小田急商事
[Wikipedia|▼Menu]

小田急商事株式会社
Odakyu Shoji Co.,Ltd.
Odakyu OX万福寺店(本社所在地)
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺三丁目1番2号[1][2]
本店所在地215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺三丁目1番2号[1][2]
設立1963年昭和38年)8月30日
(株式会社オー・エックス)[3]
業種小売業
法人番号8010901028635
事業内容スーパーマーケットコンビニエンスストア、駅売店等の運営
代表者代表取締役社長 井上剛一
資本金5,000万円
売上高590億9700万円
(2022年2月期)[4]
営業利益7億2800万円
(2022年2月期)[4]
経常利益8億4000万円
(2022年2月期)[4]
純利益13億6900万円
(2024年2月期)[5]
総資産156億3000万円
(2024年2月期)[5]
従業員数1,612名(2021年8月末日現在)[1]
決算期2月
主要株主小田急電鉄 100%
主要子会社小田急食品
外部リンクhttps://www.odakyu-shoji.jp
テンプレートを表示

小田急商事株式会社(おだきゅうしょうじ)は、神奈川県川崎市麻生区本社を置き、スーパーマーケットコンビニエンスストア、駅売店の運営などを行う小田急グループの企業[1]小田急電鉄完全子会社。また、小田急電鉄の駅ナカフランチャイジーとして、セブン-イレブンドトールコーヒーの一部店舗も展開している。
沿革

1963年昭和38年)

8月30日 - 株式会社オー・エックスを設立[3]

12月8日 - 相模大野店を開店、ストア事業を開始[6]

12月24日 - 成城店を開店[6]


1966年(昭和41年) - 旧小田急商事株式会社を吸収合併し、株式会社オー・エックスから小田急商事株式会社に商号変更[1][3]。駅構内売店事業を開始[1]

1971年 (昭和46年) - 東京都世田谷区経堂(Odakyu OX 経堂本店内)へ本社を移転[1]

1975年(昭和50年) - 小田急食品株式会社を設立[3]

1976年(昭和51年) - 座間生鮮食品センター(現・小田急食品株式会社)を開設[1]。コンビニエンスストア事業を開始[1]

1988年(昭和63年)12月21日 - 株式会社北欧トーキョーを設立。

2000年平成12年) - 保育・介護事業を開始[1]

2001年(平成13年)- 箱根登山興業株式会社を株式会社小田急フレッシュへ商号変更[1]

2006年(平成18年) - 保育・介護事業を会社分割して、子会社・株式会社小田急ライフアソシエを設立[1]

2008年(平成20年) - 神奈川県川崎市麻生区万福寺3丁目1番2号(Odakyu OX 万福寺店内)へ本社を移転[1]

2011年(平成23年) - 経堂駅前の再開発に伴い解体された旧・経堂本店跡地に、ショッピングセンター「経堂コルティ」が開業。キーテナントとして経堂店を出店。

2012年(平成24年) - 株式会社小田急フレッシュ(旧箱根登山興業株式会社)を吸収合併[1]

2016年(平成28年) - コンビニ型新店舗「Odakyu OX MART」の1号店を新百合ヶ丘駅構内に出店[7]

2018年(平成30年)

7月5日 - 小田急電鉄とともにセブン&アイ・ホールディングスとの業務提携に関して最終合意[8]

10月1日 - セブン-イレブン・ジャパンとの提携1号店となる「セブン-イレブン 小田急マルシェ新宿店」が開業[9]


2020年令和2年)6月3日 - 本店所在地を東京都世田谷区経堂2丁目1番33号(経堂コルティ)から現在地(本社所在地と同一)へ変更[2]

2021年(令和3年)8月18日 - Odakyu OX全店でセブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」の販売開始[10]

展開事業Odakyu SHOP 南林間店(セブン-イレブンへ転換済)

セブン&アイHDと小田急電鉄および小田急商事の業務提携の合意に基づき、小田急商事が運営する駅売店と駅ナカコンビニを、2018年から2年程度をかけ順次、セブン-イレブンへ転換することとなった。また都市型スーパーマーケット事業においても、セブン&アイの店舗運営ノウハウを取り入れ、同社からプライベートブランド「セブンプレミアム」の供給を受け入れるとしている[11]

2018年2月末時点で、スーパーマーケット「Odakyu OX」26店舗、駅売店「Odakyu SHOP」88店舗、駅ナカコンビニ「Odakyu MART」13店舗を運営していた[12][13]。セブン&アイHDとの業務提携により、このうち駅売店「Odakyu SHOP」と駅ナカコンビニ「Odakyu MART」がセブン-イレブンへ順次転換された。セブン-イレブン・ジャパンは鉄道事業者との提携を進めており、JR西日本およびJR四国京浜急行電鉄京王電鉄多摩都市モノレールなどと提携している。
都市型スーパーマーケット事業「Odakyu OX」

2020年7月現在28店舗。小田急ポイントサービスの加盟店。

「OX(オーエックス)」の由来は、Odakyu(小田急)から「O」、Exchange(交換・取引所)から「X」をそれぞれ一字取ったものであり、「小田急の、商品を交換・取引する場所。」という意味である。米軍基地にある物品交換所のことを「PX(ピーエックス)」と言っていたため、それをもじったとも言われる。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}なお、小田急電鉄社史によると、「Odakyu OX」の広告の作成を外部に委託した際に「Odakyu ×(おだきゅう まるばつ)」と呼び合っていたことがあった。[要出典]
駅売店・コンビニエンス事業

Odakyu OX MART(駅ナカコンビニ)

かつては「Odakyu MART」の屋号で営業し、2018年11月時点で10店舗が存在した。また、2016年4月にはコンビニ型新業態「Odakyu OX MART」を出店したが
[14]、2018年からセブン-イレブンへ順次転換を開始。

セブン-イレブンへの転換開始以降、Odakyu OX MARTは新百合ヶ丘店のみ現存していたが、2023年4月よりチェーン展開を再開し、同月には祖師谷店[15]が、翌5月には町田店[16]がオープンし、2023年5月時点で3店舗を出店する。



セブン-イレブン(コンビニ、駅売店)

主に「Odakyu MART」「Odakyu SHOP」「Odakyu AZUR」から転換されたものだが、一部では新規出店した店舗も存在し、出店範囲は駅舎外にも拡大している。小田原駅では土産物店「小田原駅名産店」を併設する。

小田急商事運営店舗は原則として「セブン-イレブン 小田急○○店」と店舗名に小田急が付けられる。

2022年4月時点で、59店舗を出店する。


専門店事業

ドトールコーヒーカフェ

2020年5月時点で、10店舗を出店する[17]


過去に存在した店舗かつての経堂本店

下記の店舗以外にも、過去にはミニプラオンデーズ宝くじ売り場などのフランチャイズ運営も手掛けていた[18]
Odakyu OX(スーパーマーケット)
東京都

豪徳寺店(世田谷区
豪徳寺1966年(昭和41年)開店[19] - 1981年(昭和56年)閉店[19])店舗面積478m2[19]

経堂店(世田谷区経堂2-1-31[3]1964年(昭和39年)5月8日開店[20])店舗面積1,085m2[20]→3,428m2[3]

下北沢店(世田谷区北沢2-20-11[21]1964年(昭和39年)5月8日開店[21])店舗面積253m2[21]

池尻店(世田谷区、2008年(平成20年)6月開店[22]

小平店(小平市、1971年(昭和46年)11月27日開店[6]

多摩店(多摩市落合3-18-1、1976年(昭和51年)3月開店[23])店舗面積665m2[23]

町田店(町田市原町田、1958年(昭和33年)12月23日開店[6])旧小田急商事の「小田急ストア」として開業[6]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:96 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef