本記事の主題事件で無罪が確定した元被告人の男性・北野宏は、雑誌『VIEWS』(講談社)へ実名で事件に関する手記を寄稿[1][2]しており、削除の方針ケースB-2の「削除されず、伝統的に認められている例」に該当するため、実名を掲載しています。
この項目では、犯人として死刑が確定した女性死刑囚Mの実名は記述しないでください。記述した場合、削除の方針ケースB-2により緊急削除の対象となります。言及する際は、Mとして記述してください。
富山・長野連続女性誘拐殺人事件
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。
[全画面表示]各事件の誘拐現場・死体遺棄現場
1 富山事件・誘拐現場(富山駅北口)
2 富山事件・死体遺棄現場(岐阜県古川町:数河高原付近)
3 長野事件・誘拐現場(長野駅付近)
4 長野事件・死体遺棄現場(長野県青木村:修那羅峠付近)
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。
[全画面表示]各事件の誘拐現場・死体遺棄現場
1 富山事件・誘拐現場(富山駅北口)
2 富山事件・死体遺棄現場(岐阜県古川町:数河高原付近)
3 長野事件・誘拐現場(長野駅付近)
4 長野事件・死体遺棄現場(長野県青木村:修那羅峠付近)
正式名称警察庁広域重要指定111号事件[3]
場所
日本
富山県富山市・長野県長野市 - 誘拐現場
岐阜県吉城郡古川町(現:飛騨市古川町)[注 1]・長野県小県郡青木村 - 殺害・遺棄現場
標的若い女性
日付1980年(昭和55年)2月 - 3月
(富山事件:2月23日 - 25日) – (長野事件:3月5日 - 7日) (UTC+9)
概要女M(各事件当時34歳:死刑が確定)が富山県と長野県で、身代金を得ることを目的に若い女性2人を相次いで誘拐・殺害した。
犯人Mは愛人の男性とともに逮捕・起訴されたが、男性は後に無罪が確定した。
攻撃手段睡眠薬を飲ませて被害者を昏睡させた上で、腰紐を使って絞殺し、死体を山中に遺棄する[4]
攻撃側人数1人
武器腰紐[4]
死亡者2人(AおよびB)[5]
被害者
女子高生A(富山事件)および女性会社員B(長野事件)
冤罪被害者:北野宏[6](犯人Mの愛人)[1]
犯人女M・T(各事件当時34歳)
動機借金返済や東京周辺への移住[7]、愛人関係の維持のために資金を得ること[8]
対処M・北野の両名を逮捕・起訴
謝罪犯人Mは両事件の被害者遺族に謝罪の手紙を送ったが、遺族は謝罪を拒絶[9][10]
刑事訴訟
犯人の女M - 死刑(上告棄却により確定[11]:未執行[12])
北野宏 - 無罪(冤罪)[6]
影響広域犯罪捜査のあり方、冤罪の原因となった密室での取り調べ、犯罪報道のあり方に課題を残した。
管轄
富山県警察・長野県警察・岐阜県警察 - 捜査本部[3]
富山地方検察庁[13]・長野地方検察庁[14] - 審理は富山地裁に併合[15]
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富山・長野連続女性誘拐殺人事件(とやま・ながのれんぞくじょせいゆうかいさつじんじけん)は[16]、1980年(昭和55年)2月と同年3月に日本の富山県と長野県(中部地方および北信越地方)で相次いで発生した身代金目的の誘拐殺人事件、および連続殺人事件[17]。