小中高一貫教育
[Wikipedia|▼Menu]
東京都立立川国際中等教育学校

小中高一貫教育(しょうちゅうこういっかんきょういく)とは、初等教育(一般の小学校で行われている教育)と中等教育(一般の中学校高等学校中等教育学校で行われている教育)の課程を調整し、無駄をはぶいて一貫性を持たせた体系的な教育方式のことである。
概要

これを行っている学校を小中高一貫校(しょうちゅうこういっかんこう)と言い、ほとんどが私立の学校で、公立の学校で行っているのは皆無に等しい。日本で初めて設立されたのは2005年群馬県太田市に開校した、私立のぐんま国際アカデミーであり、現在のところ初等部から高等部まで12学年の児童・生徒が在籍している。山梨県日本航空学園も小中高一貫校の設立を計画したが、現在のところ計画を見合わせている。

公立では、2017年に、東京都教育委員会が、中高一貫教育に実施している東京都立立川国際中等教育学校の近くに附属小学校を設置ことを発表し[1]、2022年4月に、小学校が開校した[2][3]

無試験で上級学校に進学する学校を俗に「エスカレーター式」「エレベーター式」と呼ぶこともあるため、小中高一貫校もこのように呼ばれることがある。
脚注[脚注の使い方]^ 日本経済新聞(2017年4月27日)
^ 塩入彩「「小1から週4英語」で倍率30倍 国私立ではない選択で変わる受験」『朝日新聞』、2022年4月25日。2022年5月17日閲覧。
^ 東京都立学校設置条例 第2条 別表

関連項目

小中高一貫校

学校

学校教育法

小学校受験 - 中学受験 - 高校受験

構造改革特区











学校

教育段階

初等教育まで

就学前教育幼稚園

初等教育小学校/義務教育学校

国民学校

中等教育

中学校(前期中等教育)/高等学校(後期中等教育)

義務教育学校

中等教育学校

ギムナジウム

総合学校

グラマースクール

前期中等教育修了者で専修学校の高等課程の2年制学科以上(後期中等教育)

前期中等教育修了者で各種学校の2年制学科以上(後期中等教育)

第3期の教育



継続職業教育・訓練施設

継続教育カレッジ

高等教育

後期中等教育修了者で専修学校の専門課程の2年制学科以上(高等教育)

後期中等教育修了者で各種学校の2年制学科以上(高等教育)

大学

専門職大学

プロフェッショナル・スクール

コミュニティ・カレッジ

短期大学

専門職短期大学

大学院

大学院大学

高等専門学校


学校制度
一貫教育

幼小一貫教育

小中一貫教育

中高一貫教育

高大一貫教育

幼小中一貫教育

小中高一貫教育

中高大一貫教育

幼小中高一貫教育

小中高大一貫教育


学校の設置者

国立学校

公立学校

私立学校

学校法人

株式会社立学校

国公立大学国立大学 - 公立大学

私立大学

株式会社立大学

教育の形式



インターナショナル・スクール在外教育施設

マグネット・スクール

ボーディングスクール

コミュニティ・スクール

オルタナティブ教育

ホームスクーリング

フリースクール

サポート校

フォルケホイスコーレ

モンテッソーリ校


教育の目的



義務教育

リメディアル教育

成人教育

特別支援学校

職業教育

養成学校

専修学校

職業高等学校

職業大学

工業大学/工科大学/科技大学

技術科学大学

農業大学/農科大学/大学農学部

教育大学/大学教育学部

専門職大学院プロフェッショナル・スクール


教育水準認定

サーティフィケート / ディプロマ / バカロレア


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:20 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef