山元トレーニングセンター(やまもとトレーニングセンター)は、宮城県亘理郡山元町坂元字一ツ橋にある社台グループ傘下の競走馬のトレーニングセンターである。主に競走馬の育成、休養を行っている。略称は山元トレセン。目次 1992年(平成4年)開設。 2000年(平成12年)2月11日に漏電による火災が発生し、エガオヲミセテら22頭が焼死する惨事となった。 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震、及び同地震による津波により被災。敷地全体がやや高台にあるため津波の影響は免れ在厩馬も全頭無事だったが、周辺の道路が寸断されたほか停電・断水も発生したため、JRAのトレセンや牧場との間での競走馬の輸送が行えないなど、業務に大きく支障が出た[1][2]。このため在厩馬やスタッフは一時ノーザンファーム(本場及び信楽分場)などに避難したが、施設に大きな損傷がなかったことから、周辺道路の復旧に伴い同年6月から本格的に業務を再開した。 なお同年9月にノーザンファームが福島県天栄村の天栄ホースパーク(買収後に「ノーザンファーム天栄」と名称変更)を買収したことに伴い、ノーザンファーム所属馬は同年10月13日までに全馬ノーザンファーム天栄に移動した。以後山元トレセンは社台ファーム所属馬のみが利用する形になっている。 デュランダル、テレグノシス、ザッツザプレンティ、ネオユニヴァース、ブランディス、アドマイヤドン、アドマイヤグルーヴ、デルタブルース、タイムパラドックス、イングランディーレ、ダンスインザムード、コイウタ、ダイワメジャー、ダイワスカーレットなど [脚注の使い方] 座標: 北緯37度54分11.6秒 東経140度54分16.6秒 / 北緯37.903222度 東経140.904611度 / 37.903222; 140.904611
1 歴史
2 主な施設
3 主な育成馬
4 脚注
5 外部リンク
歴史
主な施設
厩舎(8棟、約270頭が収容可能)
屋外750mニューポリトラック坂路コース(最大勾配10%)
屋外1100mポリトラック周回コース
アエロホース(ウォータートレッドミル)1基
ウォーキングマシーン14基(屋根付き)
練習用ゲート(2基)
逍遥馬道800m
角馬場(22×44m、ダート)
主な育成馬
脚注
^ ⇒トーセンラー、皐月賞ピンチ!?輸送できない栗東帰厩延期 - スポーツ報知・2011年3月12日
^ ⇒山元トレセン、電気ストップ - 日刊スポーツ・2011年3月12日
外部リンク
⇒山元トレーニングセンター
表
話
編
歴
社台グループ
社台ファーム
人物
吉田照哉(代表) - 吉田千津(代表夫人) - 吉田哲哉(副代表)
施設
日高社台ファーム - 社台ブルーグラスファーム - 山元トレーニングセンター - グリーンウッド・トレーニング
クラブ法人
人物
吉田勝己(代表) - 吉田和美(代表夫人) - 吉田俊介(副代表) - 中島文彦 - 木實谷雄太 - 松本康宏 - 米本昌史