山中渓駅
新駅舎(2023年3月)
やまなかだに
Yamanakadani
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山中渓駅(やまなかだにえき)は、大阪府阪南市山中渓にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R50。阪和線の駅では大阪府の最南端に位置している。
和歌山県との府県境となる和泉山脈の雄ノ山峠を越えることもあり、南隣の紀伊駅と当駅の駅間距離は阪和線では最も長い8.1kmとなっている。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。有効長は6両編成分。ホーム間は屋根なし跨線橋で結ばれる。 和泉砂川駅が管理している無人駅である。簡易型自動改札機が設置されており、ICOCAを利用することができる[8]。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}なお、大阪府内におけるJRの無人駅は山中渓駅と長滝駅の2駅である。[要出典]新駅舎が2022年4月27日から使用されており、[9]トイレは改札外に設置されている。 のりば路線方向行先 大阪府内のJRの駅で最も乗客数が少なく、「大阪府統計年鑑[11]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。 年度1日平均
歴史旧駅舎(2018年12月)
1930年(昭和5年)6月16日:阪和電気鉄道の和泉府中駅 - 阪和東和歌山駅(現在の和歌山駅)間延伸により開業[1]。
1940年(昭和15年)12月1日:阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる[2]。
1944年(昭和19年)5月1日:戦時買収により国有化され、運輸通信省(国鉄)阪和線の駅となる[2]。
1961年(昭和36年)10月1日:貨物の取り扱いが廃止[1]。
1972年(昭和47年)4月1日:荷物扱い廃止[1]。
1985年(昭和60年)3月14日:無人駅化[3](簡易委託化)[4]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
1993年(平成5年)7月1日:阪和線運行管理システム(初代)導入。
1998年(平成10年)6月25日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6]。
2007年(平成19年)4月1日:簡易委託解除により、完全に無人駅となる。
2013年(平成25年)9月28日:阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入。
2022年(令和4年)4月27日:新駅舎の供用開始[7]。
駅構造
のりば
1 阪和線上り日根野・天王寺・関西空港方面[10]
2下り紀伊・和歌山方面[10]
旧駅舎の改札口(2020年6月)
ホーム(2006年4月)
利用状況
乗車人員
1997年275
1998年268
1999年260
2000年251
2001年251
2002年233
2003年229
2004年199
2005年197
2006年188
2007年184
2008年174
2009年176
2010年190
2011年198
2012年190
2013年189
2014年181
2015年186
2016年192
2017年196
2018年177
2019年179
2020年141
2021年133
駅周辺
中山王子跡
山中神社 - 境内に馬目王子の由来と石碑がある。
地福寺
雄ノ山峠
境橋(日本最後の仇討場跡) - 和歌山市との県境。石碑が建っている。
旧山中宿本陣跡 - 阪南市立朝日小学校旧山中分校近く。現在は民家になっている。
旧山中関所跡 - 南北朝時代に橋本正高
旧田中家住宅(庄屋屋敷) - 山中神社近く。現在も田中家の子孫の住居となっている。
わんぱく王国
山中渓の約1000本の桜(下車徒歩1分)
山中渓温泉 - 宿泊・入浴施設は全て廃業している。