実況パワフルプロ野球2018
JIKKYOU PAWAFURU PUROYAKYU 2018
ゲーム
ゲームジャンル野球・育成
対応機種PlayStation 4(Pro対応)
(PlayStation VR対応)
PlayStation Vita
発売元コナミデジタルエンタテインメント
メディア[PS4]BD-ROM1枚
[PS Vita]PS Vitaカード
ダウンロード版もあり
プレイ人数1 - 2人
発売日2018年4月26日
レイティングCERO:A(全年齢対象)[1]
通信機能[PS4]オンライン対戦対応
[PS Vita]オンライン対戦、アドホック通信対応
デバイス[PS Vita]メモリーカード必須
関連作品
前作:実況パワフルプロ野球2016
無料版:実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018
連動作品:実況パワフルプロ野球サクセススペシャル
次作:eBASEBALLパワフルプロ野球2020
テンプレート - ノート
『実況パワフルプロ野球2018』(じっきょうパワフルプロやきゅう2018、JIKKYOU PAWAFURU PUROYAKYU 2018)は、コナミデジタルエンタテインメントより2018年4月26日に発売されたゲームソフト。日本プロ野球を題材にした野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』シリーズの2018年版。略称は『パワプロ2018』[2]。2019年4月23日のアップデートで2019年度版も配信された[3]。
本記事では、2018年7月25日よりPlayStation Storeで配信開始された無料のゲームソフト『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018』についても記述する。 『実況パワフルプロ野球2016』以来2年ぶりとなるパワプロシリーズの新作。PlayStation 4、PlayStation Vita向けに発売された。PS4版にはVRに対応したモードも搭載される[2]。PlayStation Vitaは2019年をもって生産終了となり、次作からはVita版がなくなったため同機に対応したパワプロシリーズは本作が最後となった。 パッケージはクイーン・オブ・フェスティバル号の球場で大人数の観客の中、パワプロくんが打席に立ち、バットを掲げているもの。ちなみにパワプロくんの後ろにいる相手チームの捕手は、マイライフで登場するキャラクター「奥居」に似た顔となっている。また今作は「ペナント」「マイライフ」ともに、4年に1度「国際大会」が開催される。日本代表メンバーを招集して世界に挑める「ペナント」、公式戦で活躍して日本代表入りを目指す「マイライフ」の2つのモードで世界の強豪と対戦できるようになる。さらに「パワーアップしたパワフェスモード」として、新要素の豪華客船「クイーン・オブ・フェスティバル」が発表されている[4]。 2017年12月7日に正式タイトルが発表された[4]。 実況を担当するアナウンサーは4人。 PlayStation Store限定のデジタルデラックス版はパワプロシリーズのBGMを200曲以上収録したダウンロードコンテンツがセットになっている。 2018年7月19日に、このソフトを使用した公式eスポーツイベント「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」がコナミと日本野球機構によって開催することが発表されている(#公式イベント参照)。 2018年12月3日、「PlayStation Awards 2018」にて本作が「Gold Prize」を受賞した[5]。また、2019年度シーズンや新しいモードを遊ぶことができるVer1.10が2019年4月23日に無料配信された。 前作の無料版『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2017』の2018年度版と相当する作品。プレイ可能モードと12球団選手のデータの更新などの対応も前作と同様。 本作では新要素として、以下の要素が登場した。 ほかにも、FA選手の年俸ランク、新たな特殊能力が追加された。 本作では完全に新規から開始する「プロ野球人生編」、サクセスやパワフェスで作成した選手でプレイする「オリジナル選手編」、実在のプロ野球選手になりきる「憧れ現役選手編」の3つのモードが搭載。
概要
実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018
前作からの変更点・追加点
選手
試合中のモーションと新規フォームの追加。
新規の特殊能力・超特殊能力の追加。コリジョンルール関連・『パワプロアプリ』から移植された一部の特殊能力の名称・効果が変更された。
それに伴い、一部実在選手がコリジョンルール対応後の新能力を所持している(前作では、実在選手に限りコリジョンルール関連の特殊能力を非所持に変更されていた)。
パワフェス、ペナントのオリジナル選手登録で登場するサクセス選手の登板・打席登場シーン付きのフォームや、試合中のボイスが設定可能になった。
試合・ルール
前作以上に守備能力が重要視されるようになった。
AIの調整により、AIの打撃精度が選手の調子によって変化するようになった。
アマチュア野球や国際試合のルール(タイブレーク、コールド、球数制限)に対応。
投球視点に新たに「フカン視点」を追加。
リプレイ呼び出し機能の復活(監督試合・栄冠ナインではできない)。
2018年から新たに導入された申告敬遠に対応(ver.1.05以降)。
その他
実況者の追加。『実況パワフルプロ野球2010』以降の実況を担当した堂前英男と前作のパワフェスモード、チャンピオンシップモード専用実況者の熱盛宗厚(声 - 金光宣明)を加え、新たに「パワプロチャンピオンシップス2017」で実況を担当した清水久嗣と初期のパワプロシリーズの実況者である安部憲幸の4人の実況者が担当。
実況者の変更(『パワプロ2018』のみ)は対戦モードとゲーム開始時のタイトルコールでのみ反映された。チャンピオンシップモード、パワフェスモード、サクセスモード(最終戦のみ)の実況者は熱盛、それ以外の実況者は原則として堂前が行う。
なお安部は2017年に逝去しているため、選手名の読み上げは安部担当時に同じ読みの選手が『実況パワフルプロ野球2002春』までのNPBに在籍していた選手[6]か、当該作品のサクセス選手に限られている。また、ボールカウントの読み上げが安部のみストライク→ボールの順になっている[7]。
作成したオリジナル選手の画像書き出しに対応。応援歌同様パスワードの書き出しが廃止され、選手の情報が入った画像ファイルでやり取りできるようになった。
シリーズ初となるPSRVR対応。対戦・ペナント・マイライフで遊ぶことができる。「VR観戦」では各球場の複数の視点から試合を観戦できる。
映像表現の強化。グラウンドの芝が立体化され、時間経過による太陽の動きが再現された(PS4版のみ)。
サウンド設定で選手の動き、打球、審判音声といった効果音が「試合効果音」で統一された。
投手1?12名・野手9?16名だった一軍登録選手数が、投手1?18名・野手9?23名に変更。合計28名の範囲内で投手と野手の割合を変えられるようになった。
なお、実際のプロ野球では2019年度から1軍登録できる人数が29名に変更されているが、本作の2019年度版では未対応(28名のまま)。2019年度のLIVEシナリオにおいても、実際の試合では25名がベンチ入りしている場合でも24名までしか反映されておらず、誰か1人は必ず欠落している。
練習モードの打撃練習で投球コースをポーズメニューで指定、球種の変更が練習中でもできるようになった[8](ver1.10?)。
ペナント
潜在能力:選手ごとに設定された達成条件をクリアすると潜在能力を開花させ、能力が上昇する。
疲労度:連続で出場を続けると疲労が蓄積し、実力が発揮できなくなったり、怪我が増えてしまう。
国際大会:4年に一度、オリンピックをモデルとした「インターナショナルベースボールカップ」とワールド・ベースボール・クラシックをモデルとした「ワールドチャンピオンシップベースボール」が開催される。
マイライフ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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