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寺内タケシとバニーズ
荻野達也とバニーズ
出身地 日本
ジャンルグループ・サウンズ
活動期間1966年 - 1971年
レーベルキングレコード
リバティレコード
メンバー荻野達也
井上正
寺内タケシとバニーズは、1966年に結成されたグループ・サウンズのバンド。1966年にデビューし、1971年に解散した。グループ名の由来は、[1]リーダーである寺内タケシの「干支が兎年」であることから名付けられた。代表曲は「太陽の花」「悪魔のベビー」など。 寺内タケシとブルージーンズ(第1次)を脱退した「エレキの神様」寺内タケシによって1966年に結成され、同年12月にキングレコードから「テリーのテーマ」でデビュー。1967年にシングル「レッツ・ゴー・シェイク」を発表。さらにアルバム「レッツゴー運命」で第9回日本レコード大賞「編曲賞」を受賞した。1967年から1968年にかけて「悪魔のベビー」「太陽の花」を発表した[2]。 しかしその後、寺内と他のメンバーの間で音楽性の行き違いによって意見が対立し、寺内も「一人前になった」と実力を評価したこともあり、バニーズを「独立」させ、寺内自身は「ブルージーンズを再興」する形で離脱した。バニーズはこれを機に「荻野達也とバニーズ」を名乗り、レコード会社も東芝(リバティレコード
メンバー
寺内タケシ(リードギター)1939年1月14日 - 2021年6月18日。1966年 - 1968年
輿石秀之(ギター、ボーカル)1946年11月20日生。1966年 - 1967年、脱退後、ジ・エドワーズに参加。さらにその後俳優に転向し、大石吾朗を名乗る。
黒沢博(リズムギター、ボーカル)1948年10月18日生。1966年 - 1971年、解散後、ヒロシ&キーボーを結成し「3年目の浮気」が大ヒット。ソロで、ディナーショー、テレビ出演、コマーシャル出演などで活躍している。俳優の黒沢年雄は実兄。
荻野達也(オルガン)1945年7月18日 - 2013年4月24日。1966年 - 1971年
井上正(ドラムス、尺八、ボーカル)1947年10月12日 - 2010年9月23日。1966年 - 1971年
小野肇(ベースギター)1945年9月1日生。1966年 - 1969年
鈴木義之(リズムギター、ボーカル)1946年10月26日 - 2012年5月24日(遺体発見)。1967年 - 1971年、小野の脱退後、ベースギターに転向。
栗山正(ギター)1970年 - 1971年元フェニックス
キャリア
その後も、シングル、アルバムを出しながら活動を続たが、1971年に解散している。
後年、メンバーだった大石吾朗、黒澤博、鈴木義之が寺内タケシとブルージーンズのライブに参加する形で、バニーズとしての活動を再開した形となっている。
ディスコグラフィ
シングル
テリーのテーマ(1966.12.1)
作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
帰らぬ誓い(1966.12.10)
作詞:荻野達也/作曲:荻野達也/編曲:寺内タケシ
勧進帳(1967.3.1)
編曲:寺内タケシ
レッツ・ゴー・シェイク(1967.3.20)
作詞:ささきひろと/作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
ライジング・ギター(1967.5.20)
作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
「悪魔のベビー」(1967.8.1)
作詞:ささきひろと/作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
別題「悪魔のベイビー」。後に寺内企画(寺内が率いたプロダクション)所属のフィリピン人グループ・サウンズ、ザ・クラックナッツがカバー。
運命(1967.10.1)
作曲:ベートーヴェン/編曲:寺内タケシ
アルバム「レッツゴー運命」からのシングルカット。
愛のリメンバー(1967.10.20)
作詞:鈴木義之/作曲:鈴木義之/編曲:寺内タケシ
津軽じょんがら節(1967.11.1)
編曲:寺内タケシ
三橋美智也による三味線演奏との競演。キャッチコピーは“世紀の大対決!三橋美智也対寺内タケシ”
太陽野郎(1967.11.20)
作詞:岩谷時子/作曲:いずみたく/編曲:寺内タケシ
日本テレビ系テレビドラマ『太陽野郎』主題歌。
フィードバック・ギター(1968.1.20)
作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
「太陽の花」(1968.3.10)
作詞:ささきひろと/作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
レッツ・ゴー・ブガルー(1968.5.20)
作詞:ささきひろと/作曲:寺内タケシ/編曲:寺内タケシ
東京のサンセット(1968.9.20)
作詞:岩谷時子/作曲:いずみたく/編曲:寺内タケシ