小川駅(おがわえき)は、東京都小平市小川東町一丁目にある、西武鉄道の駅である。国分寺駅、東村山駅と並び西武最古の駅の一つでもある。
国分寺線と拝島線が乗り入れている。駅番号は両路線個別で与えられ、国分寺線はSK04、拝島線はSS31となる。
小川駅管区として、恋ヶ窪駅、鷹の台駅、小川駅 ? 拝島駅間の各駅を管理している。 島式ホーム2面4線の地上駅。橋上駅舎。国分寺線と拝島線の列車を相互に同一ホーム上で乗り継ぐことができ、非常に便利な構造となっている。ホームは拝島線の長編成化のために1988年(昭和63年)に改築されており、その際に橋上駅舎も改修されている。 また、4番ホーム脇には側線が1本あり、一部の回送列車の待避や譲渡車両の方向転換時に東村山方面に折り返すのに入線することがある。 当初は現在の国分寺線の駅として開業したが、後に現在の拝島線も乗り入れるようになった。この経緯により、拝島線の列車は発車時に渡り線を通過する。 小平・西武新宿方面へ向かう場合、拝島線の列車を待たず国分寺線の列車に乗り、東村山駅で乗り継いだ方が先着することがある。その際も同一ホーム上で列車を選択することが可能である。 改札口は2階部分にある。エレベーターはブリヂストンなどの協力を得て、西武鉄道の駅の中でも比較的早くに整備された。当駅周辺に福祉施設や病院が多い事などが考慮されたと思われる。また、エレベーター専用の改札口も設置されている。 トイレは改札外にしかなく、男性用・女性用は2階(改札を出て正面)に、だれでもトイレは西口1階(エレベーター前)にある。 ホーム路線方向行先
年表
1894年(明治27年)12月21日 - 開業(川越鉄道、現・国分寺線)。
1950年(昭和25年)5月15日 - 上水線(現・拝島線)が玉川上水まで開業。
1962年(昭和37年)9月1日 - 拝島線小川 - 萩山間開業。
1964年(昭和39年)7月19日 - 橋上駅舎使用開始[1]。
1981年(昭和56年)3月31日 - 貨物営業廃止[2]。西武鉄道の都内では最後の貨物取扱駅。
2012年(平成24年)3月21日 - TOMONY小川駅店開店。
2023年(令和5年)6月30日 - 駅西側の貨物線跡地に仮設駐輪場を開設(線路を撤去し舗装。再開発の駐輪場開設まで)[3]
駅構造
小川駅構内線路配置図
のりば
1 拝島線上り萩山・小平・西武新宿方面
2 国分寺線下り東村山方面