小坂 洋二(こさか ようじ、1948年10月19日 - ) は、日本の音楽プロデューサー。 早稲田大学第一文学部卒業[1]。1970年から渡辺プロダクション在籍。布施明・大塚博堂のマネージャーを務め[1]、大塚作品の歌詞を「るい」名義で数多く手掛けた。 1978年、エピック・ソニー設立時にレーベルプロデューサーとしてスカウトされ移籍[1]。1979年春に当時サラリーマンをしていた佐野元春の才能をいちはやく見抜き、翌1980年にデビューさせた。 その後も、大江千里、TM NETWORK、渡辺美里、岡村靖幸などを手掛け、同じエピック・ソニーのプロデューサー目黒育郎と共に1980?90年代におけるエピック・ソニーの黄金時代を築いた。 2000年、エピック・ソニー退社。同年5月、ソニー・ミュージックエンタテインメント社内のレーベル「パームビーチ」の代表取締役社長に就任[1]。Rie fu、サンタラ、ジン、紗希などを手がける。 2008年3月31日付でソニーを定年退職。「パームビーチ」は事業解散となる[2]。同時に音楽業界から引退する[1]。 EPIC・ソニー時代 など など 典拠管理データベース: 芸術家
経歴
手掛けたアーティスト
佐野元春
大沢誉志幸
大江千里
TM NETWORK
渡辺美里
岡村靖幸
PUFFY - 1996年デビューから1999年発売作品までのエグゼクティブ・プロデューサー
YEN TOWN BAND - エグゼクティブ・プロデューサー。
参考文献
下村誠『路上のイノセンス』(JICC出版局、1986年)
佐野元春の伝記。エピック前後の小坂についてまとまった記述がある。
スージー鈴木『EPICソニーとその時代』(集英社新書、2021年)
第三章で小坂へのインタビューが掲載されている。
出典[脚注の使い方]^ a b c d e 集英社刊「EPICソニーとその時代」スージー鈴木著p.210より。
^ KADOKAWA刊「震・電気じかけの予言者たち」木根尚登著p.19より。
外部リンク
Palm Beach Inc. Official Web Site - ウェイバックマシン(2008年2月12日アーカイブ分)
MusicBrainz