山岡 洋一(やまおか よういち、1949年3月5日 - 2011年8月20日[1])は、日本の翻訳家。
青山学院大学文学部英米文学科の兼任講師も勤めた。 経済、経営、金融を中心とする社会科学分野全般の翻訳に携わるほか、J.S.ミル『自由論』やアダム・スミス『国富論』等、古典の新訳もおこなった。翻訳をテーマとしたオンライン・ジャーナル ⇒『翻訳通信』を主宰していた。 2011年8月20日、心筋梗塞のため横浜市の病院で死去。62歳没[1]。
略歴
著書
『翻訳とは何か - 職業としての翻訳』(日外アソシエーツ) 2001
『英単語のあぶない常識 - 翻訳名人は訳語をこう決める』(ちくま新書) 2002
編著
『ビジネスマンのための経済・金融英和実用辞典』(日経BP社) 1996
訳書
『アメリカ金融・景気指標の読み方 投資家のための手引書』(レイシー・H・ハント、東洋経済新報社) 1988
『相場の波で儲ける法 大マネー・ゲーム時代の成功術』(マーク・ファーバー、東洋経済新報社) 1989
『エリック・ザ・バイキング』(テリー・ジョーンズ、日本放送出版協会) 1990
『海に消えた怪物 メディア王マクスウェルは現代史の黒幕たらんとしたのか』(トム・バウアー、文藝春秋) 1992
『サムソン・オプション』(セイモア・ハーシュ 、文藝春秋) 1992
『エリツィンの選択』(ヴラジーミル・ソロヴィヨフ, エレーナ・クレピコヴァ、文藝春秋) 1992
『デス・オブ・マネー』(ジョエル・クルツマン、講談社) 1993
『闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達』(パスカル・ザカリー、日経BP出版センター) 1994
『新生日本の条件』(エドワード・リンカーン、講談社) 1994
『東アジア巨大市場 - 日本は「脱米入亜」に舵を取れ』(ジェームズ・アベグレン、阪急コミュニケーションズ) 1994
『大統領執務室 裸のクリントン政権』(ボブ・ウッドワード、仁平和夫
『見えざる富の帝国』(ケネス・S・カーティス、講談社) 1994
『IFR国際金融用語辞典』(ビジネス教育出版社) 1995
『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』(ロナルド・タカキ、草思社) 1995
『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』(ジム・コリンズ, ジェリー・ポラス、日経BP社) 1995
『カンパニーマンの終焉』(アンソニー・サンプソン、TBSブリタニカ) 1995
『地域国家論 新しい繁栄を求めて』(大前研一、仁平和夫共訳、講談社) 1995
『マイクロソフト シークレット - 勝ち続ける驚異の経営』(マイケル・クスマノ