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山形 浩生
生誕 (1964-03-13) 1964年3月13日(60歳)
日本・東京都
国籍 日本
出身校東京大学大学院工学系研究科・工学部
職業評論家、翻訳家
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山形 浩生(やまがた ひろお、1964年3月13日[1] - )は、日本の評論家、翻訳家。野村総合研究所研究員[2]。 1964年、東京都生まれ[2]。麻布中学校に入学し[2]、学校の帰りに橋本治の『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』を立ち読みして影響を受ける[3]。また、当時からSFや漫画にも興味があったという[3]。中学校3年生ごろから御茶ノ水の駿台予備校に通う合間に秋葉原へ行くなど、パソコン少年でもあった[3]。駿台には、秋山仁(数学科講師)と山本義隆(物理科講師)の講義を受けるために通っていたという[3]。 麻布高等学校卒業後、東京大学理科一類入学[2]。東京大学工学部都市工学科卒業。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程を経て、野村総合研究所研究員となる[2]。 東大在籍時にはSF研究会で活動。柳下毅一郎と共に、バロウズの詳細なファンジンである『バロウズ本』を制作し(北北西SF名義)、1988年のSFファンジン大賞の翻訳・紹介部門を受賞。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}これが話題となり、ペヨトル工房から、バロウズの翻訳を依頼される[要出典]。大学卒業後もバロウズの翻訳を多数手がけるだけでなく、鮎川信夫に一定の評価をするほかは従来のバロウズの翻訳を非難し、改訳を多数行っている。 その後、マサチューセッツ工科大学 (MIT) 大学院不動産センター修士課程を修了する[2][4]。MITの本屋で見つけた経済学者ポール・クルーグマンの著作に傾倒[5]、のちに翻訳を手がける[6]。以後クルーグマン以外の経済書の翻訳も手がけている。 野村総合研究所で開発コンサルタントとして勤務する傍ら評論活動を行っている。また先鋭的なSFや、前衛文学、経済書や環境問題に関する本の翻訳を多数手がけている。 2014年ヴェネチア建築ビエンナーレ日本館のエグゼキュティブアドバイザー。2018年から日本SF作家クラブ会員[7]。 訳書における「訳者解説」などでは、しばしば内容の解説を飛び越えて、著者の間違いの指摘や関連する論者の名指しでの批判を行っている。これに際し、SF評論家の小谷真理の著作をパートナー(小谷の実の夫)の巽孝之が代筆している(ほどそっくりである)と揶揄したため[8]、小谷から抗議を受け、謝罪したが小谷が高額の賠償金を求めて訴訟を起こし、フェミニズム問題として多くの証人を立てたため敗訴している[9]。また、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を批判した際には、抗議を受けてサイト上に謝罪文を掲載。『ハッカー宣言』の室井尚による書評と、それに関連して室井による反喫煙論批判を批判し、室井と共に小谷野敦からもコメントが来た[10]。 オープンソース、コピーレフトの活動に参加しており、また、自身の翻訳や著作の多くも、フリーで公開している。プロジェクト杉田玄白を主催している。 ポール・クルーグマンやトマ・ピケティを筆頭に経済書の翻訳を手掛け、経済に関する単著や経済学者との共著が複数ある。 消費税の増税に批判的である。2013年12月7日に日本銀行総裁の黒田東彦の講演[11]を見にいった際の伊藤隆敏がうるさすぎたと苦言を呈した上で、黒田には「消費増税のマイナス効果って甘く見過ぎてませんか?」「白井とかいうおばさんはさっさとクビにしたほうがいいんじゃないですか?」との質問をぶつけたかったとしている[12]。 ポストモダン哲学や現代思想などニューアカ的・文化左翼的なものを批判することが多い[13]。 『知の欺瞞』ローカル戦として浅田彰『構造と力』におけるメタファーとしてのクラインの壺モデルを間違いだと批判した[14]。この批判については、大阪大学のトポロジストである菊池和徳 環境政策への疑問を唱えることが多く[17]、地球温暖化に対してはジョージ・W・ブッシュ政権の京都議定書離脱を支持する。
略歴
言論活動
主張
経済学
ニューアカ・文化左翼批判
環境政策
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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