小野薬品工業株式会社
ONO PHARMACEUTICAL CO., LTD.
小野薬品工業本社
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社
市場情報東証1部 4528
小野薬品工業株式会社(おのやくひんこうぎょう、英文:ONO PHARMACEUTICAL CO., LTD.)は、大阪府大阪市中央区に本社を置く日本の製薬会社である。目次
1 会社概要
2 沿革
3 スポンサー活動
4 薬害
5 販売している製品
6 関連項目
7 脚注
8 外部リンク
会社概要
主に医家向けの医薬品を専業とする。
独自の創薬事業による開発・販売を一貫して行うことで、非常に高い利益率を誇る。
かつてはビタミン剤「エフビタン」、胃腸薬「タフマック」(現在は医療用医薬品)、滋養剤「リキホルモ」、コレステロール除去薬「アテロ」、子供向けの薬「ピノキオ」等の一般用医薬品を展開していたが、現在はすでに撤退している。
沿革
1717年(享保2年) 初代小野市兵衛が道修町において、伏見屋市兵衛の屋号のもとに薬種仲買人として創業。
1918年(大正7年) 東洋製薬化成株式会社設立。(現・連結子会社)
1934年(昭和9年) 資本金16万円の合名会社小野市兵衞商店に改組する。
1947年(昭和22年) 商店の医薬品製造部門として日本有機化工株式会社(資本金19万5千円)、注射アンプル等医薬用硝子資材部門として日本理化学工業株式会社を設立。
1948年(昭和23年) 日本有機化工株式会社を現在名の小野薬品工業株式会社と改称し、日本理化学工業株式会社を解散する。
1949年(昭和24年) 合名会社小野市兵衞商店を小野薬品工業株式会社に吸収合併し、製造販売部門の一本化を図る。
1962年(昭和37年) 大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
1963年(昭和38年) 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
1969年(昭和44年) 東京・大阪各証券取引所市場第一部に指定替え
2003年(平成15年) 本社機能を大阪市中央区久太郎町に移転。
2018年(平成30年) 東京ビル竣工[注 1]
スポンサー活動
かつては一般薬を販売していた当時、1950年代から1960年代にかけて朝日放送制作でラジオ放送されていた人気番組「夫婦善哉」や、テレビのコメディ番組「スチャラカ社員」のスポンサーだったこともあり、マスメディアとの関係は深い。
特に「夫婦善哉」の司会で「スチャラカ社員」のレギュラーでもあったミヤコ蝶々は、当時同社の事実上のイメージキャラクターといえる存在だった。