宮城県選挙区
定数2人(改選数・1人)
2018年10月25日現在
選出議員
2025年改選石垣のりこ
選出議員
2028年改選桜井充
有権者数1,913,773人
一票の格差・3.045 倍(福井との比較)
(総務省
宮城県選挙区(みやぎけんせんきょく)は日本の参議院議員通常選挙における選挙区である。定数は1995年の第17回参院選より定数が2(改選1)から4(改選2)に増やされたが、2016年の第24回参院選より2(改選1)に戻る。これにより、東北地方の参議院選挙区はすべて1人区となる。 宮城県全域。戦前からの農民運動が盛んだったことに加え宮城県や仙台市など革新系の首長が選出されたこともあって、第1回の参院選から1995年の参院選までの定数2(改選1)だった頃にも、社会党や民主改革連合など非自民系の候補者が当選したことがある。 1995年の参院選からは定数4(改選2)となり自由民主党と民主党が議席を分け合う状態が続いた。 震災後の2013年の参院選で和田政宗が民主党の岡崎トミ子に代わる形で当選[1]。更に定数是正によって2016年の参院選からは定数が再度2(改選1)に戻されることになる。 2016年3月2日、民主党(後に民進党)は現職の桜井充を野党統一候補とするために日本共産党との間で政策協定を締結して民共共闘となり[2]、民進・共産・社民・生活の野党4党統一候補となった桜井が自民党の熊谷大との現職対決を制して当選。2019年の参院選でも立憲民主党新人の石垣のりこが自民党現職の愛知治郎を破って当選し[3]、野党独占区となったが、2022年参院選では自民党に鞍替えした現職の桜井が立憲民主党新人を破って当選し[4]、野党による独占が崩れることになった[5]。その桜井は第213回国会において末松信介の後任の予算委員長に就任した。[6] 第1回参院選時における最大の一票の格差の事例は宮城県選挙区(定数2)と鳥取県選挙区(定数2)の格差が2.62倍であり、後の一票の格差の議論として国会や裁判所で取り上げられることがある。2018年に埼玉県選挙区の定数が増加したことに伴い、再び当選挙区が一票の格差が最も大きい選挙区となった。 選挙回奇数回偶数回備考
歴史
選出議員
#1#2#1#2
第1回(1947年)斎武雄
(日本社会党)高橋啓
(民主党)
第2回(1950年)高橋進太郎
(自由党)
第3回(1953年)吉野信次
(自由党)
第4回(1956年)高橋進太郎
(自由民主党)
第5回(1959年)村松久義
(自由民主党)
第6回(1962年)高橋進太郎
(自由民主党)
第6補(1965年)高橋文五郎
(自由民主党)高橋進太郎の宮城県知事選出馬に伴う。
第7回(1965年)戸田菊雄
(日本社会党)
第8回(1968年)高橋文五郎
(自由民主党)
第9回(1971年)戸田菊雄
(日本社会党)
第10回(1974年)遠藤要
(自由民主党)
第11回(1977年)大石武一