放的なゲレンデとなる。フード付きの4人乗り高速リフトが左右に2線架かり、延長1.7km、標高差420mの高速クルージング向けのゲレンデである。途中には上級者コースへの分岐もある。
黒姫第2クワトロ
大森ゲレンデ大森クワトロ当スキー場で一番標高の低い場所に位置し、黒姫と共にできた新しいゲレンデ。下部には大森のカベと呼ばれる急斜面があり、迂回コース以外は初級者には厳しい。斜面が山の南側に位置しているため、シーズンの終わりごろには雪が他の場所より早めに柔らかくなってしまう。ゲレンデ中には、山形県道53号山形永野線の横倉トンネルの上を跨ぐ箇所があり、宮城県のセントメリースキー場山形自動車道の上を跨いでいるのと同様のゲレンデ構成になっている。
ラングラウフコース総合グラウンド駐車場を発着点とする1周5 kmのクロスカントリーコースである。接続する唐松コース (竜山ゲレンデ) と含めると1周7.5 kmとなる。

山形蔵王温泉スキー場の代表的な上級コース

横倉のカベ(斜度38°)
横倉ゲレンデにある北側斜面で、不整地のため凹凸が激しく、アイスバーンも多い。オリンピック等でよくみられるコースよりも斜度、凹凸の高さともに厳しいため「滑走」するためには別の技術が必要となる。

大森のカベ(斜度32°)
大森ゲレンデ

涸沢のカベ(斜度25° スキー場マップでは「ザイラーコース」と記載)
パラダイスゲレンデのメインコース。標高が高いため積雪も多く、雪質も比較的良いことが多い。凹凸は少ないが、時期によってはアイスバーンが多くなる。コース下部では初心者コースと合流し、パラダイスリフト、コタンゲレンデ、大平コース方面それぞれの利用者が交差する上にパラダイスロッジもあるため接触事故に注意が必要。


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