宮城刑務所(みやぎけいむしょ)は、法務省仙台矯正管区に属する刑務所。下部機関として仙台拘置支所[注 1]・石巻拘置支所[注 2]・古川拘置支所[注 3]を有し[2]、仙台拘置支所は本施設に隣接している[3]。 〒984-8523 宮城県仙台市若林区古城二丁目3番1号[1][4] 収容分類級は以下の通りである[5]。 長期再犯者(LB級)や身体障害者・精神障害者といった処遇困難者が収容されている男子刑務所である。
所在地
仙台市地下鉄南北線「河原町駅」下車、徒歩15分[4]
JR東日本 東北本線 仙台駅から仙台市営バスで「南小泉三丁目」下車、徒歩3分[4]
収容分類級
LB級[5]
B級[5]
M級[5]
P級[5]
収容定員
約1,020人
沿革宮城集治監
1627年 - 仙台藩祖・伊達政宗が若林城を築く。
1878年 - 警視庁が伊達家から城跡の土地を買い上げる。
1879年 - 城内に宮城集治監を建設。中央に4階建の塔(六角塔)があり、2階建6棟の房が放射状に出た「雪形六出の構え」と呼ばれるパノプティコンであった。西南戦争の際の捕縛者を収容した。
1922年 - 宮城刑務所に改名する。
1965年 - 六角塔の解体工事を開始する(1973年完了)。
1984年 - 仙台市教育委員会により、若林城址の発掘調査を開始する。