小学館漫画賞(しょうがくかんまんがしょう)は、小学館が主催している日本の漫画賞。 過去1年間に雑誌・単行本・新聞等に発表された作品を対象としており[1]、新しい作品や連載中の作品などが受賞作品となっている。 主催者である小学館から発表された作品が受賞することが多く、小学館が属する一ツ橋グループ系列の他社の作品がこれに次ぐ。数は少ないが系列会社以外から発表された作品が受賞することもある。(#受賞一覧を参照) 第54回平成20年度、第55回平成21年度、第56回平成22年度、第57回平成23年度、第62回平成28年度、第69回令和5年度では正賞として中野滋作のブロンズ像「みのり」と副賞100万円が受賞者に授与される[1][2][3][4][5][6]。 2009年時点では対象読者を基準とした4部門が設けられていた[1]が、2023年度の第69回から、「現在のマンガが世代や性別を超えて広く読まれる文化となっていること」を理由として部門を廃止[6]。 年によって、特別賞・審査委員特別賞などが授与されることもある。 回年度?受賞作受賞者備考
概要
簡易沿革
1955年 - 第1回開催。
1975年 - 部門が少年少女部門・青年一般部門に分かれる。
1981年 - 新たに児童部門が創設される。
1983年 - 少年少女部門が、少年部門・少女部門に分割される。
2003年 - 青年一般部門を一般向け部門に改称。他の部門にも児童向け部門のように「向け」が入れられる。
2023年 - 部門が廃止される[6]。
受賞一覧
1昭和30
(1955年)?『ブウタン』馬場のぼる
2昭和31
(1956年)?『おやまのかばちゃん』ほか石田英助
3昭和32
(1957年)?『漫画生物学』『びいこちゃん
4昭和33
(1958年)?『ちびくろサンボ』『しあわせの王子
5昭和34
(1959年)?『こりすのぽっこちゃん』ほか太田じろう
『ぼんこちゃん』『フイチンさん』[d-a]ほか上田としこ
6昭和35
(1960年)?該当作品なし
7昭和36
(1961年)?『サイエンス君の世界旅行』秋玲二
8昭和37
(1962年)?『すすめロボケット』[A1-A]『てぶくろてっちゃん』[d-b]藤子不二雄
9昭和38
(1963年)?『ファイト先生』『ストップ!にいちゃん』[e]関谷ひさし
10昭和39
(1964年)?『おそ松くん』[A2-A]赤塚不二夫
11昭和40
(1965年)?『パキちゃんとガン太