宮城島
2018年2月19日撮影。
出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス
宮城島(みやぎじま、みやぐすくじま)は沖縄県の沖縄本島北部に入り込む塩屋湾上にある島で、沖縄県国頭郡大宜味村に属する。 塩屋湾の西側の湾口部にある島で、島の西側は東シナ海に面し、島全体が沖縄海岸国定公園に指定されていた[1]が、2016年に新設されたやんばる国立公園に移管された[2]。島の北側と南側は沖縄本島に挟まれており、北側には塩屋大橋、南側には宮城橋が架かっており、徒歩や自動車で沖縄本島との往来が可能である。 琉球王国時代には、渡し船で沖縄本島と往来していた。後に塩屋湾を一周する道路が完成したが、1937年に宮城橋、1963年には塩屋大橋が開通した。塩屋大橋が開通したことで、塩屋湾の海岸部を迂回せずに宮城島を通って大宜味村中心部と名護市を行き来できるようになり、移動距離が約8km短縮され、本島北部にとって重要な交通の要所となった[5]。 また、塩屋大橋は完成当時、県下最長の橋であった。当初は銀色のアーチ橋で、その後周辺の森林と海に合うよう赤色に塗り替えられた。地元住民から「赤橋」の名で親しまれていたが、1999年に老朽化の為、新しく建設された[6][7]。
地理
人口約150人
面積0.24km2[3]
周囲2.8km[4]
歴史
交通塩屋大橋、宮城島から撮影。
国道58号 - 北側は塩屋大橋、南側に宮城橋が架かっている。塩屋湾を迂回する道路は現在国道331号(以前は沖縄県道80号線)、沖縄県道9号線となっている。
バス - 島内に宮城バス停があり以下の路線が通る。琉球バス交通・沖縄バスの共同運行。
67番:名護市名護バスターミナル - 宮城 - 大宜味村中心部 - 国頭村辺土名バスターミナル
脚注[脚注の使い方]^ ⇒沖縄海岸国定公園区域図(保護規制図1/25000)/沖縄県 - 更新日:2016年5月9日。2017年2月25日閲覧。
^ “やんばる国立公園 概要・計画書
^ ⇒沖縄県島しょ別面積一覧 Archived
^ ⇒宮城島
^ ⇒沖縄総合事務局 北部国道事務所