寺家駅
南口(2020年6月)
じけ
Jike
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寺家駅(じけえき)は、広島県東広島市寺家駅前にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である[広報 2]。駅番号はJR-G09。 東広島市の中心駅として既に西条駅があるが、寺家地区からは2 - 3kmと距離が離れている(徒歩で20 - 30分程度)ため、1987年(昭和62年)に発足した「寺家駅建設促進期成同盟会」等地元4団体によって、長年に渡り新駅開設が要望されて来た[2]。しかし、予定地周辺は整備されていない他、地権者との交渉が難航していたため、明確な計画は発表されないままであった。 その後、2009年(平成21年)4月、東広島市が新駅開設に合わせた「寺家地区土地区画整理事業」の事業案を公開し、同年4月29日まで市民の意見を受け付ける等駅新設へ具体的に動き始めた。2010年(平成22年)2月、駅南口広場と国道486号を繋げる道路工事から順次進められて行き、2015年(平成27年)には駅舎工事が起工した。 2016年(平成28年)7月8日のJR西日本記者会見で、正式駅名を「寺家駅」とし、1日の乗車人員を1,400人と見込み、快速列車(平日朝運行の「通勤ライナー」・土休日データイム運行の「シティライナー」)は通過とする概要を発表した[3]。 海田市駅[4]が管理し、東広島市が運営[広報 3]する簡易委託駅であるが、同市から再委託の形でJR西日本中国交通サービスが駅業務を受託している[5][広報 4]。 一部時間帯を除いてPOS端末による窓口発券を行う他、近距離普通乗車券の自動券売機も設置。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。 電報略号は、「シケ」が重安駅と上下駅で使われているため、「チケ」である。
概要
歴史予定地付近には1980年代から20年以上に渡って駅新設を願う看板が設置されていた(写真の看板は駅新設計画が正式に決定した2015年春に撤去された)
2014年(平成26年)8月4日:JR西日本と東広島市が新駅設置についての基本合意書を締結[広報 2]。
2016年(平成28年)7月8日:JR西日本が正式駅名を「寺家駅」と決定[広報 5]。
2017年(平成29年)3月4日:山陽本線西条駅 - 八本松駅間に新設[1][広報 1]。普通列車のみ停車。
2018年(平成30年)
7月6日:平成30年7月豪雨に伴い、営業休止。