この項目では、石川県小松市にあるJR西日本北陸本線の駅について説明しています。その他「小松駅」と称される駅については「小松#交通」をご覧ください。
小松駅
西口(2024年4月)
こまつ
Komatsu
所在地石川県小松市
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本)
IRいしかわ鉄道
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小松駅(こまつえき)は、石川県小松市八日市町・土居原町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・IRいしかわ鉄道の駅である。事務管コードは▲541442[1]。
本項では、かつて存在した北陸鉄道の小松駅や、尾小屋鉄道の新小松駅(しんこまつえき)についても記述する。 官設鉄道北陸線(現在の北陸本線)が福井駅から当駅まで延伸開業したのに伴い、石川県内初の鉄道駅として開業した。北陸本線時代は特急列車の大半が停車していた。また、普通列車は当駅で半数ほどが金沢方面へ折り返しており、金沢方面へは日中でも1時間に2本ある。北陸新幹線金沢駅 - 敦賀駅間の開業後は、停車駅のひとつとなった[2]。また、新幹線開業後の在来線は、JR西日本からIRいしかわ鉄道に移管された[3]。
歴史
年表
1897年(明治30年)9月20日:官設鉄道北陸線 福井駅 - 当駅間延伸開業に伴い[4][5]、終着駅として開設(一般駅)。石川県内で初の鉄道駅。
1898年(明治31年)4月1日:官設鉄道北陸線 当駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、途中駅となる。
1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、官設鉄道北陸線 米原駅 - 魚津駅間が北陸本線となる。当駅も北陸本線所属駅となる[6][7]。
1932年(昭和7年)10月22日:町内で発生した火災が駅舎に及び焼失[8]。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
1962年(昭和37年)12月10日:北陸本線 粟津駅 - 当駅間が複線化[9]。
1963年(昭和38年)
4月4日:北陸本線 福井駅 - 当駅 - 金沢駅間が交流電化[6]。
9月27日:北陸本線 当駅 - 松梨信号場間が複線化。松梨信号場は廃止。
1966年(昭和41年)4月12日:2代目駅舎に改築[10]。
1983年(昭和58年)5月23日:石川県で開催された全国植樹祭に昭和天皇が行幸。和倉温泉駅発、小松駅着でお召し列車が運行[11]。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取扱を廃止。旅客駅となる。
1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承。
1997年(平成9年)10月4日:高架化工事着工[12]。
2002年(平成14年)11月18日:高架化事業が完成[12][13][14]、3代目の現駅舎に改築。
2017年(平成29年)
4月1日:自動改札機の使用開始[15][16]。