少女☆歌劇_レヴュースタァライト
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この項目では、作品全体、およびメディアミックスプロジェクトについて説明しています。テレビアニメについては「少女☆歌劇 レヴュースタァライト (アニメ)」をご覧ください。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト


ジャンル音楽バトルロイヤル青春
漫画:舞台 レヴュースタァライト
-The LIVE-SHOW MUST GO ON
原作・原案などブシロードネルケプランニング
キネマシトラス
作画綾杉つばき
出版社ブシロードメディア
掲載誌月刊ブシロード
レーベルブシロードメディア
発表号2018年2月号 - 2019年1月号
巻数全2巻
漫画:舞台 レヴュースタァライト
-The LIVE-#2 Transition
原作・原案などブシロード、ネルケプランニング
キネマシトラス
作画綾杉つばき
出版社ブシロードメディア
掲載誌月刊ブシロード
レーベルブシロードメディア
発表号2019年2月号 - 12月号
巻数全2巻
漫画:舞台 レヴュースタァライト
-The LIVE 青嵐- BLUE GLITTER
原作・原案などブシロード、ネルケプランニング
キネマシトラス
作画綾杉つばき
出版社ブシロードメディア
掲載誌月刊ブシロード
レーベルブシロードメディア
発表号2021年5月号 - 2022年5月号
巻数全2巻
漫画:少女☆歌劇 レヴュースタァライト
再会Eyes?74th
原作・原案などブシロード、ネルケプランニング
キネマシトラス
作画綾杉つばき
出版社ブシロードメディア
掲載サイトコミックブシロードWEB
発表期間2021年9月10日 - 12月10日
巻数全1巻
漫画:よんこま すたぁらいと
原作・原案などブシロード、ネルケプランニング
キネマシトラス
作画巻々廻
出版社ブシロードメディア
掲載誌月刊ブシロード
発表号2018年2月号 - 2021年5月号
巻数全3巻
ゲーム:少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-
ゲームジャンルレヴュー&アドベンチャーRPG
対応機種iOS / Android
開発・発売元エイチーム(開発・制作・配信)
TBS(監修・制作)
ブシロード(監修・制作)
メディアダウンロード
稼動時期Android:2018年10月21日 -
iOS:2018年10月28日 -
キャラクターボイスあり
アニメ:少女☆寸劇 オールスタァライト
原作ブシロード、ネルケプランニング
キネマシトラス
シリーズディレクター山元隼一(アニメーション)
脚本堀雅人
キャラクターデザイン齊田博之、エイチーム
高橋千尋(SD)
音楽PandaBoy、藤澤慶昌加藤達也
アニメーション制作kinema citrus、IMAGICA Lab.
製作レヴュースタァライト製作委員会
エイチーム
配信サイトゲームアプリ内
配信期間2019年7月5日 - 12月27日
話数全26話
ゲーム:少女☆歌劇 レヴュースタァライト
舞台奏像劇 遙かなるエルドラド
ゲームジャンルビジュアルノベル
対応機種Nintendo Switch / Steam
開発元フロントウイング
発売元ブシロードゲームズ
シナリオ樋口達人(脚本)
発売日2024年8月8日
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメゲーム
ポータル舞台芸術漫画アニメゲーム

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』(しょうじょかげき レヴュースタァライト)は、ブシロードネルケプランニングによるメディアミックス作品。略称は『スタァライト』。
概要

「ミュージカル」と「アニメ」が相互にリンクし合い、展開していく新感覚ライブエンターテインメントと銘打って、2017年4月30日に発表された[1]。本作の企画を立ち上げた木谷高明によると、本作はミュージカルが原作となり、またミュージカルの主要キャストがそのままアニメ版等での声優を担当するという形式を取っており、漫画やアニメ、ゲームを原作とし、基本的にアニメ版等での担当声優以外の舞台系俳優によって演じられる2.5次元ミュージカルとは異なっている[2][3][4][注 1]。主要キャスト9名(スタァライト九九組)は、プロジェクト開始時点で、全員元々舞台・ミュージカル俳優としての経験が少なからずあった一方で、うち数名はそれまで声優経験が一切無く、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}このことからミュージカルに軸足を置いてキャスティングをしたことが分かる[要出典]。

メディアミックス展開としては、ミュージカルに先行する形で2017年6月よりWeb連載を開始、同年9月よりミュージカルが公演され[1]、2018年にコミカライズ、同年7月よりテレビアニメが放送開始[6]。同年10月よりスマートフォンのiOS・Android用ゲームアプリ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』が配信開始[7]

関連番組として、2017年8月11日よりインターネット番組『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 聖翔音楽学園 放送局』、2018年4月9日よりラジオ『少女☆歌劇 ラジオスタァライト』が放送中。2018年3月31日にはTOKYO MXにて特別番組『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ?素顔の舞台少女たち?』が放送され、同番組は『舞台 少女☆歌劇 レヴュースタァライト -THE LIVE- SHOW MUST GO ON』ゲーマーズ限定版コミックス第1巻付属DVDに収録された[8][9]

また、メインキャスト9名によるユニット「スタァライト九九組」として音楽活動を行っている。
企画の始まり

ブシロードは、永らく2.5次元ミュージカルを展開しているネルケプランニングとタッグを組み、2016年にブシロード自社コンテンツ「カードファイト!! ヴァンガード」を『舞台「カードファイト!! ヴァンガード」?バーチャル・ステージ?』として上演した。そんな中、ブシロード代表の木谷高明が、2.5次元ミュージカル出演俳優の声とアニメ版出演声優の声の違いに違和感を感じ、ネルケプランニング代表の松田誠に「2.5次元ミュージカルの逆をやろう」「舞台役者と声優を完全一致させることで、これまでと全く違うものを作ろう」と提案し、プロジェクトがスタートした。また、演劇観覧が少ないとされる男性客を取り込む狙いもある[10]

キャスティングは、2016年に一般公募オーデイションの形で選考された[11]。ただし、少なくとも準主役である神楽ひかり役の三森すずこは木谷からの事前指名である。ブシロードグループの響に所属し、舞台俳優と声優両方の経歴を合わせ持つ三森をプロジェクトの中心に立たせることで、観客を誘導するアイコンの役割を担わせている[10]。また、三森はメインキャストの中で最年長のため、座長の愛城華恋役小山百代を下支えし、(特に初期は)メンバーを統率する役割も担っていた。
あらすじ

国内有数の演劇学校、聖翔音楽学園。この学園では1学年に1つ演目が割り振られ、学校行事である『聖翔祭』にて3年間上演することでその演目を洗練させていくという伝統があった。2017年度入学の99期生の演目は戯曲:『スタァライト(原題:THE STARLIGHT GATHERER)』。

そして2018年春、早速2度目の聖翔祭に向けて準備を始めていた99期生に突如転校生が加わる。彼女の名は神楽ひかり。主人公・愛城華恋の幼馴染であり、12年ぶりにイギリスからの帰国を果たした彼女の登場は、華恋ら99期生の心に少なからず波紋を起こす。

そんな中、夕方に寮を抜け出したひかりを不思議に思った華恋が後を追うと、辿り着いたのは聖翔音楽学園。そこで見つけたのは見覚えのないエレベーター。その行き先は謎の「地下劇場」。そこでは選ばれた舞台少女達が各々の覚悟を胸に「レヴューオーディション」に参加し、壮絶な決闘を繰り広げていた。
用語
聖翔音楽学園
未来の演劇界を担う才能を育成するために創られた、100年の歴史を持つ由緒正しい女学園。舞台俳優に必要な表現力を育む「俳優育成科」(A組)と、舞台の裏方を学ぶ「舞台創造科」(B組)に分かれる。倍率は50倍以上。
シークフェルト音楽学園
究極の舞台俳優育成をスローガンに世界規模で人材を集めている、名門の中高一貫音楽学院。ステラの祖母であるヴィクトリア・シークフェルトが理事長を務めている。創立60年の歴史を持ち、ドイツ演劇の流れを汲む舞台で聖翔音楽学園と凛明館女学校がトップに君臨していた演劇界に新風を巻き起こした。レッスンは厳しく、脱落する生徒も少なくない。毎年12月には歌劇『エリュシオン』の公演がある。その歌劇を演じる学院を代表する5人の生徒には『エーデル(気高き君)』の称号が贈られ、生徒会の運営も担当している。その体制はしばしば王国に例えられ、えりすぐりの優秀な生徒を他全員で輝かせ、選ばれた者はその責務として民のために尽くすという方針をとる。中等部は未来のエーデル候補『ロー・エーデルシュタイン』を育成する目的で設立され、1学年1クラス30人のみの少人数制を取っており、生徒は全員寄宿舎で生活している。
凛明館女学校
大和撫子の育成と活躍を志して創立され、聖翔と並ぶ伝統ある女学校。茶道、華道、書道、日本舞踊といった日本伝統芸能分野の教育を得意とし、扱う演目も日本の伝統を感じられるようなものを好む傾向がある。校訓は「強く・優しく・麗しく」。近年は校舎や設備も古くなっていて生徒数の減少が続いており、学科の統廃合が進められ演劇科は廃科の危機にあり、後に廃科は決定されたが、演劇同好会として今後も活動できるようになった。「桐花荘」という学生寮があり、文を除く4人の生徒はここで生活している。
フロンティア芸術学校
芸能分野における学生の才能開拓をモットーに設立された新設校。舞台表現コース以外にも、油彩、映像音響、写真、陶芸などのさまざまなコースがある。創立から日が浅いため、派手なイベントを開いたり最新技術を導入したりして生徒を確保しようとしている。校風も自由、開放的で、ジムやBBQ場といった学内設備も充実している。劇の演目もカウボーイや海賊など、のびのびと演じられるものを好む傾向がある。その反面、遊び半分で真剣味が足りない生徒が多いなどといったネガティブな評価も世間から受けている。
青嵐総合芸術院
創立30年ほどの学校で、聖翔と比べて歴史は浅いが、全国高校演劇選手権で優勝候補とされるなど高い実力を持つ。役者を育てる俳優育成科と裏方を育てる舞台創造科に分かれてそれぞれの道に特化した教育が行われる聖翔に対し、青嵐総合芸術院舞台学科ステージ専攻は役者と裏方が専攻として分かれることなく、全員がすべてのセクションを総合的に学ぶという特色を持つ。
スタァライト
古くより愛されている戯曲で、ミュージカルとして世界中で何度も上演されている名作。運命で結ばれた二人の少女・フローラとクレール、そして「塔」を守る6人の女神達が織りなす、美しくも哀しい物語。
舞台少女
舞台に魅了され、舞台に生かされている少女たちのこと。舞台に立つ度に新たな自分に生まれ変わり、未完成の情熱を燃やして「スタァ」を目指す。
ポジションゼロ
舞台のセンターポジションのこと。主役だけが立つことを許された、スポットライトの中心。
キラめき
舞台少女たちが持つ舞台への情熱・意欲『スタリラ』では、「クライマックスACT」(必殺技)に必要なゲージとして数値化されており、MAXまで貯まることでクライマックスACT発動が可能となる。クライマックスACT発動中は2ターン続き、発動させていない舞台少女もステータスが上がるなどの特性が舞台少女毎に付けられている。更に2ターンの内に2人以上の舞台少女がクライマックスACTを発動させた場合は、ターン終了後に「みんなのキラめきをひとつに」を合言葉にクライマックスACTを行った舞台少女たちによる「フィニッシュACT」で追攻撃ができる。
レヴュー
選ばれた舞台少女だけが参加できる「オーディション」において行われる秘密の公演。最も強いキラめきを見せた舞台少女には、「トップスタァ」への道が開かれるという。「歌って、踊って、奪い合いましょう!」という謳い文句があり、意味するところは『敗者はキラめきを奪い取られる』ということであるが、参加者へは説明されていない。一方で、キラめきを再び得ることを(真の)目的として、レヴューが行われている場合もあり、この場合は、相手と競い合いながら、思いの丈をぶつけ合いながら、自分の以前のキラめきを思い出して再会得している。『スタリラ』では、舞台・アニメ版のような舞台少女同士の戦闘はストーリー上のみか他プレイヤーとの通信対戦「VSレヴュー」などに限られており、基本的にはプレイヤーが舞台少女をキャラクターとして操作してレヴューでバトルする相手は「コロス」という謎の生物であり、舞台少女が相手のように見える時もあるがそれはコロスが化けている偽物という扱いになっている(本物と比べ、影がかかって黒っぽくなっており、これは舞台#3で再現されている)。
アタシ再生産
キラめきを再び得て、改めて舞台少女として“生き返る”こと。劇場版のとあるシーンでは、本当に死んでしまったある登場人物が、2つの意味で生き返った時に発動している。『スタリラ』では、“情熱”というアイテムを一定数集め、これを行うことでレベル・絆レベルの限界値を突破させることができる(3周年で搭載された新機能)。
トップスタァ
オーディションで優勝し、勝者の証である星のティアラを手に入れた、運命の舞台に立つ者。無限のキラめきを放ち、すべての才能を開花させ、時を超えて輝き続ける永遠の主役。自身が望むどんな舞台にも立つことができる。
登場人物

声はアニメ版の声優、演はミュージカル版の俳優
愛城 華恋(あいじょう かれん)
声・演 -
小山百代イメージカラー:レッド本作の主人公。聖翔音楽学園第99期生2年A組→3年A組出席番号1番。いつも前向きで明るい性格。寝起きが非常に悪く、ルームメイトのまひるに起こしてもらっていた。熟語の言い間違いが多く、英語も苦手で中学生レベルの単語すら怪しい。幼馴染のひかりの転入以後、「共にスタァを目指す」という約束を思い出し、自分で早起きして授業やレッスンにも人が変わったように熱心に取り組むようになる。ひかり転入以前のループでのレヴューオーディションでは常に最下位だったため、ひかりが加わって開始された本編時間軸のオーディションでは参加者から外されていた。しかし偶然ひかりと純那のレヴューを目撃して飛び入ったことでキリンに参加者として認められ、数々の対戦を経て急成長する。オーディション7日目終了時点でクロディーヌと同率の3位に入り、上位4人のタッグマッチ形式となった最終節ではひかりとペアを組んで真矢・クロディーヌのペアに勝利した。使用武器はサーベル"Possibility of Puberty(思春期の可能性)"。
神楽 ひかり(かぐら ひかり)
声・演 -
三森すずこイメージカラー:ブルー聖翔音楽学園第99期生2年A組→3年A組出席番号29番。華恋の幼馴染。世界最高峰とされるイギリスの名門・王立演劇学院からの転入生。実力は確かなものでレッスン中はきりっとした態度を崩さないが、私生活はだらしなく部屋が非常に散らかっている。ミスターホワイトというシロクマのキャラクターが大のお気に入りで大小様々なグッズを所有している。プリンなどのプルプルした食べ物が苦手。左利き。当初は後述の経緯から華恋のオーディション参加を妨害しようとしていたが、彼女の言葉に動かされ二人でのオーディション優勝を目指すようになる。7日目終了時点で2位に入り、最終節では華恋と組んで真矢・クロディーヌのペアを破った。実は王立演劇学院でも行われていたレヴューオーディションの参加者であり、そこで敗れたために舞台への情熱=「キラめき」を奪われ、それを取り戻すために聖翔に転入していたことがアニメ8話にて判明する。華恋の参加を認めなかったのは敗者に対するペナルティの存在を知っていたためであった。使用武器はワイヤー付きの短剣"Caliculus Bright(つぼみの輝き)"。新体操のような動きでアクロバティックな戦闘を展開する。アニメ8話において「キラめきの再生産」を行った際に形状がより攻撃的に変化し、名称も"Blossom Bright"となった。
天堂 真矢(てんどう まや)
声・演 -
富田麻帆イメージカラー:グレー(ホワイト)聖翔音楽学園第99期生2年A組→3年A組出席番号18番。第99期生首席。両親ともに高名なスタァ(父が舞台俳優で母がプリマドンナ)のサラブレッド。日々精進を怠らず、エリート揃いの聖翔においても他を圧倒する実力を誇る。「This is 〇〇」という口癖がある。ななの作るバウムクーヘンやまひるの実家から寮に届く芋が好物という年相応な一面も。レヴューの舞台装置には鳥のモチーフが頻繁に用いられる。アニメ10話にてフランス語も話せることが判明した。アニメ3話にて華恋と対戦し、寄せ付けずに勝利する。その後も首位の座を譲らず、最終節のタッグマッチにクロディーヌとのペアで臨むが、華恋・ひかりのペアに逆転負けを喫した。使用武器はレイピア"Odette the Mavericks(孤高のオデット)"。Odetteは「白鳥の湖」のヒロイン。しばしばMarvericksと書かれるがスペルミスである。
星見 純那(ほしみ じゅんな)
声・演 -
佐藤日向イメージカラー:ライトブルー聖翔音楽学園第99期生2年A組→3年A組出席番号25番。学級委員長。進級後には第99代生徒会長を務める。博識な読書家で、たびたび偉人の言葉を会話に引用する。オーディション参加者の中では演劇の経験が少なく、朝一番での自主練など人一倍の努力でその差を埋めようとしている。レヴューオーディション開幕節にてひかりと対戦し追い詰めるが、突如乱入してきた華恋に敗北。以後華恋に敵愾心を燃やしていたが、2節での再戦を経て和解し、互いに名前で呼び合うようになる。使用武器は洋弓"翡翠弓"。曲射、跳弾、ステージギミックによる目くらましなどを駆使するクレバーな戦法をとる。矢は腰のあたりに隠れている矢筒から湧く。
露崎 まひる(つゆざき まひる)
声・演 -
岩田陽葵イメージカラー:ライトグリーン聖翔音楽学園第99期生2年A組→3年A組出席番号17番。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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