この項目では、大成建設の人物について説明しています。その他の用法については「山内隆司 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
山内 隆司(やまうち たかし、1946年6月12日[1] - )は、大成建設の名誉顧問。代表取締役会長(2015年4月から2023年3月)[2]等を歴任。 岡山県邑久町(現瀬戸内市)出身。大阪府立天王寺高等学校から、東京大学工学部建築学科[3] に進学し、内田祥哉研究室に在籍した[4][注 1]。1969年5月[6] に卒業し[7]、同年6月に大成建設株式会社に入社[1]。 ヒルトン東京、そごう川口店、センシティタワーなどを手掛け、1999年6月に執行役員関東支店長となる。2002年4月常務役員建築本部長、2005年6月取締役専務役員建築本部長、2006年4月取締役専務役員社長室長などを経て、2007年4月代表取締役社長に就任(前任は葉山莞児[8])[1]。 2015年4月、村田誉之の社長就任にともない、代表取締役会長となった[2]。 2023年4月、取締役名誉顧問を経て[9]、同年6月、名誉顧問に就任[10]。 過去(2009年3月期連結決算)の最終赤字経験を通じて、健全・堅実な経営の必要性を社内全体で痛感したといい、「今後も(受注高や売上高ではなく)利益をしっかりと上げることに力点を置く」と、2015年1月に語った[11]。また、海外での受注を増やすことや[3]、国立競技場建設[12] における外国人労働者の積極的導入の検討[13][14] など、グローバルな展開も視野に入れている。 2020年現在 出典^ a b c ⇒大成建設 山内隆司の 世界の風に吹かれて(最終回) 地震に負けない国づくりを目指して - 週刊ホテルレストラン 2012年2月24日号掲載
来歴
役職
公益社団法人ロングライフビル推進協会 会長
一般社団法人日本建設業連合会[注 2] 会長(代表理事[16])
一般社団法人日本経済団体連合会 副会長・理事
東京商工会議所特別顧問、建設・不動産部会長
テクノオーシャン・ネットワーク 会長[17]
脚注
^ a b ⇒大成建設、村田取締役が社長に昇格・山内社長は会長に - MarketNewsline、2015年1月23日
^ a b 東大卒大手ゼネコン3社長 特別座談会 ?建築の再生へ向けて?
^ ⇒鹿島と大成建設、トップ交代に残された宿題(2/2) - 東洋経済オンライン、2015年02月26日
^ ⇒2009年11月06日(金) - 難波和彦+界工作舎
^ ⇒代表取締役の異動(社長交代)に関するお知らせ 略歴 - 大成建設、2015年1月23日
^ No.095 2011.07.19
^ ⇒【経済インサイド】大林・鹿島・大成・清水「スーパーゼネコン社長交代ドミノ」幕開け…3社長が東大建築の“同窓”、濃密人脈で微妙な緊張関係 - 産経ニュース、2015年3月12日
^ (人事・住建・不動産)大成建設
^ 人事、大成建設
注釈^ 建築学科の同級生には、難波和彦や松波秀明がいる[5]。
^ 合併して発足する前の建築業協会(BCS)では、会長を務めていた[15]。