家族狩り_(テレビドラマ)
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家族狩り
Family Hunter
ジャンルテレビドラマ
原作天童荒太
家族狩り 第一部?第五部』
脚本大石静
泉澤陽子
演出坪井敏雄
山本剛義
伊藤雄介
出演者松雪泰子
伊藤淳史
北山宏光
水野美紀
篠田麻里子
山口紗弥加
平岡祐太
秋山菜津子
浅田美代子
財前直見(友情出演)
遠藤憲一
音楽林ゆうき
橘麻美
オープニング林ゆうき
「家族狩り」
「家族狩り (HA Mix)」
エンディングandropShout
製作
プロデューサー植田博樹
長谷川晴彦ROBOT
制作ロボット(協力)
製作TBSテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2014年7月4日 - 9月5日
放送時間金曜22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ
放送分54分
回数10
公式サイト
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『家族狩り』(かぞくがり)は、天童荒太同名小説を原作としたTBS制作の日本のテレビドラマ2014年7月4日から9月5日まで、毎週金曜日22:00 - 22:54に「金曜ドラマ」枠で放送された[1]。全10回[2]。主演は松雪泰子で、ドラマ版は文庫改訂版を基に大石静らによって脚本化され[3]、2014年版のリライトという形で[4]いくつか設定を変えてテレビドラマ化された。

東京都内で連続して起きる凄惨な一家心中事件とそれに関わる児童心理司、事件を殺人とみなし彼女を容疑者として追う刑事と、彼女とともに事件に巻き込まれてゆく教師を中心に、それぞれの家族との葛藤や、児童虐待DVなどの家族問題を描くサスペンスドラマ。
企画・制作

テレビドラマ化の企画は、プロデューサーの植田博樹が天童原作の『包帯クラブ』映画化(2007年)を担当した際に原作を読み、映像化を希望したところから始まったが、なかなか企画が通らず[4]、構想に7年がかかっている[5]。植田はドラマ化にあたって、「原作の魂」に忠実にドラマ化すること、原作者の天童が2014年にテレビドラマの脚本としてリライトすればどのような作品になるか、という想定を踏まえて製作にあたったと述べている[4]。台本作りには天童自身も参加し、多くのアイデアを提供した[6]。また脚本の大石静は、人間の闇を愛おしく描くことができるとの評価から起用された[4]

チーフディレクターの坪井敏雄によれば、凄惨な場面の表現を工夫するにあたっては、「キレイな映像を重ねてゆく」ことにこだわり、撮影機材としてTBSで前年より導入されている映画撮影用デジタルビデオカメラのSONY CineAlta PMW-F55を使用し[7]、家族をテーマとする内容のために現実味のあるセット作りを希望した。また、作中に登場する「臭い」を、映像エフェクトとSEで表現している[8]
テレビドラマ版の設定

映像化に際しては、小説発表後からの時間の経過を踏まえながら、2014年の現代の物語として描くため、いくつかの設定変更がある[4]

氷崎游子の家族のうち、父の病気は脳梗塞からアルツハイマー型認知症に変更され[注 1]、原作で設定のなかった名前は祖父・清太郎の名が当てられている。また、原作では対立関係にあった山賀葉子は游子の相談相手となっている[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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