地理院地図 Googleマップ 寒霞渓
寒霞渓(かんかけい)は、香川県の小豆島にある渓谷。国指定の名勝。目次 星ヶ城と美しの原高原の間、範囲は東西7キロメートル、南北4キロメートルに及ぶ大渓谷で、そこに約1300万年前の火山活動により堆積した疑灰角礫岩などが、度重なる地殻変動と風雨による侵食により、断崖や奇岩群を形成している。『日本書紀』にも記述がある奇勝で、元々は鉤掛山、神懸山などと呼ばれていたが、明治初期の儒学者、藤沢南岳が寒霞渓と命名した。 当地は、大正12年(1923年)3月7日に「神懸山(寒霞渓)」として国の名勝に指定され、また1934年の瀬戸内海国立公園設置の契機となった、大渓谷と海を一望できる景勝地である。ほか、日本三大渓谷美、日本三大奇勝や日本百景、「21世紀に残したい日本の自然100選」[1]等に選ばれている。新緑や特に紅葉の季節は多くの観光客で賑わう。 12. 四望頂 ロープウェイ山頂駅付近 建設費一億円の豪華トイレ 〒761-4433 香川県小豆郡小豆島町神懸通 車・バイクで直接登ることもできる。またハイキングの場合は、徒歩またはバスで登山道入り口である紅雲亭まで行き、そこから登山道(表12景)かロープウェイを選択するのが一般的である。裏8景の登山道入り口は紅雲亭より少し下がったところにある。
1 概要
2 登山道の名所
3 施設
3.1 展望台
3.2 その他
4 所在地
5 交通
6 周辺情報
7 関連項目
8 参考文献
9 脚注
10 外部リンク
概要
登山道の名所
寒霞渓表十二景
通天窓
紅雲亭
錦屏風
老杉洞
蟾蜍岩
玉筍峰
画帖石
層雲壇
荷葉岳
女羅壁
烏帽子岩
四望頂
寒霞渓裏八景
鹿岩
松茸岩
石門
大師洞
幟岳
大亀岩
二見岩
螺貝岩
施設
展望台
第一展望所 - 内海湾と裏八景を望む。
第二展望所 - 八角堂、かわら投げ所がある。
鷹取展望台 - 眼下の層雲壇に連なる峡谷から内海湾まで一望できる。応神天皇が鷹狩をしたと伝わる場所。
四望頂展望台 - 渓谷の先に玉筍峰と烏帽子岩を望める。小豆島スカイラインに接する。
その他
阿豆枳島(あずきしま)神社三笠山拝殿
三笠山登山道
レストラン
建設費一億円のトイレ
お土産屋
所在地
交通
高松港から船で草壁港(小豆島)、そこから小豆島オリーブバスで13分「紅雲亭」下車、寒霞渓ロープウェイ約5分
姫路港から船で福田港(小豆島)
新岡山港から船で土庄港(小豆島)
周辺情報
星ヶ城城址、阿豆枳島神社本殿…星ヶ城山山頂が瀬戸内海の最高地点となる。
四方指(しほうざし) - 小豆島で2番目に高い三角点(776m)である前ノ田(まえのた)付近の地名。四方を指しても遮る物がないという意味。
銚子渓 - 銚子の滝、お猿の国(銚子渓自然動物園)、仙多公峰、さくらの森
石門洞(島四国18番札所) - 洞窟に建てられた山岳霊場
清滝山(島四国14番札所) - 洞窟に建てられた山岳霊場
宝生院(島四国54番札所) - 宝生院のシンパクは国の特別天然記念物
小豆島大観音
オリーブ神殿と句碑の森
中山地区 - 中山千枚田(棚田百選)、蛙子池、湯船の水(日本の名水百選)
小豆島オリーブ公園
関連項目
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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