兵庫県立尼崎の森中央緑地
大芝生広場
分類都市公園(総合公園)
所在地 日本兵庫県尼崎市扇町33-4
座標北緯34度41分43.1秒 東経135度23分0.7秒 / 北緯34.695306度 東経135.383528度 / 34.695306; 135.383528
兵庫県立尼崎の森中央緑地(ひょうごけんりつ あまがさきのもり ちゅうおうりょくち)は、兵庫県尼崎市臨海部にある県立の都市公園。尼崎21世紀の森構想の中心拠点として、開園後も数十年の長期に渡り拡張整備が進められる計画である。
目次
1 沿革
1.1 年表
2 計画
2.1 施設エリアと植生ゾーン
3 施設
3.1 所在地
3.2 尼崎スポーツの森
3.3 パークセンター
3.4 大芝生広場
3.5 萱葺き民家
4 植生
4.1 はじまりの森ゾーン
4.2 落葉広葉樹林・草原ゾーン
4.3 照葉樹林ゾーン
4.4 海浜ゾーン
5 育苗と植栽
5.1 目標とする多様性
5.2 スケジュール
6 交通
7 脚注
7.1 出典
8 関連項目
9 外部リンク
沿革 2006年の中央緑地全景 用地内を横断する阪神高速湾岸線の北方に、開設間もない「尼崎スポーツの森」が見える。東隣の空地は建設前のパナソニックプラズマディスプレイ第5工場予定地。 国土地理院 ⇒地図・空中写真閲覧サービスを基に作成 はじまりの森
当地には、かつて神戸製鋼所、関西熱化学、同和精鉱の工場群があったが、産業構造の変化や阪神・淡路大震災の被害等に伴い閉鎖を余儀なくされ、この地域の都市再生が緊急かつ重要な課題となった。
そこで、これら工場跡地と周辺地域を兵庫県が進めてきた「尼崎21世紀の森構想」の先行地区に位置付け、県の都市公園事業および港湾環境整備事業として進められることになる[1]。
2006年(平成18年)5月、計画予定地(29.1ha)の北側6.6haに運動施設「尼崎スポーツの森」と一部の緑地「はじまりの森」が開園した。残る南側22.5haは、生物多様性を最大限に尊重した緑地公園として整備を進めている。
年表
2003年(平成15年)2月 - 兵庫県が「尼崎の森中央緑地基本計画策定委員会」を設置[3]
2004年(平成16年)1月 - 委員会が「尼崎の森中央緑地基本計画」を策定
2005年(平成17年)
兵庫県が森づくりのための市民向け勉強会「アマフォレストの会」を発足[4]
「尼崎の森中央緑地植栽計画検討会」を設置[5]
2006年(平成18年)
5月31日 - 中央緑地(はじまりの森、尼崎スポーツの森)が供用開始[2][6]