小田急ポイントカード(おだきゅうポイントカード)は、小田急電鉄株式会社が発行する小田急グループ関連施設等で利用できるポイントカードおよびクレジットカードである。 小田急ポイントカードはもともと小田急電鉄の子会社である小田急百貨店のみ利用できるハウスカードであった。その後、京王グループが統一ポイントサービス「京王パスポートクラブ」を開始したのに影響され、小田急グループ統一のポイントサービスを作ることになったとされる。 その後2004年に小田急電鉄が子会社として設立した小田急カード株式会社が発行を開始した。2005年に小田急電鉄が小田急カード株式会社を吸収合併し、現在は小田急電鉄が直接、小田急ポイントカードの運営を行っている。 なお、小田急電鉄は、日本のJR各社を除く民営鉄道会社で唯一、国際ブランド(VISA・MasterCard・JCB)のクレジットカードを自社発行する会社である。ちなみに、JR各社では西日本旅客鉄道のみが行っている。東日本旅客鉄道も自社発行をかつては行っていたが、ビューカードに分社化されている。 OPクレジットカードは小田急電鉄が直接発行を行っている。入会募集やOPポイント専用カード以外のクレジットカード業務を三菱UFJニコス(VISA/MasterCard。UFJカード→MUFGカード)とジェーシービー(JCB)へアウトソーシングしているため、誤解されることもあるが、前記各社発行による提携カードではない。入会審査・請求などは委託先が行うものの、カード発行会社は小田急電鉄である。実際にジェーシービーと三菱UFJニコスの公式サイトにあるカード一覧には発行カードとして記載されていないが、ジェーシービー或いはUFJカードのインターネットサービスを利用することができる. (ジェーシービーはMyJCB、MUFGカードはMUFGカードWEBサービス)。
目次
1 概要
2 種類
2.1 クレジットカード
2.2 ポイントサービス専用カード
2.3 追加カード
2.4 過去に発行していたクレジットカード
3 主なポイントサービス加盟店
3.1 ショッピング
3.2 レストラン・喫茶
3.3 レジャー・観光
3.4 交通
3.5 住まい・暮らし
4 歴史
5 イメージキャラクター
6 外部リンク
概要
種類
クレジットカード
OPクレジット国際ブランドはVISA又はMasterCard(MUFGカード)、JCBから選ぶ事が出来る。カードの表面の色は青色。
OPクレジットゴールドゴールドカード。年間200万円以上クレジット決済すると翌年の年会費が無料となる。家族カードも同様。
JALカード OPクレジットJALカード機能付きのOPクレジットカード。グレードは普通(一般)、CLUB-A、CLUB-Aゴールド。国際ブランドはJCBのみ。PASMOオートチャージサービス対応。
ポイントサービス専用カード
OPポイント専用カードクレジット機能が無いポイントカードである。年会費は一切不要だが、カード発行手数料(税込)100円を支払う必要がある。申込可能対象年齢は13歳以上で申込できる。
追加カード
家族会員カードOPクレジットカード会員に限り申込可能。家族の年齢が18歳未満・高校生の場合はクレジット機能無のOPポイント専用カードが発行される。(逆にクレジットカード機能を希望しない18歳以上の家族会員希望者も発行可能。)またVISAやJCB、マスターカード機能のないOPポイント機能専用カードの発行依頼は、小田急カード専用デスクまたは小田急百貨店(新宿・町田・藤沢の各カードセンター)で受け付ける。発行から到着までにおおよそ2週間から3週間程度掛かる。
オートチャージサービス機能付きPASMO
ETCカード
プラスEXカード東海旅客鉄道が提供する東海道新幹線の会員制予約サービス。プラスEXカードを利用することにより、東海道新幹線の割引が受けられるが、同社のエクスプレス予約とはサービス内容が異なる。年会費は500円(税抜)。
過去に発行していたクレジットカード
OPクレジット ハウス小田急ポイントカードのサービスが受けられる店でのみクレジットが利用できるハウスカード。2005年3月31日付で新規募集が停止された。
OPクレジットRカード小田急ロマンスカーVSEの就役を記念して、2005年1月15日から5万枚限定で発行されたカードである。黒地にVSEのロゴと車体がカード券面にデザインされている。なお、Rカードだけの特典として、ポイントで小田急電鉄グッズと交換を出来るほか、小田急グッズショップ「TRAINS」で商品が10%割引となる。