山崎駅
駅舎(2019年9月)
やまざき
Yamazaki
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山崎駅(やまざきえき)は、京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字西谷(こあざにしたに)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である[1]。駅番号はJR-A36。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。 駅舎は京都府内にあるが、敷地の一部は大阪府三島郡島本町山崎にあり、ホーム上に府境を示す看板がある。このため、島本町民の利用者も多い(島本町は郵便番号・市外局番ともに京都府扱いの番号となっている)。 1927年(昭和2年)に竣工した木造平屋建ての駅舎を有する[1]。 駅の大阪方の曲線(通称サントリーカーブ、サントリー山崎蒸溜所に隣接していることが由来)は鉄道写真の有名撮影地として知られたが、撮影目的での立ち入りが相次いだことから平成20年(2008年)にフェンスが設けられた[3][4]。 2008年3月15日に島本駅が開業するまで、隣接駅であった高槻駅までの駅間距離は7.5kmとJR京都線内では最長であった。函館本線に同じ表記の駅があるため乗車券面類には「(東)山崎」と表記される。 ホームに府境があるので、標識も設置されている。
概要
歴史
1876年(明治9年)8月9日:官設鉄道の向日町駅 - 高槻駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
1927年(昭和2年):現在の駅舎が竣工[1]。
1971年(昭和46年)10月1日:貨物の取り扱いが廃止。
1985年(昭和60年)3月14日:日中時間帯の快速列車停車により、内側線のホームが12両編成停車対応に増設される。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
1997年(平成9年)6月27日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
2002年(平成14年)7月29日:JR京都・神戸線運行管理システム導入[6]。
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。