宮守駅
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宮守駅
駅舎(2023年10月)
みやもり
Miyamori

岩根橋 (3.4 km) (6.1 km) 柏木平

岩手県遠野市宮守町下宮守26-119.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度21分1.7秒 東経141度21分0.8秒 / 北緯39.350472度 東経141.350222度 / 39.350472; 141.350222座標: 北緯39度21分1.7秒 東経141度21分0.8秒 / 北緯39.350472度 東経141.350222度 / 39.350472; 141.350222
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線■釜石線
キロ程25.1 km(花巻起点)
電報略号ミモ
駅構造地上駅
ホーム1面2線
乗車人員
-統計年度-96人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日1915年大正4年)11月23日[1]
備考無人駅
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宮守駅(みやもりえき)は、岩手県遠野市宮守町下宮守にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線
歴史

花巻と釜石を鉄道連絡することを目指して建設された岩手軽便鉄道により1915年大正4年)11月23日に岩根橋 - 柏木平間延伸と共に開業した[1]。当初の軌間は762 mm特殊狭軌軽便鉄道であった[1]1936年昭和11年)8月1日に国有化されて鉄道省国鉄)の駅となり、その後は鉄道省標準の1,067 mm軌間への改軌工事が進められた[1]1943年(昭和18年)9月20日から1,067 mm軌間での運行が開始されている[2]

1943年(昭和18年)に完成した駅舎が長らく使われ、1952年(昭和27年)には映画『激流』のロケ地ともなった。老朽化に伴い、2015年平成27年)1月19日から取り壊し工事が始まり[3]、新たに待合室保線休憩所・倉庫などを収容した駅舎が同年4月に完成した[4]
年表旧駅舎(2002年9月)

1915年大正4年)11月23日:岩手軽便鉄道の駅として開業[1]

1936年(大正15年)8月1日:岩手軽便鉄道の国有化により国鉄釜石線の駅となる[1]

1943年昭和18年)9月20日:1,067 mm軌間への改軌工事完成[2]

1944年(昭和19年)10月11日:国鉄釜石東線の開業に伴い、所属の路線名が釜石西線に変更となる[2]

1950年(昭和25年)10月10日:国鉄釜石線の全通により、再び釜石線の駅となる[2]

1970年(昭和45年)3月1日貨物の取り扱いを廃止[5]

1984年(昭和59年)2月1日荷物扱い廃止[5]

1985年(昭和60年)3月14日駅員無配置駅となり[6]、出札業務のみ簡易委託化(運転要員は引き続き配置)。

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる[2]

1993年平成5年)10月1日CTC化に伴い駅員の配置がなくなり、簡易委託駅となる[7]。宮守駅長廃止により、遠野駅長管理下となる。

2014年(平成26年)4月1日:無人化。

2015年(平成27年)

1月19日:駅舎解体工事開始[3]

4月2日:新駅舎供用開始[4]


2018年(平成30年)6月1日遠野駅の業務委託化に伴い、北上駅長管理下となる。

駅構造

島式ホーム1面2線の列車交換可能な地上駅である。駅舎内に待合室がある。

北上駅管理の無人駅で、2014年3月までは遠野市が受託し、遠野商工会に再委託する簡易委託駅であった。宮守村が遠野市に合併する前は宮守村が受託し、宮守商工会に再委託していた。

ホームは駅舎より1段高い場所にあり、駅舎からホームまで地下通路を通る。ホームには連査閉そく式施行時代に使用されていた運転事務室が長らく残っていたが、2009年(平成21年)末に撤去され小さい倉庫のみになった。

2015年(平成27年)から老朽化に伴い建替工事が行われ、従来の105平方メートルの駅舎は取り壊されて、新たに43平方メートルの待合所・保線休憩所・倉庫などを備えた駅舎が建設された[3]
のりば

ホーム路線方向行先
駅舎側■釜石線上り
花巻方面[8]
反対側下り遠野釜石方面[8]


待合室(2021年8月)

ホーム(2023年10月)

利用状況

JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2015年度(平成27年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度1日平均
乗車人員出典
2000年(平成12年)279[利用客数 1]
2001年(平成13年)248[利用客数 2]
2002年(平成14年)236[利用客数 3]
2003年(平成15年)207[利用客数 4]
2004年(平成16年)203[利用客数 5]
2005年(平成17年)183[利用客数 6]
2006年(平成18年)189[利用客数 7]
2007年(平成19年)189[利用客数 8]
2008年(平成20年)173[利用客数 9]
2009年(平成21年)145[利用客数 10]
2010年(平成22年)128[利用客数 11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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