山崎製パン
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「ヤマザキパン」はこの項目へ転送されています。フジテレビの番組「ヤマサキパン」については「ヤマサキパン」をご覧ください。
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山崎製パン株式会社
YAMAZAKI BAKING CO.,LTD.本社(ヤマザキ岩本町ビル)
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社
市場情報東証プライム 2212
1962年7月20日上場
略称山崎、ヤマザキ、ヤマザキパン、山パン
本社所在地 日本
101-8585
東京都千代田区岩本町三丁目10番1号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分45.1秒 東経139度46分34.5秒 / 北緯35.695861度 東経139.776250度 / 35.695861; 139.776250座標: 北緯35度41分45.1秒 東経139度46分34.5秒 / 北緯35.695861度 東経139.776250度 / 35.695861; 139.776250
設立1948年6月21日
業種食料品
法人番号4010001008806
事業内容パン菓子・米飯類等の製造・販売など
代表者

飯島延浩代表取締役社長)

飯島幹雄(代表取締役副社長)

資本金

110億1400万円
(2023年12月31日現在)[1]
発行済株式総数

2億2028万2860株
(2023年12月31日現在)[1]
売上高

連結: 1兆1755億6200万円

単独: 8216億3200万円
(2023年3月期)[1]
営業利益

連結: 419億6200万円

単独: 307億1000万円
(2023年3月期)[1]
経常利益

連結: 455億2600万円

単独: 352億9500万円
(2023年3月期)[1]
純利益

連結: 316億3100万円

単独: 229億8700万円
(2023年3月期)[1]
純資産

連結: 4461億3200万円

単独: 3234億5600万円
(2023年12月31日現在)[1]
総資産

連結: 8020億3500万円

単独: 5720億4000万円
(2023年12月31日現在)[1]
従業員数

連結: 32,725人

単独: 19,446人
(2023年12月31日現在)[1]
決算期12月31日
会計監査人ふじみ監査法人[1]
主要株主

飯島興産 9.11%

日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.72%

飯島藤十郎記念食品科学振興財団 6.06%

日清製粉グループ本社 5.37%

三菱商事 4.78%

日本カストディ銀行(信託口) 4.77%

丸紅 3.96%

明治安田生命保険 3.15%

三井住友銀行 1.91%

飯島延浩 1.77%

(2023年12月31日現在)[1]

主要子会社

不二家 54%

東ハト 95%

サンデリカ 100%

ヤマザキビスケット 80%

ヴィ・ド・フランス 100%

(2023年12月31日現在)[1]

関係する人物

飯島藤十郎(創業者、初代社長)

飯島一郎(2代社長)

飯島延浩(3代社長)

外部リンクwww.yamazakipan.co.jp
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山崎製パン株式会社(やまざきせいパン : YAMAZAKI BAKING CO.,LTD.)は、東京都千代田区岩本町に本社を置く日本製パン企業。製パン業界で日本国内最大であり、フジパングループ本社敷島製パンとともに製パン大手3社を構成する。世界ではメキシコに本拠を置き北米南米に展開するグルーポ・ビンボに次ぎ第2位の規模である。
概要

パンの国内シェアは約4割。企業スローガンは、『おいしさと品質で毎日を応援します。』。パン・和菓子洋菓子調理パン米飯ジャムデザートレトルト食品ビスケットクッキー米菓など幅広い製品を製造・販売する。「デイリーヤマザキ」「ニューヤマザキデイリーストア」のブランドでコンビニエンスストアも運営する。2016年にナビスコの商品「オレオ」「リッツ」との契約解消に伴い、ヤマザキナビスコ株式会社をヤマザキビスケット株式会社に改称し、後継商品「ルヴァン」「ノアール」を発売した。全国に自社工場や協力会社工場があり製品を販売している[注 1]。海外にも進出しており、2023年現在、タイマレーシアシンガポール中国(含む香港)、ベトナムインドネシアアメリカフランス台湾で商品展開をしている[2]子会社不二家東ハト、ヤマザキビスケット、サンデリカ、持分法適用会社日糧製パンB-Rサーティワンアイスクリームがある。

シンボルマークで社章でもある「太陽マーク」は、万物の太陽の源、明るい太陽のように食卓の光となる願いを込め、また自然への感謝と仕事への誇りの気持ちを込め、伸びゆく企業を象徴するということから、創業者の理念を具現化したものである。

惣菜パックの「もう一品」などを製造販売している株式会社ヤマザキとは、資本・業務提携を含め一切関係ない。
沿革
創業

1948年飯島藤十郎千葉県船橋市本町のマツマル製パンで修行し「山崎製パン所」を開設した。マツマル製パンは、現在の三菱UFJ銀行船橋支店の場所にあった。配給小麦の製パン加工委託をコッペパンから始め、後にロシアパンなど菓子パンも製造している。当時は食糧管理制度下で製パン業が厳しく統制され、創業者の飯島藤十郎は理事を務めていた東台農事実行組合でパン製造に関わっていたため「飯島」名義では許可が下りず、未亡人となっていた妹の嫁ぎ先の姓である「山崎」名義で許可を得た。商号が「山崎製パン」となったのはこの経緯による。
年表

1948年昭和23年)

3月 - 創業者飯島藤十郎により千葉県市川市に山崎製パン所を開業、パンの委託加工を開始した。

6月 - 山崎製パン株式会社を資本金百万円をもって千葉県市川市に設立。


1949年(昭和24年)8月 - 一般消費者向けの和菓子製造を開始。

1950年(昭和25年)8月 - 一般消費者向けの洋菓子製造を開始。

1955年(昭和30年)1月 - ナイロン包装のスライス食パンを商品化した。

1963年(昭和38年)9月 - 千葉製粉傘下の川口パンを買収し「山崎製パン千葉工場」に商号変更した[注 2][3][4]

1966年(昭和41年)

6月1日 - 山崎製パン大阪工場を設立して関西に進出[注 2][3][4]

6月 - シンボルマークの「太陽マーク」、シンボルキャラクターの「スージーちゃんマーク」を使用開始。

7月 - キャッチフレーズ「世界のパン・ヤマザキ」を使用開始。


1967年(昭和42年)

3月 - 名古屋工場[注 3]を稼働。東海地方に進出[5]

7月 - スーパーヤマザキ設立[5]


1968年(昭和43年)

4月 - 山崎製パン福岡工場を設立して九州地方に進出[5]

6月 - 秋田県の製パン会社であるたけや製パンと業務提携。東北に進出[6]


1970年(昭和45年)10月 - アメリカ合衆国ナビスコ社(現:モンデリーズ・インターナショナル)、ニチメン(現:双日)と合弁で菓子製造販売会社「ヤマザキナビスコ」を設立する。

1971年(昭和46年)4月 - 西日本近畿中国四国・九州)の製造・販売各社を株式会社関西ヤマザキに合併する。

1973年(昭和48年)11月 - 本社を東京都墨田区から千代田区岩本町3-2-4へ移転。「山崎製パン千葉工場」を吸収合併。

1977年(昭和52年)12月 - 直営コンビニエンスストア「サンエブリー」[注 4]を設立し、パン以外の多角的経営も行なう。

1983年(昭和58年)5月 - 「ヴィ・ド・フランス」としてベーカリーカフェ事業開始。フランスの製粉会社グラン・ムーラン・ド・パリ社と技術導入提携を行ない、山崎製パンの事業部としてスタート。

1986年(昭和61年)1月 - 株式会社関西ヤマザキを吸収合併[5]

2001年平成13年)7月 - ヴィ・ド・フランスを分社化し完全子会社とする。

2006年(平成18年)7月19日 - 経営再建中の東ハトの株式をユニゾン・キャピタルバンダイナムコホールディングスから取得し子会社化した[7][8]

2007年(平成19年)

2月5日 - 期限切れ原材料使用問題で生産停止している不二家の救済策として衛生管理などの業務支援を発表[9]

4月11日 - 不二家と資本提携して持分法適用会社(35%出資)とする。


2008年(平成20年)11月27日 - 不二家を連結子会社化。


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