宮城リョータ
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宮城 リョータ
SLAM DUNKのキャラクター
登場(最初)第50話「遅れてきた男」
作者井上雄彦
声優塩屋翼
仲村宗悟
プロフィール
愛称リョータ君
リョーちん
性別男性
国籍 日本
家族宮城ソータ(兄)
宮城カオル(母)
宮城アンナ(妹)
職業学生
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宮城 リョータ(みやぎ リョータ)は、井上雄彦漫画作品およびそれを原作とするアニメSLAM DUNK(スラムダンク)』に登場する架空の人物。

担当声優塩屋翼。劇場アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』では仲村宗悟[1]、少年時代の声優は島袋美由利
プロフィール

所属:
湘北高等学校2年1組

身長:168 cm

体重:59 kg

誕生日:7月31日[2]

出身地:沖縄県南城市みーばるビーチ付近

背番号:7

ポジション:ポイントガード(PG)

人物

沖縄生まれで、ソータという兄が居たが、海難事故で亡くなっている。

小学校からポイントガードで、田岡茂一からは「神奈川県内でも五指に入るガード」と称された実力者。安田靖春は同じ中学校に通っていた同級生であり、「リョータ」「ヤス」と呼び合う仲である。

安西に憧れ、強豪高校からの誘いを断り湘北へ入学。入部時は「いずれ神奈川No.1ガードと呼ばせて見せる」と豪語していた[注 1]。彩子にはあまり相手にされず、彼女への未練を断ち切るために数多くの女性に告白するもことごとく振られ続ける。

ある日、生意気で目立っていた彼に目を付けた三井たち番長軍団に暴行され[注 2]、その際、アタマの三井だけは倒すと決めて彼だけを集中的に攻撃し、前歯を折るなどして大怪我を負わせた。後述の退院後、他校の女子生徒に振られたところを偶然目撃していた桜木軍団に馬鹿にされ、翌日には彩子が桜木と部活に向かうために一緒に歩いている場面に遭遇し桜木を彩子の彼氏と思い込み、大喧嘩になる。その後も体育館で桜木との喧嘩は続く。潮崎は桑田に、「今年は桜木が居るから、核弾頭に核弾頭をぶつけるようなもんだ」と語り、石井は喧嘩の様子を「目にもとまらぬ連続技」と感心していた。だが言動で彩子に惚れてると桜木に見破られてからは、共に女運がなく片思いの相手に振り向いてもらえないゆえに桜木と意気投合し、翌日の練習には肩を組んで現れるほどの仲に。和解後、桜木からは「リョータ君」、三浦台戦以降は「リョーちん」と呼ばれるようになる。作中にて桜木軍団を除けば、桜木を名前で呼ぶ唯一の人物である。

桜木同様に、お調子者で短気だが、桜木よりは冷静であり、観察眼にも優れる[注 3]。問題児軍団の例に漏れず、成績は悪いが、彩子に見てもらうとテストでは解けなかった問題も自力で解けた辺り、やる気の有無な様子。三井とは和解しながらも余計な一言を言って、怒らせることも少なくない[注 4]。耳にはピアスを着けており、県予選では白二つのリストバンドを、インターハイでは赤と黒のリストバンドをそれぞれ左腕に着けている。

赤木と木暮の引退後、新キャプテンに就任する(就任挨拶の際、引退せず部に残る三井にヤジられ「目の上のたんこぶめ」とつぶやく一幕もあり)。原作終了後の黒板漫画ではリーダーシップのハウツー本に影響され、赤木以上の鬼キャプテンとして鳴らしており、この練習の厳しさにより三井とは、しばしば喧嘩になる様子。

連載中に行われた人気投票では1回目では第9位[3]2回目では第5位にランク入りしている[4]

作者の井上によれば、リョータという名前がカタカナであることは、桜木が人の名前をあだ名で呼ばない時は、必ずカタカナにしていたため、桜木に「リョータ君」と呼ばせていたら、自然とカタカナになり、漢字をあてられなくなったからとのこと。また中国語圏では「良田」と漢字があてられ、愕然としたとも述べる[5]
プレイスタイル

速攻を中心としたゲームメイクや、小柄であるが高い運動能力とテクニックを活かしたスピードプレイが持ち味。湘北一と言われるそのスピードは他校のプレイヤーからも注目を受ける。花道に(騙しのテクニックである)フェイクを伝授したりもしている。安西からは「(チームに)スピードと感性をもたらした」と言われた。

ジャンプ力もあり[注 5]、10cm程度の身長差であればシュートブロックするのは難しくない。中距離および外角からのシュートやフリースローは苦手[注 6]。病み上がりのせいかスタミナは高くない(ゲーム・IH予選完全版での数値化された能力)が、IH予選の三浦台戦の安西による懲罰を除けば描写があったほぼ全ての試合で40分間フル出場しているため、他の強豪校の選手に格段劣るわけではない。

上背がないため、試合ではチームのウィークポイントと見なされたり、花道同様にムキになりやすい性格が試合に影響することもあり、山王戦にて、牧からは「まだ甘い」と評されている。精神的に弱い面もあり、山王戦の前夜には山王のビデオを見て怖がり、彩子の前で弱気な発言をしたことも。しかし、海南戦では桜木とのリバウンド争いを制した高砂のボールをはたいて花道のダンクをアシストし、陵南戦では仙道の不意をつき駄目押しのシュートを決め、山王戦では終盤においてゲームの流れや相手の心理状況を的確に判断し、戦意を喪失しつつあるチームメイトを叱咤して、崩壊寸前のチームを支えた。山王戦では湘北が崩壊する中、安西から切り込み隊長としてボール運びを任され、沢北と深津のダブルチームをドリブルで置き去りにして流川へのパスを出す。その他、試合で相手の裏をかくフェイクの技を花道に伝授している。
『ピアス』

週刊少年ジャンプ特別読切『ピアス』にて、小学6年生のりょうた、あやこという人物が描かれており、欄外には「彩子とリョータの秘密」と記述があるものの、スラムダンク本編のリョータ、彩子と同一人物かどうかは言及されていない。

作中ではりょうたが小学3年生の時に兄を海で亡くし、その際に一緒に釣りに連れて行ってもらえなかったことに腹を立てて口にした「バカ兄!! もう帰ってくるな!!」との罵声が最後の言葉になったため、非常に後悔している旨が描かれている。
『THE FIRST SLAM DUNK』

2022年12月3日に公開された劇場アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』にて、原作で明かされなかった過去及び家族構成が判明した。内容には前述の『ピアス』の設定と共通する箇所もある。


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