小湊鉄道線
上総久保駅に入線するキハ200形気動車
(2020年3月31日撮影)
基本情報
国 日本
所在地千葉県市原市、大多喜町
起点五井駅[1]
終点上総中野駅[1]
駅数18駅[2]
開業1925年3月7日 (99年前) (1925-03-07)[1]
全通1928年5月16日 (96年前) (1928-05-16)[1]
所有者小湊鉄道
運営者小湊鉄道
車両基地五井機関区
使用車両キハ200形気動車・キハ40形気動車
路線諸元
路線距離39.1 km [1]
軌間1,067 mm [1]
線路数単線
電化方式非電化
最高速度65km/h[3]
路線図
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小湊鉄道線(こみなとてつどうせん)は、千葉県市原市の五井駅から同県夷隅郡大多喜町の上総中野駅までを結ぶ小湊鉄道の鉄道路線である。房総半島の東京湾沿岸(内房)から内陸部を結び、路線の大半が市原市内に属する。 停車場・施設・接続路線
概要
凡例
0.0五井駅
2.5上総村上駅
5.4海士有木駅
7.2上総三又駅
8.6上総山田駅
10.6光風台駅
12.4馬立駅
16.4上総牛久駅
18.5上総川間駅
20.0上総鶴舞駅
22.0上総久保駅
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
23.8高滝駅
25.7里見駅
27.5飯給駅
29.8月崎駅
32.3上総大久保駅
34.9養老渓谷駅
39.1上総中野駅
非電化・単線の路線で、首都圏にありながら、駅舎・機関庫・車両などに古くからの雰囲気を残しており[4]、2018年(平成30年)には「小湊鉄道とその沿線の景観」が千葉県により、「ちば文化遺産」の一つ(広域)に選定された[5][7]。
養老渓谷駅 - 上総中野駅間の板谷隧道(トンネル)は千葉県内の鉄道の最高地点になっている[8]。
踏切には電鈴式踏切警報機が残っている。また、警報機・遮断機がない第4種踏切が51か所残っている。ATSによる自動閉塞式区間は五井駅 - 上総牛久駅間のみの路線全体の41.9 %に限られている。
第4種踏切(三反目踏切)
主要駅の一つ養老渓谷駅
1990年代後半からの10年間で乗客が急減した。2000年代に入ると減少幅がやや緩やかになったが、やはり乗客は減少傾向にある。
合理化により、2002年(平成14年)に里見駅が、2005年(平成17年)に上総山田駅がそれぞれ無人駅となった。