山口 和彦(やまぐち かずひこ、1951年12月15日[1] - 2011年6月12日)は、日本の政治家。千葉県勝浦市長(1期)。 現在の千葉県勝浦市出身[2]。玉川大学文学部卒[2]。35年間の中学校の教員や校長生活を経て[3]、2011年2月の勝浦市長選挙に立候補し、元市議ら3人を破って初当選する[3]。市長就任直前の3月11日に東日本大震災が発生した。勝浦市の被害は殆どなかったという[2]。市長就任後のインタビューで駐車場不足を解消し、観光客を呼び起こしや、保育所の土日開所に医療費無料化の中学3年生までの延長などに意欲を見せたが[2]、4月中旬から咳が止まらないことなどから5月7日に入院し9日から公務から離れ、市は重症肺炎だと発表しており、6月3日に副市長の猿田寿男を職務代理者に置いていたが同月11日夜に容態が急変、当選から僅か約4月か月後となる翌12日午前4時50分頃に肺大細胞癌のため鴨川市の病院で死去、59歳[4][5][6][7]。 死没日をもって瑞宝双光章追贈、正七位に叙される[8]。 [脚注の使い方]
来歴
親族
父、山口吉暉 - 勝浦市長
親類、森英介 - 衆議院議員[7]
脚注
^ 『現代物故者事典 2009?2011』639頁。
^ a b c d ⇒DEBUT 首長 千葉県勝浦市長 山口和彦氏 日経グローカル No.171 2011. 5.22022年4月20日閲覧。
^ a b 勝浦市長に山口氏初当選 「父の仕事やり遂げる」|千葉日報オンライン 2011年2月15日
^ “勝浦市の山口和彦市長が死去”
表
話
編
歴
千葉県勝浦市長
富田好三1958.10-1959.3
吉野貴1959.3-1967.3
山口吉暉1967.3-1999.3
藤平輝夫1999.3-2011.3
山口和彦2011.3-2011.6
猿田寿男2011.7-2019.7
土屋元2019.7-2022.7
照川由美子2022.8-
更新日時:2022年6月1日(水)15:55
取得日時:2022/09/27 21:54