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小田急バス武蔵境営業所(おだきゅうバスむさしさかいえいぎょうしょ)は、東京都武蔵野市境南町にある小田急バスの営業所である。武蔵野市、三鷹市全域、調布市を中心とする地域の路線を担当する。営業所の略号は「C」。
小田急バス設立後の1959年(昭和34年)、吉祥寺営業所から分離して開設された。主に吉祥寺駅発着路線が吉祥寺営業所、武蔵境駅・三鷹駅発着路線が武蔵境営業所と、所轄エリアを分担している。
小田急バスで初めてコミュニティバスを運行受託した営業所でもある。1998年に三鷹市「みたかシティバス」の運行受託を開始、全路線で当営業所が運行受託している。2000年には武蔵野市「ムーバス」に参入し、武蔵境駅発着路線を運行受託している。
沿革「小田急バス#歴史」も参照
1959年(昭和34年)3月 - 吉祥寺以西の営業基盤を確立するため、吉祥寺営業所から分離して当営業所が開設。開設当時は武蔵境駅至近の現・小田急バス武蔵境ビル(境南町2-8)の位置に所在していた。
1998年(平成10年)11月3日 - みたかシティバスで最初の北野ルート開業。小田急バス初の受託コミュニティバスとして、廃止路線の境94系統を引き継ぐ形で運行開始。以降、全路線で運行受託する。
2008年(平成20年)5月1日 - 交通系ICカードPASMO・Suicaへの対応開始。
所在地
東京都武蔵野市境南町5-1-18(最寄停留所:武蔵境営業所前)
営業所には車庫が併設されているが、別途、第2車庫が営業所から連雀通りを西に行った新小金井駅付近(小金井市東町五丁目)に設置されている。
現行路線
境・境南線
吉01:吉祥寺駅 - 新川 - 新川通り - 三鷹市役所 - 野崎 - 大沢 - 武蔵境駅南口
吉01:吉祥寺駅 - 新川 - 新川通り - 三鷹市役所 - 野崎 - 大沢(夜間のみ、吉祥寺営業所と共管)
吉01:武蔵境駅南口 → 大沢 → 野崎
吉祥寺駅と武蔵境駅の間を最も遠回りで結ぶが、これは三鷹市深大寺・大沢と市役所を結ぶことを建前としたためである。境93や狛江営業所の境91とともにSUBARU東京事業所への通勤輸送も担う。
吉01系統のほとんどは武蔵境営業所管轄だが、夜間の大沢止まりの便の一部は吉祥寺営業所も担当する。日曜、祝日も深夜バスが運行されている。
境92:武蔵境駅南口 → 井口日赤入口 → 野崎八幡 → 山中 → 武蔵境駅南口(境南循環)
境92:吉野南 → 日本製鋼住宅前 → 井口・日赤入口 → 武蔵境駅南口
境92は武蔵境駅から真っ直ぐ伸びるかえで通りを経由して野崎へ向かう(境南循環)系統で、三鷹市井口・野崎地区から武蔵野赤十字病院・日赤看護大学武蔵野キャンパス(旧・日赤武蔵野短大)への病院輸送がメイン。日中に限って野崎から先、武蔵境駅に戻らずに吉祥寺駅へ向かう系統があったが2020年(令和2年)11月15日限りで廃止となり、代わりに朝と夕方以降のみの運行だった境南循環を日中も運行するようになった[1]。吉01とは経由地が異なり、吉祥寺駅の降車場所も駅前(公園口)と中央口と異なっていた。2021年2月10日から吉野南発の武蔵境駅南口行(循環系統とは逆方向に運行)が新設された[2]。
境96:武蔵境駅南口 - 吉野南 - 大沢十字路 - 多磨町二丁目 - 試験場正門 - 前原町 - 武蔵小金井駅南口
西野線鷹51C系統の運行経路見直しに伴い、2021年(令和3年)9月27日付で新設された[3]。境92系統と同じくかえで通り・吉野南経由で運行している。
小金井市・府中市に乗り入れるため武蔵野・三鷹地区の小田急バスの路線では数少ない「武相運賃区域」へ入る路線で(前乗り・先払い申告制)、多磨町二丁目 - 武蔵小金井駅前間の運賃体系は、対キロ制・初乗り180円となっている(運賃は2017年8月現在、大人現金運賃)。途中に府中運転免許試験場があり、京王バスおよび京王バス小金井とともに新規運転免許試験や更新で訪れる都民に利用される。