『家庭って?』(かていって)は、1986年1月6日?2月28日にTBS「花王 愛の劇場」枠にて放送された昼ドラマである。同枠における、石井ふく子がプロデューサーを務めた作品の第2作目。 5年ほど前に夫と死別した嫁・倉本香子は、姑・倉本まつと、養子・倉本淳の3人で東京郊外の旧家に住んでいる。まつには、次男・倉本雄、長女・連城一子、次女・倉本寿子の3人の子がおり、雄と一子は既婚であり雄の嫁・倉本文子と一子の婿・連城利治が各々おり、寿子は未婚であるが寿子の恋人・慎吾がいる。香子には、実妹・立花周子がいる。香子は倉本家で料理教室を開き、一家を経済的に支えてきた。さらに、香子は夫が亡くなってから女手ひとつでまつの世話・淳の面倒をしてきた。わがまま放題にいっぱい振る舞う姑・まつは静かにおとなしく耐える嫁・香子を思う存分いびる毎日であった。姑の嫁いびりに耐えきれず香子が家を出ると決断する度に、発作を起こしたり怪我をしたりする。なかには、わざと発作を起こしたり怪我をしたりもする。発作や怪我でまつが退院して家に戻ってきても、またも、食事ひとつひとつにつけて文句ばかり言い、今日はあれが食べたい・今日はこれが飲みたい、と相変わらずわがまま放題なので、香子は呆れ困る。息子、息子の嫁、娘、娘の婿たちもまつを敬遠し始めたが、まつ名義の土地や財産が目当てのため仕方なくまつに取り入れ我慢していた。その矢先、香子の亡夫の親友・加山司郎が香子に求婚するが…。 TBS 花王 愛の劇場
概要
キャスト
倉本香子:大空眞弓
倉本まつ:赤木春恵
倉本淳:松田洋治
倉本雄:大和田獏
連城一子:東てる美
慎吾:広岡瞬
倉本文子:小鹿みき
連城利治:倉石功
三浦富子:杉山とく子
加山司郎:誠直也
倉本寿子:栗田陽子
立花周子:木村弓美
葦原邦子
スタッフ
プロデューサー - 石井ふく子、伊藤松朗
原作 - 橋田壽賀子 「幸せのとなり」より
脚本 - 石井君子
演出 - 川俣公明
制作 - TBS、ストーンウェル
外部リンク
⇒家庭って? - テレビドラマデータベース
前番組番組名次番組
その時、妻はII
(1985.10.21 - 1985.12.27)家庭って?
(1986.1.6 - 1986.2.28)あなただったら?
(1986.3.3 - 1986.4.18)
表
話
編
歴
TBS系列 花王 愛の劇場→愛の劇場
花王 愛の劇場
(朝日放送・TBS制作)
(1969年2月 - 1970年4月)
1969年
女の絶唱
三百六十五夜
新妻鏡
若きいのちの日記
古都の雨
君は心の妻だから
1970年
新・女の絶唱
女のうず潮
花王 愛の劇場
(TBS制作)
(1970年4月 - 1999年9月)
1970年
愛の荒野
愛と死と
波の塔
智恵子抄
1971年
氷点
第二の結婚
女の河
夏の嵐
人妻椿
真実一路
1972年
北信濃絶唱
妻ふたたび
愛染椿
喜びも悲しみも幾歳月
月よりの使者
乳房よ永遠に
1973年
越前竹人形
美しき煩悩
愛ある日々
婚期
人生の並木路
花のいのち
1974年
放浪記
五番町夕霧楼
妻は告白する
母の鈴
真珠夫人
二十一歳の父
1975年
しろがね心中
妻と女の間
赤い殺意
忍ぶ川
ここに幸あり
愛の断崖
1976年
浮雲
名もなく貧しく美しく
愛の秘密
絶唱
君恋し
幻の殺意
1977年
私は忘れたい
乱れる
愛と死のかたみ
母の肖像
誰か故郷を想わざる
岸壁の母
1978年
別れて生きる時も
白衣の姉妹
声 赤い耳鳴り
微笑
愛の終着駅
転落の詩集
1979年
女の一生
母子草
体の中を風が吹く
二十四の瞳
北の宿から
幻の花嫁
1980年
古都
愛とおそれと
わが母は聖母なりき
ダンプかあちゃん