宮城島
南東方向から撮影(2010年)
所在地 日本・沖縄県うるま市
所在海域太平洋
所属諸島与勝諸島
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯26度22分06秒 東経127度58分53秒 / 北緯26.36833度 東経127.98139度 / 26.36833; 127.98139 (宮城島)
宮城島(みやぎじま)は、沖縄県うるま市に属する島で[1]、沖縄諸島のうち、与勝諸島を構成する太平洋の有人島である[2]。沖縄本島中部の東部海岸に突出する勝連半島北東約7kmに位置する[3]。 面積5.54km2[4]、周囲12.24kmの島で[5]、平安座島と伊計島の間に位置する[6]。2012年4月現在の島内人口は813人[7]。島全体は第三紀の泥岩・砂岩を主とする島尻層岩を基盤岩とし、その上部は琉球石灰岩に覆われている[8]。全体的に三角形状の島で、西側にある標高約100mの平坦で三角形状の台地と東側の標高約50mの半島地形を有し、海岸線は西側よりも東側で入り組んでいる[9]。島西側の台地平面は西方向に緩やかに傾斜し、その周囲は急崖となる[8]。台地の東端は宮城島最高峰の「ヒータキ(火焚山)」で、標高は121.4mであり[9]、貝塚時代中期の「高嶺遺跡」が立地する[10]。この台地は方言で「イーバル(上の畑地)」と呼ばれ、宮城島の面積の大半を占め、土地改良事業により、整備された耕地が見受けられる[11]。琉球石灰岩と島尻層岩の境界面から地下水が湧出し、島北東部に多く見られる[8]。平安座島と宮城島間の「ダネー水道」は石油備蓄基地の建造により埋立てられ[12]、島の北西沖に石油貯蔵船を接岸できるシーバースが建造されている[8]。
地理
地形・地質