凡例小島 師言
時代室町時代中期
生誕不明
死没不明
官位正三位・参議
幕府室町幕府
主君足利義満→足利義持
氏族姉小路家(小島家)
父母父:姉小路家綱
兄弟師言、古川尹家母[1]
子持言
小島 師言(こじま もろとき)は、室町時代後期の公家・武将。飛騨国司・姉小路家庶家小島家の当主。 応永18年(1411年)に発生した飛騨の乱において、姉小路氏は室町幕府の派遣した守護京極高数に征討されている。ただし、3家のうちどの家が(誰が)討伐対象となったのかは不明である。従来は古川尹綱とされてきた。しかし、永享7年(1435年)の飛騨国広瀬郷の訴訟史料に「応永十八年(1411年)姉小路宰相入道」との文言があり、尹綱は近衛少将で出家していることからこれに該当せず、永享元年(1429年)に正三位参議(宰相)であった小島師言が討伐対象であったとする説も存在する[2]。ただし、同じく広瀬郷の応永27年(1420年)の訴訟史料には、「応永十七年(1410年)、一類(広瀬氏)令同心前国司古川(尹綱)」とあること、また別史料(「理性院
概要
応永24年(1417年)3月26日に従三位・参議に叙任されている。
脚注[脚注の使い方]
注釈
出典^ 大薮海編『室町幕府と地域権力』(2013年、吉川弘文館)
^ 小川剛生「姉小路基綱について ―仮名日記作者として―[1]」『国文学研究資料館紀要 31』(国文学研究資料館、2005年)
^ 大薮海編『室町幕府と地域権力』(2013年、吉川弘文館)