宮本武蔵_(NHK新大型時代劇)
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宮本武蔵
ジャンルドラマ
原作吉川英治宮本武蔵
脚本杉山義法
演出岡本憙侑 他
出演者役所広司
古手川祐子
中康次
奥田瑛二
小林麻美
草笛光子
江原真二郎
高橋恵子
新井春美
瑳川哲朗
宅麻伸
藤堂新二
河原崎建三
三浦浩一
待田京介
今福将雄
鈴木光枝
南田洋子
黒沢年男
池上季実子
田村高廣
津川雅彦
竹脇無我
石坂浩二
西村晃
丹波哲郎
製作
制作日本放送協会

放送
放送国・地域 日本
放送期間1984年4月4日 - 1985年3月13日
放送時間44分
放送枠新大型時代劇
回数45
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『宮本武蔵』(みやもとむさし)は、NHK総合テレビの「新大型時代劇」で1984年4月4日から1985年3月13日まで放映されたテレビドラマ。「新大型時代劇」の第1作。主演は役所広司
概要

吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とし、剣豪宮本武蔵の青年時代から巌流島の決闘までを描いている。原作にほぼ忠実に添い、それまで映画・テレビドラマ等で映像化されなかったエピソードなども多く拾い上げられている。

脚本担当の杉山義法は「タケゾウがムサシになるまでを青春編としてジックリ描きたかった」との理由から、原作の「地の巻」部分を意図的に膨らませた。また、1971年の大河ドラマ『春の坂道』(原作:山岡荘八)の脚本を担当したこともあって柳生宗矩に対する思い入れがあり、本作でも宗矩を原作以上に頻繁に、かつ重要な役どころで登場させている(当時『春の坂道』の映像が全く失われていた、とされていたことも影響している)。劇中に「大和の蛙」などの『春の坂道』の作品世界を彷彿させる言葉が登場するのはそのためである[1]

本作は「新大型時代劇」の第1作と位置付けられている。これは、本来は史実に基づいた時代物を取り上げる日曜日の「大河ドラマ」がこの年の1月から放送された『山河燃ゆ』が現代劇(1940年代の主に太平洋戦争の時期を描いたもの)路線であることから、時代劇ファンのニーズにこたえるために、娯楽性を重視した「水曜時代劇」の枠を使って放送されたものである[2]。これはその後「大河ドラマ」が再び史実時代劇路線に戻る直前の1986年末までこのような状態が続いた(のちに『春の波涛』『いのち』と合わせて、この時期の「大河ドラマ」は「近現代大河3部作」と位置付けられている)。
エピソード

この作品の挿入歌として、役所広司が歌う「独行道(どくぎょうどう)」(杉山義法作詩、三枝成章作曲)が使われた。歌はおおむね好評で、レコード化の話もあったが、原作者・吉川英治の遺族から「原作のイメージと合わない。使うのを止めて欲しい。レコード化も止めて欲しい」というクレームが上がったため、以後使うことは見送られた
[3]。総集編では別のBGMに差し替えられている。この「独行道」は、第20回、第21回の挿入歌として流されている(第20回では、海岸を歩く武蔵を背景に、歌詞が字幕で流されている)。

プロデューサーの澁谷康生は、佐々木小次郎の配役に頭を悩ませていたが、澁谷が担当していた当時制作中の大河ドラマ徳川家康』の出演者の滝田栄長門裕之らと食事に出かけた時、長門が連れてきた中康次に一目惚れし、小次郎役に彼を抜擢した。当時の中は全くの無名に近い俳優であり、このキャスティングは大冒険で、澁谷と旧知と間柄であった中のマネージャーはこのオファーに足がふるえたという[3]

前述の通り、澁谷が大河ドラマ『徳川家康』の担当をしていたため、同作との共通の出演者がかなり多い(役所広司、奥田瑛二、池上季実子、津川雅彦、石坂浩二、宅麻伸、鈴木光枝ほか多数)。

キャスト
武蔵をめぐる人々

弁之助→宮本武蔵多賀基史→斎藤優一→役所広司
主人公。平田無二斎の息子で、お吟の弟。幼名は弁之助(べんのすけ)で、元服してからは「新免武蔵(しんめんたけぞう)」と名乗ったが、剣客として一本立ちしてからは「新免宮本武蔵(しんめんみやもとむさし)」と改名する。又八からは「武やん(たけやん)」と呼ばれる。立身出世を夢見て親友の又八と故郷の宮本村を飛び出す。当初は獰猛な野獣のような荒々しい若者であったが、その後様々な人々と出会い鍛錬を積み重ねて行くうちに心技体を兼ね備えた一流の剣客へと成長していく。祭り囃子の太鼓の撥さばきから二刀流の着想を得るなどひらめきの才能にも優れる。宿命のライバル・佐々木小次郎からの挑戦を受け、生涯最大の決闘となる巌流島の戦いに赴く。

お通:古手川祐子
本作のヒロイン。元々は捨て子で、父親の事は「三沢なにがし」としか覚えていない。又八の許婚であったが、武蔵を慕うようになる。剣術修行の旅に出た武蔵を追って宮本村を出る。その後は武蔵や又八と同様に各地を放浪するが、一途に武蔵を慕い続ける。笛の名手でもある。体があまり丈夫でなく、度々体調を崩して寝込んでしまう。

本位田又八:奥田瑛二
武蔵の親友。由緒ある郷士である本位田家の跡取り息子で、お通の許婚。武蔵からは「又やん(またやん)」と呼ばれる。武蔵の父・無二斎に実父・外記之助を上意討ちにされているが、無二斎や武蔵の事は特に恨んでいない。立身出世を夢見て武蔵と故郷の宮本村を飛び出すが、武蔵のような剣術の才能には恵まれず次第に水をあけられていく。武蔵への嫉妬心からくる対抗意識に苛まれ正体の無い日々を過ごすが、沢庵からの説諭により改心、朱実と所帯を持ち人生をやり直す決意をする。本作のもう一人の主人公ともいうべき人物。

沢庵宗彭津川雅彦
禅僧。武蔵の心の師。武蔵はもとよりお通や又八の人生にも大きな影響を与える人物。豪放磊落で機智に富んだ気性の持ち主。優れた高僧であるが一箇所に落ち着くのを嫌い、修行を兼ねて気ままな放浪の旅を続ける。

朱実:池上季実子
本作のもう一人のヒロイン。お甲の娘。戦死した武者の遺体から金品を漁る仕事をしていた。お通とは正反対の生き方をしてきたが、武蔵や又八やお通と関わるようになり彼らと同様に各地を放浪し自分の人生を切り開いていく。当初は武蔵に好意を持っていたが、最終的には又八と結ばれる。

お甲:草笛光子
朱実の母。関ヶ原の戦いから落ち延びてきた武蔵と又八を匿った。


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