宮澤正明
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みやざわ まさあき宮澤正明

生誕1960年??月??日
日本東京都
出身校日本大学芸術学部写真学科卒業(卒業制作作品は日本大学芸術学会奨励賞を受賞)
職業写真家
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宮澤 正明(みやざわ まさあき、1960年 - )は、日本写真家である。

日本大学芸術学部写真学科卒業。卒業時に日本大学芸術学会奨励賞。85 年に赤外線フィルムを使用した処女作「夢十夜」でニューヨークICPインフィニティアワード新人賞。2014年伊勢市観光ポスターにて日本観光ポスターコンクール総務大臣賞。

特に神社仏閣にも関わりが深く、2005年伊勢神宮第62 回式年遷宮の正式記録写真家として活動を開始、2013 年10月に行われた遷御の儀までの間に6万点に及ぶ作品を奉納し、写真集も数多く出版する。その他出雲大社大遷宮、阿修羅像で有名な奈良興福寺、春日大社第60回式年造替など全国の神社仏閣を50社寺以上撮影。

また映像作家として、伊勢神宮の森をテーマにしたドキュメンタリー映画*『伊勢神宮ドキュメンタリー映画 ーうみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージー』 監督:宮澤正明 (2015年4月24日)を初監督。海外の映画祭に数多くノミネートされ2015年マドリード国際映画祭にて外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品賞他の2冠に輝く。これを機に講演会やトークショーなどの活動が増える。

その他広告、CF、エディトリアル、ファッションの分野でも幅広く活動し、人物写真では伊集院静、市川海老蔵、阿川佐和子、菅野美穂など時代を代表する人々を撮り写真集は150冊を超える。1984年銀座ニコンサロンでの写真展「夢十夜」から2015年富山市ガラス美術館での写真展「森神心」まで国内外で数多くの展覧会を開催している。
目次

1 主な活動

2 作品

2.1 写真集

2.2 映画

2.3 音楽


3 TV出演

4 ラジオ出演

5 宮澤正明をテーマとした作品

6 脚注

7 外部リンク

主な活動

1985年6月 世界20カ国で活躍する100人の写真家による競作「日本の24時間」に最年少で参加。『A Day in the Life of Japan』(コリンズ社)として発行、写真展が全国主要都市を巡回。

1986年3月 米ICP新人賞受賞記念写真展「インフラレッド・フォトグラフィー」(東京・六本木アクシスギャラリー)を開催し、part1「夢十夜」、part2新作「転生譚」を発表。

1987年4月 「PHOTO PIA展」(ギリシャ・アテネ)に夢十夜に続く新作「転生譚」を出品

1988年

2月 「Houston Photo Fest88」(アメリカ・ヒューストン)に参加。赤外写真を出品。

6月  写真展「タイムスリップ・イン・チャイナ」(東京・新宿ニコンサロン)を開催。中国製のカメラ、フィルムを用い、中国で現像。全行程を現地で行い、自身初のカラー・ポートレートとして発表し、注目を集める。


1989年 1月  写真展「赤景夢」(東京・新宿コニカ・プラザ)を開催。

1994年

1月  植物の生命感を色だけで表現した作品「眩耀」を発表。(東京・青山スパイラルホール)        

11月 写真展「MASAI」(東京・銀座アートグラフ)を開催。アフリカ・ケニア高原で出会ったマサイ族の人々と交流。大地と融合して生きる彼らの存在感ゆえにシンプルな白バックでポートレートを撮影。


1995年

6月  写真集『蝶 LIVING IN JAPAN』(ブレーン出版)を刊行。3ヶ月にわたり日本の蝶、約20,000頭をスタジオ撮影。その細密な美しさを表現するため、8×10の大型カメラを使用した。

11月 写真展「蝶 LIVING IN JAPAN」(東京・銀座村越画廊)を開催。


1999年

6月  写真展「熊野 玉置山」(東京・新宿ニコンサロン)を開催。

8月  20年間撮り続けてきた赤外写真の集大成として、『宮澤正明赤外写真集1979-1999』(講談社)を刊行。同写真集出版記念「黒・灰・白」展(青山BMWスクエア)を開催。同展に工場地帯のノスタルジックな未来像をモノクロームで表現した「メトロポリス」を発表。


2008年 4月 ホテル日航東京の全客室400室、廊下、会議場などに約1,500点の「Neo Tokyo」作品を展示。これを機に株式会社マスターワークスを設立、公共機関や有名企業などに宮澤作品のレンタル・販売を開始。

2009年12月 第62回式年遷宮を4年後にひかえ、講談社創業100周年記念出版として写真集『伊勢神宮-現代に生きる神話』(講談社)刊行。

2010年 2月  写真展「伊勢神宮?現代に生きる神話」(東京・ホテル日航東京コリドールギャラリー)を開催。

2011年

2月  作家・伊集院静氏とともに株式会社エムアップから電子書籍レーベル「デジタルブックファクトリー」を設立、「なぎさホテル」をリリース。

12月 神宮司庁広報室室長・河合真如氏との共著『伊勢神宮の智恵』(小学館)を刊行。


2012年

4月  写真展「伊勢神話への旅」を近鉄・宇治山田駅2階特設ギャラリーにて開催。

4月  写真展「祥云?吉」(運気を呼ぶ写真展)を上海・久光百貨店3階特設ギャラリーにて開催


2012年

5月  写真展「伊勢神話への旅」を調布市文化会館たづくり1階展示室にて開催。以降全国各地にて巡業

7月 奇跡を呼ぶと経営者に人気のある「RED DRAGON」が写真集として小学館より刊行。

11月「RED DRAGON2013」カレンダー発売


2013年

7月 伊勢神宮 参宮ガイドブック癸巳版」(小学館)を刊行。「伊勢神宮 現代に生きる神話 新装普及版」(講談社)を刊行

10月 「RED DRAGON2014」カレンダーを発売

10月 伊勢神宮 御遷宮後初の写真展「第62回神宮式年遷宮記念?伊勢神話への旅?」を六本木ヒルズ ヒルズカフェにて開催


2014年

4月 初監督作品である日本初の4Kドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」完成、ワシントンDC「全米桜フェスティバル」にてワールドプレミアム上映される。池上本門寺の庭園に作られた噴水のプロジェクションマッピングを手がける。

6月 2004年から9年間撮影した集大成として、御遷宮対策委員会公式記録写真集「遷宮」を刊行。

10月 「RED DRAGON 2015」カレンダーを発売。

10月 市川海老蔵主演の歌舞伎ポスター、広告を手掛ける。


2015年

1月 写真集「浄闇」(小学館)を刊行。写真展「伊勢神話への旅」を代官山蔦谷にて開催。 

3月 写真集「遷宮」(竢o版)刊行。

7月 映画「うみやまあひだ」が外国語ドキュメンタリー部門最優秀プロデューサー賞と、外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品賞の2冠獲得。

11月 「RED DRAGON 2016」カレンダーを発売。


2016年

5月 「森神心」@富山ガラス美術館開催

5月 「森神心」@日本橋三越開催

11月 「RED DRAGON 2017」カレンダーを発売。

12月 ロックバンド「プラスチックツリー」MV撮影監修開始


2017年

1月 写真展「春日大社現代絵巻」を島屋日本橋店6階美術画廊にて開催。

2月 北翔海莉様ディナーショーDVD監修

3月 名古屋高島屋リニューアルに伴う全広告を撮影。

3月 「森の京都」写真展@京都丹波自然運動公園、京都府庁旧日本館成庁

5月 ロックバンド「プラスチックツリー」PV,MV撮影監修

7月 名古屋高島屋広告撮影

8月 個展「ドナルド・キーン写真展<第1章>」@新潟県ドナルド・キーンセンター

8月 「紙神」和紙人形写真展@伊勢外宮参道ギャラリー


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