小倉競輪場
(北九州メディアドーム)
基本情報
所在地北九州市小倉北区三萩野3-1-1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度52分19.1秒 東経130度53分15.6秒 / 北緯33.871972度 東経130.887667度 / 33.871972; 130.887667
小倉競輪場(こくらけいりんじょう)は、 福岡県北九州市小倉北区三萩野にある競輪場である。主催者は北九州市。競技実施はJKA西日本地区本部九州支部。電話投票における競輪場コードは81#。
現在は北九州メディアドーム(施設所有は北九州市)と同一施設となっている。 小倉競輪場は、1948年11月20日に開設された競輪場である。日本で最初に完成した競輪場[注 1]であるため、競輪発祥の地とも呼ばれ、毎年11月下旬にGI・朝日新聞社杯競輪祭、競輪祭女子王座戦を開催している。 1948年に福岡県で開催される国民体育大会のために造る競技場(当時の名称は三萩野競輪場[1])を、そのまま競輪に振り向けるというアイデアがきっかけで小倉競輪場が誕生した[2]。なお、この時の「第1回小倉競輪」で発売された車券は単勝式・複勝式のみで、連勝式を最初に発売したのは同年12月11日の大阪府営競輪場(大阪住之江競輪場)である[3]。 かつては競輪を開催するためのみの施設であったが、1998年10月に北九州メディアドームの誕生により移転する形で一体施設となり、それに伴い旧小倉競輪場は同年6月18日をもって閉鎖し、その後解体された。メディアドーム西側にある芝生の公園(画像前側・三萩野公園芝生広場)が、かつて旧小倉競輪場のあった場所である[4]。 冠杯として、かつて吉岡稔真のホームバンクであったことからその功績を称え、2007年より『吉岡稔真カップ』が創設された。 なお2004年9月からはA級ツイントーナメントで前半戦「ナーディーカップ」・後半戦「プラーナカップ」を実施していたが、2005年5月15日をもって終了した。 2006年5月の開催より民間委託を実施[5]、これに平行して運営設備のリニューアルを実施し在席投票システム(すわって投票
概要
さらに2006年10月20日には敷地内に「ミニボートピア北九州メディアドーム 」が開設され、競輪施設において競艇の舟券を発売する全国初のケースとなった[8]。なお2008年12月6日からは若松競艇場内にサテライト若松が開設されている。ちなみに若松競艇場も北九州市主催ではあるが、トータリゼータは日本トーターを継続採用している。
2011年9月 - 11月、「3場所連続S級決勝同着優勝」が発生した[9][10]。
現在は投票締め切り前の音楽はオリジナルの音楽が流れるが、かつてはジェンカが流されていた。これは旧小倉競輪場、またかつての門司競輪場も同じだった。また選手紹介の際、最終日の最終レースのみ小倉祇園太鼓をアレンジした音楽が流れる。 2000年10月18日からはナイター競走「スペースナイトレース」を実施している[注 2]。なお、GII「サマーナイトフェスティバル」も開催可能だが[注 3]、毎年GI「競輪祭」を開催している手前、他の施行者との兼ね合いもあり余程のことがない限りは小倉での開催はない。なお、2019年と2020年には3日間制GIII「小倉濱田翁カップ」が行われている。 朝日新聞社杯競輪祭においては2017年までは唯一の日中開催であったが、2018年よりナイター開催を実施している[11]。競輪祭女子王座戦は競輪祭開催期間中に行われるため、同じくナイター開催である。 2011年1月14日からは、全国初の『ミッドナイト競輪』が開催された。ドームであり天候・騒音の心配もないことから、当場においては北九州市以外が主催するミッドナイト競輪も多く開催されている。 実況はJPFで、担当アナウンサーは弥永正宏だったが2010年に逝去し、以降は同社所属のアナウンサーが交代で務めていたが、2012年4月より大村篤史が担当。なおミッドナイト競輪については開始当初から2021年4月まで橋本悠督がJPFと契約して担当していたが現在は大村が担当している。また、2012年までの競輪祭ではファン投票によって実況アナウンサーが決められていたが、2013年から2019年は橋本悠督が実況を担当した。 ナイター開催のCS放送・インターネット中継のキャスターは、藤元リサ[注 4]と解説の武田圭二のコンビが務めている[12]。ミッドナイト開催のCS放送・インターネット中継のキャスターは大村篤史(実況と兼務)と解説の武田圭二が担当している。また、2020年からはスペースエンジェルズの内1人が1節交代制でアシスタントとして務めている[13]。 シンボルマークは長らくヘルメットをかぶった競輪選手の顔の上半分に、競輪発祥の地を表す「ORIGIN KOKURA」と書かれたものが使われていたが、2代目として北九州市出身の漫画家松本零士がデザインした、宇宙の競輪選手をイメージしたマークが使われ、2004年1月には「スペース騎士(ナイト)」と命名された[14]。 2015年に3代目となる、打鐘をモチーフにした妖精の「かねりん」が誕生した[15][16][17]。公式Twitterでは基本、語尾に「りん」や「り?ん」を付けて語っている。なお、実際の小倉競輪場の打鐘も、「かねりん」仕様のカラーストライプが施された[18]。 スペースエンジェルズ(旧・SUN FLOWERS[19])というキャンペーンガールが2008年頃[20]結成された[21][22]。
夜間開催と中継
マスコット
その他
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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