小島 沖舟(こじま ちゅうしゅう、1875年〈明治8年〉12月3日[1] - 没年不詳)とは明治時代の口絵画家。小島冲舟とも表記される[2]。本名、岡島瀧二[2]。 東京府出身[1]。武内桂舟の門人である[1]。明治30年代に江見水蔭、内田魯庵の小説の木版口絵を描いている。 巖谷小波の全100巻ある童話集「世界お伽噺」にかかわった一人であり、小島は最も多い8篇もの口絵を描いた[3]。 門人に近藤紫雲がいる[4]。
来歴
作品
「水の魔術」口絵 江見水蔭作 嵩山堂版 1900年(明治33年)
「霜くずれ」前後 口絵 内田魯庵作 春陽堂版 1902年(明治35年)
参考文献
山田奈々子 『木版口絵総覧』 文生書院、2005年
脚注[脚注の使い方]^ a b c 「現代日本美術家全録
^ a b 「現代畫家番附 : 標準價格付 昭和15年改正版