家に五女あり
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『家に五女あり』(いえにごじょあり)は、TBS系列「愛の劇場」枠で2007年9月3日から10月26日まで、毎週月曜日から金曜日の13:00?13:30(JST)に放送された全40話の昼ドラマである。『天までとどけ』シリーズの総合企画アンテンヌ製作。
概要

源氏鶏太の1961年の小説『家庭の事情』のドラマ化作品である。定年退職を迎えた父と個性的な5人の娘たちのそれぞれの生き方を描く。親子の関わりあいの部分は原作で描かれた要素を残しつつも、娘たちの職業や年齢をはじめ、6人で分配される金額や、娘たちがその後抱えるトラブルや出来事など、現代の時代背景に合わせて設定が大幅に変更され(四女・志奈子と五女・伊世子に与えられたお金は、それぞれが20歳を迎えるまで平太郎が管理する点など)、明るいタッチのホームドラマとして描かれている。

主題歌やオープニングのタイトルバックはなく(ただし番組タイトルと提供スポンサーの紹介はある)、キャスト・スタッフのクレジットは、本編(Aパート)が始まってから画面下半分に横スクロールされている。

遅れネット局である福井放送は、本作の途中から放送時間が月 - 金曜15:54 - 16:24から水・木曜15:00 - 16:00(2話連続放送)、金曜15:00 - 15:30(1話放送)に変更された(『愛の劇場』終了まで。同じ遅れネット局である秋田放送は月 - 金曜16:24 - 16:54のまま変更なし)。

なお『家庭の事情』を原作にした作品は、それまでに2度映画化され、1968年にはドラマ化もされている。

『家庭の事情』 (1962年、監督・吉村公三郎、主演・山村聰

『四つの恋の物語』 (1965年、監督・西河克己、主演・吉永小百合

『花の恋人たち』 (1968年7月 - 9月、NETテレビ[現・テレビ朝日]、主演・芦川いづみ

あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2018年10月)(使い方

亡き妻・悦子の三回忌を迎え、38年間勤めてきた会社を定年退職した平太郎は、自身の退職金と妻が遺した貯金を合わせた3000万円を、家族6人で1人500万円ずつ均等に分けることを提案する。そのことに娘たちは驚くが、父の思いのこもった500万円をそれぞれ有意義に使おうとする。ところが娘たちの抱えるトラブルが次々と明らかになっていき、仕事一筋で長年彼女たちと向き合ってこなかった平太郎はただ戸惑うばかり。果たして娘たちは、幸せになることができるのだろうか?
登場人物・キャスト
三沢家
三沢 平太郎(みさわ へいたろう) -
前田吟
五人姉妹の父親。60歳。亡き妻・悦子の三回忌と自らの定年退職を機に、退職金と悦子の遺した貯金を娘たちに分配。極真空手の指導者でもあるが、心臓病を患っている。次々と勃発する娘たちの問題と向き合う中で、少しずつだが「父親」として娘たちの気持ちを理解していくようになる。静香から自分が帰郷した後は平太郎に「パンの実」をやってほしいという願いを受ける形で「パンの実」のオーナーになることを決意。自身の500万円はその経営資金に充てることに。
三沢 一代(みさわ かずよ) ? つぐみ
長女。30歳。区役所樋暮出張所の職員。悦子亡き後、三沢家の家事を一手に引き受けていた。しかし一代だけに家事を任せてきたことで姉妹たちが揉めた結果、そのつど家事を分担するようになったこと、また平太郎が定年退職後、積極的に家事に参加してきたこともあり、以前に比べるとその負担は軽減している。お見合い相手の吾郎との交際をずっと断り続けるも、しだいに平太郎や姉妹たちに対し、身内以上に何かと気にかけてくれる吾郎のことを見直しつつある。ところが再会した幸田に心惹かれ、吾郎と幸田の間ではっきりしない一代の優柔不断な態度を責められる。だが一代は、吾郎との結婚に一番乗り気だった平太郎が魔よけの石像や釣竿を吾郎から気安く譲り受けたことや、一代が吾郎の旅館を訪れた際、自分が若女将になることに対して仲居や板前たちから期待をかけられたことがどんどん重圧となっていったことをさらけ出した。一時は平太郎とも険悪になり、幸田からプロポーズされたことを知った吾郎とは大ゲンカするが、やがて吾郎のことが本当はずっと好きだったことに気づき、幸田のプロポーズを断り、吾郎と交際することを選んだ。その後、週末だけ吾郎の旅館に通い、若女将になるための修行を始めている。なお500万円は普通自動車免許を取得するために自動車教習所に通う資金に充てた。二度目の卒業試験で無事免許を取得している。
三沢 二美子(みさわ ふみこ) - 桜田聖子
次女。27歳。フリーのプロカメラマン。仕事は軌道に乗りつつあるが、妥協を許さない姿勢が時として仇となる面も。自身が撮影した写真に交際していた望月のエッセイをつけた本を出版するのが夢だったが、黒木に出版詐欺に遭った上、望月とも彼が帰郷するのと同時に別れる。失意のどん底だったが、その後平太郎の励ましで立ち直る。二美子を心配するあまり、公私にわたり口出ししてくる耕二を再三たしなめてきたが、その耕二に突然キスされそうになり困惑している。それ以降、変に意識しだしたことで師弟関係のバランスが崩れてしまい、二美子の下で働きづらくなった耕二がアシスタントを辞める際、フリーでもやっていけるように仕事を紹介している。500万円は姉妹の中でいち早く遣い、自身の個人オフィスを新たに借りる資金に充てたが、200万円は黒木に騙し取られている。
三沢 三也子(みさわ みやこ) - 原田佳奈
三女。21歳。豊洲女子大学英文科の大学生。成績優秀でイギリス留学の話が持ち上がっている。離婚歴のある小田切と交際していた。500万円は当初一人暮らしを始めるために(実際は小田切と密会するために)部屋を借りる目的で遣おうとしていた。だが小田切との関係を知った志奈子に口止め料として10万円を支払うが、そのことも含め、のちに小田切との関係を平太郎に知られたため部屋を借りる契約は解約している。小田切とも別れることとなり、嫉妬と憎しみの入り混じった感情から小田切に嫌がらせを繰り返し、挙句の果てには小田切からセクハラされたと学部長に嘘の訴えを起こす。しかし小田切が三也子のことを本気で愛していたことを知り、平太郎や姉妹たちの説得もあり、その後自身と小田切との関係も含め、すべての真実を大学に話した。小田切からの働きかけもあり、退学を含む処分は免れた。だが香苗からの知らせを受け、病に倒れた小田切の元へ向かおうとしたが、結局途中で引き返してしまい、そのまま死別。遺されたイギリス留学の推薦文を見て、ひどい仕打ちをしたのに最後まで自分のことを気にかけてくれていたのを知り号泣した。小田切の件があってか、姉妹たちの恋愛について三也子が口にする一言には、誰もが頷くほど説得力がある。
三沢 志奈子(みさわ しなこ) - 宮沢静香
四女。15歳。文郷中学校の3年生。高校受験を控えているにもかかわらず、肝心の勉強に身が入らないことを理由に遊び歩いていた。自分と伊世子が未成年のために今すぐ500万円を貰えないことに激しく反発。小田切との関係の口止め料として、三也子から受け取った10万円で急に羽振りがよくなったことを不審に思われ、伊世子の誕生日プレゼントに贈った2万円のブランドもののバッグが原因で平太郎にバレてしまう(それと同時に三也子の一人暮らしの目的が小田切と関係していたことも知られてしまう)。また不良仲間との付き合いがあったため警察に補導されたり、ドラッグに手を染めていたこともある。その結果、成績がクラスで最下位となってしまうが、現状のままでは高校に進学できないことを自覚し、三也子から勉強を教わるようになる。そのかいあって成績も上がり、それが自信となって一層勉強に励むようになる。そして受験勉強に専念するべくギャルサーを脱退しようとするが、ギャルサー仲間のナオミと萌に辞めさせないようたびたび脅され、平太郎に対し振り込め詐欺を働いてしまう。同じクラスの亮平に想いを寄せられるが、志奈子自身は亮平を「谷口」と呼び捨てにし、恋愛対象とは思っていない。だが亮平のことが好きな伊世子から、本当は志奈子も亮平のことが好きなのではないかと指摘される。
三沢 伊世子(みさわ いよこ) - 麗美
五女。12→13歳(第8話で誕生日を迎えた)。文郷中学校の1年生。平太郎とともに空手の稽古に励む元気娘。伊世子が絡んだ些細な出来事がきっかけで、次々と娘たちのトラブルが平太郎に知られることとなる。また平太郎が男の子を欲しがっていたと勘違いし、自分が男の子になろうと思い切って髪型を丸刈りにしてしまったこともある。その後、憧れている亮平にほのかな恋心を抱き、空手を辞めて吹奏楽部へ入部。その一方、亮平と親しくしている志奈子に対してやきもちを焼き、たびたびケンカに発展してしまう。亮平に告白したが、志奈子のことが好きだと言われ、結局振られてしまう。姉妹の中では一番吾郎に懐いている。
三沢 悦子(みさわ えつこ) - 田中美和
平太郎の妻で、五人姉妹の母親。2年前に他界。入院中、自分の病気が治ったら家族みんなで温泉に行くことを平太郎と約束していた。悦子が生きている間には実現できなかったが、一代が若女将修行をしている吾郎の旅館を家族で見に行く時、平太郎が悦子の遺影を持ってきて、その約束を果たした。
その他
一代関係
団 吾郎 -
佐藤二朗
箱根にある老舗旅館「和心亭 豊月」の若主人で、一代の見合い相手。姉妹たちからは「ダンゴロー」と呼ばれている。誠実な性格だが図々しいのが玉にキズ。世界の国々の国歌を歌える特技を持つ。見合いの席で一代にひと目ぼれして以来、一途に思い続けていた。ひとりっ子だったこともあり、ゆくゆくは三沢家のような家庭を築くのが夢だった。平太郎や姉妹たちと親しくなっていく過程を見て、吾郎がみんなを取り込んで結婚話を推し進めていこうとしているのではないかと一代にたびたび誤解されていた。しかし一代が幸田からプロポーズされたことを知り、二美子のオフィスで一代と大ゲンカし別れを告げるも、その直後に熱で倒れた一代を一晩看病。翌朝、病状の回復を見届けてから、二度と三沢家に行かないことを告げて去る。その後一代への未練を残した日々を過ごしていた時、「一代がまだ吾郎に気があるかも」という伊世子からのメールを受け、三沢家にやって来て「僕が家を出る!旅館の女将にはならなくていい。だから僕と付き合って下さい!」と一代に改めて交際を申し込んだ(このとき吾郎が一代に伝えた言葉は、吾郎の母・美枝がかつて先代の主人〈吾郎の父〉から銀行内でプロポーズされた時の言葉と全く同じ)。
団 美枝 - 山田スミ子


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