家族?妻の不在・夫の存在?
ジャンルテレビドラマ
脚本清水有生
演出唐木希浩・池添博(5年D組)
橋伸之(テレビ朝日)
出演者竹野内豊
石田ゆり子
劇団ひとり
さくら
エンディングEXILE「Everything」
製作
プロデューサー五十嵐文郎(CP、テレビ朝日)
中込卓也(テレビ朝日)
深沢義啓(ABC)
里内英司(5年D組)
制作ABC・テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本
放送期間2006年10月20日 - 12月8日
放送時間金曜日21:00 - 21:54
放送枠朝日放送・テレビ朝日金曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数8
特記事項:
第1話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
テンプレートを表示
『家族?妻の不在・夫の存在?』(かぞく つまのふざい おっとのそんざい)は、2006年10月20日より12月8日まで、ABC・テレビ朝日の共同制作により、テレビ朝日系列で毎週金曜日21:00 - 21:54[1]に放送された日本のテレビドラマ。主演は竹野内豊。 家事や一人息子である悠斗の子育てなど家の事は、全て妻の理美に任せっきりで、仕事だけに没頭してきた亮平。リストラ担当部署で自分のやっている仕事に疑問を持って退職するものの、家を買ったこと退職の話など、いつも一言の相談も無く、事後報告ばかりで嫌気がさしたのと、建築デザイナーへ復帰したい理美の気持ちが高まり、ついに亮平との離婚への話に。1年前、悠斗の誕生日の時に出かけたレストランで晋一郎夫妻と出会うが、1年後、亮平は晋一郎と悠斗の通っている幼稚園で再会する。その際、晋一郎から「私のことを覚えてますか?」と切り出されたが、亮平はレストランでの一件であろうと思う。しかし、晋一郎も亮平によってリストラされた内の1人でもあったのである。
物語の概略
登場人物
上川家
上川 亮平
演 - 竹野内豊幼い頃に両親を亡くし、父親を知らずに育ってきた。妻である理美と結婚後、一人息子の悠斗をもうける。家庭を顧みず仕事に没頭するが、外資系企業のリストラ担当に嫌気がさして退職。同時に、夫に不満を抱いていた理美に家出されてしまう。それを機に転職活動をしながら、家の事を全て自分でやる事となる。新しく仕事を見つけるも、第3話で取引先へ提出した見積もりでミスを犯しリストラされ、その後入った会社では以前自分がリストラした細田(小林すすむ)が人事部担当だったために細田から意趣返しを受け、酒を煽っていた所を理美に目撃され、「父親失格」と言われた事に呆然とする。その後は食品会社へと勤務し、フランスにも出張した。
上川 理美
演 - 石田ゆり子亮平の妻。元々は建築デザイナーとして働いていたが、結婚を機に退職。専業主婦として、家事と子育てに追われる日々を送っていた。しかし、家庭に無関心な亮平への不満と社会復帰願望が蓄積し、離婚を考えるようになる。そして、亮平が会社を辞めると同時に、離婚の意志を伝え、家を出てしまう。その後、詩織を通じて悠斗を取り返そうとする。
上川 悠斗
演 - 宇都秀星(子役)亮平と理美の一人息子で、さくらんぼ幼稚園に通う。理美に連れられて家を出たものの、亮平の元へ戻ることに。突然、両親が別居し始めたことに戸惑いながらも、3人でまた一緒に暮らしたいと願っている。幼稚園でボランティアをしている晋一郎のことを慕っており、彼を「晋ちゃん」と呼ぶ。
佐伯家
佐伯 晋一郎
演 - 渡哲也さくらんぼ幼稚園でボランティアを行う男。以前は仕事一筋で働いてきたが、定年より1年早く退職。その後、妻の加奈子に先立たれる。妻の死後は、家事も全て完璧にこなしている。実は亮平のリストラ対象者だった。幼稚園で悠斗、そして亮平と出会う。亮平とはそれ以前に2度接触があり、一度は妻の死の直前にレストランで会っており、もう一度はリストラ時に接触している。リストラの結果、妻の最期を看取れる事になった故、亮平に遺恨を持たずに父親のように接する温厚な人物。しかし、子育てを放棄しようとした亮平を一喝して殴り飛ばす、芯の強さをも併せ持つ。第2話では亮平に弁当の作り方を教え、第3話では雑巾縫いを教えた。
佐伯 加奈子
演 - 中田喜子晋一郎の亡き妻。晋一郎の退職後、癌で亡くなった。実は晋一郎の退職直後、レストランで亮平達と遭っている。
さくらんぼ幼稚園
木下 美帆
演 - さくら悠斗が通うさくらんぼ幼稚園に勤務する先生で、悠斗の組を担当。悠斗の事を心配している。
石澤 勝彦
演 - 石井智也さくらんぼ幼稚園の先生。
浅野 由美子
演 - 清水由紀さくらんぼ幼稚園の先生。
居酒屋「民ちゃん」
サブちゃん
演 - 金橋良樹亮平と仁志が通う居酒屋である「民ちゃん」で働く板前で、黙々と調理に励む職人肌の男。
民子
演 - 梅沢昌代亮平と仁志が通う居酒屋である「民ちゃん」の女将。人情溢れるしっかり者で、客から民ちゃんの愛称で慕われる。
その他
津久野 仁志
演 - 劇団ひとり亮平の大学時代からの後輩。かつては亮平と同じ外資系企業に勤めていたが、ある日リストラの対象になってしまう。しかし、亮平の計らいで、転職活動を始める。
純真な心の持ち主で、自分の弱さを隠すこともしない。