宝くじ
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この項目では、日本国内で発売される富くじについて説明しています。日本国外で発売される富くじについては「海外宝くじ」を、富くじの歴史・概要については「富くじ」をご覧ください。

スポーツ振興くじ」とは異なります。
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この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律関連の専門家にご相談ください。免責事項もお読みください。
渋谷駅東口の宝くじ売り場 臨時資金調整法に基づいて発行された福券

宝くじ(たからくじ)は、日本において当せん金付証票法に基づき発行される富くじである。

正式名称は「当せん金付証票」(とうせんきんつき しょうひょう)。なお、賞金付きの(くじ)を購入する賭博一般を指す普通名詞は「宝くじ」ではなく「富くじ」が正式。「当せん金」「抽せん会」などの「せん」の字は、漢字では「籤」(せん、くじ)と書く。「籤」が当用漢字に入れられなかったため、法令では「当せん」と書かれる。「当選」という表記は日本新聞協会が定めた「同音の漢字による書きかえ」によるものであり、国語審議会の「同音の漢字による書きかえ」には掲載されていない。

日本では古くは江戸時代などにおいて神社の修復費用を集めるなどの目的で富籤(とみくじ)が発行されていた。また、日中戦争の戦費調達のために制定された臨時資金調整法に基づき「福券」や「勝札」が発行されたこともある。さらに同法に基づき1940年に発行された報国債券(10円券)には最高1万円の割増金が当たる番号がついており、公開抽選会が行われるなど実質宝くじとなっていた[1]

現行の日本の宝くじは1948年当せん金付証票法(昭和23年法律第144号)に基づき浮動購買力を吸収し、もって地方財政資金の調達に資することを目的とする為に運営されている。
沿革

1944年9月 - 当時の根拠法である「臨時資金調整法」に基づき、「福券」として発売。

1945年

7月16日 - 名前を「勝札」(かちふだ)に変更して発売したが、8月の抽せん前に敗戦し、"負札"の異名をとる。

10月29日 - 同年11月7日までの期間で、日本勧業銀行発行第一回宝くじが発売される[2]。1枚10円、1等10万円。副賞として1等から4等まで白無地綿金巾(キャラコ)が用意されたほか、外れくじ4枚と金鵄(タバコ)10本が引き換えられる特典があった[3]


1946年 - 臨時資金調整法が改定され、政府のほか全国都道府県も宝くじの発売が可能となる。
12月に福井県復興宝くじ(ふくふくくじ)が発売された。

1947年 - 3月10日、第1回東京都復興宝くじ発売。1等1000円、2等100円、3等10円。12月1日、勧業銀行は100万円の宝くじを発売。

1948年 - 3月に廃止された「臨時資金調整法」に代わり、現在の根拠法である「当せん金附証票法」が7月に制定。政府命令での発売が、銀行が業務を受託する方式となった。
10月に発売された「第5回東京都復興宝くじA」で、住宅一棟が副賞の賞品として登場。

1949年 - 5月より横浜市・名古屋市・京都市・大阪市・神戸市(いわゆる5大市)、12月より内閣総理大臣が指定する戦災都市での発売が認められる。

1950年 - 2月より鹿児島県が発売を開始、全国都道府県が出揃う。3月、姫路市が戦災都市として最初に発売。

1954年3月 - 政府宝くじ廃止、同年12月に発足した全国自治宝くじに移行。

1959年 - 券面が、現行の7×15cmに統一される。

1964年 - 財団法人日本宝くじ協会が発足。

1968年 - 12月に発売された第76回全国自治宝くじで、1等の当せん金が1000万円に達する。

1971年 - 受託銀行である日本勧業銀行第一銀行と統合、第一勧業銀行となる。

1974年 - 1月の全国自治宝くじ及び2月の西日本宝くじより、沖縄県が参加。全国どこでも定期的に宝くじが発売されることになる。

1976年12月21日 - 各地で第126回全国自治宝くじ(1等1000万円・40本)の売り場に群衆が殺到。パニックとなり、福岡松本では死者を出す騒動に発展。

1977年 - 前年の騒動を踏まえ、特別くじの官製往復はがきによる予約制が導入された(1995年まで)。

1979年 - 8月発売の第151回全国自治宝くじに「サマージャンボ宝くじ」、11月発売の第154回全国自治宝くじに「年末ジャンボ宝くじ」の愛称が付き、特別くじは正式に「ジャンボ宝くじ」と呼ばれるようになる。

1980年 - 宝くじ「幸運の女神」第1期生デビュー。

1982年 - OCRによる番号読み取り機能を持つ「当せん番号自動照合機」の導入に伴い、開封くじの書式が統一される。一般くじとインスタントくじの複合くじ販売。

1983年 - 売り場でのジャンボくじ予約券配布開始。

1984年 - インスタントくじ販売開始。

1985年 - 根拠法である「当せん金附証票法」が「当せん金付証票法」に改題される。

1987年 - 1等の当せん金が6000万円に達する。(1等:20万倍規定の初適用)

1989年 - 1等と前後賞の当せん金が合わせて1億円に達する。

1994年 - 「ナンバーズ」発売。

1996年 - 予約制の廃止、1等の当せん金が1億円に達する。

1999年 - 「ミニロト」発売、1等の当せん金が4000万円に達する。

2000年 - 「ロト6」発売、同年最高当せん金の4億円が出る。

2008年 - 1等100万円1000本、2等1万円4万本に限定した「ミリオンドリーム」発売。

2010年 - 1等1000万円600本に限定した「1000万サマー」(2011年には「2000万サマー」)発売。

2011年 - 「ミリオンドリーム」を「ミリオン」に改称。ドリームジャンボと年末ジャンボの払い戻し率がこの年から49?50%となる。

2012年 - 「東日本大震災復興宝くじ」で1等の当せん金が3億円に。4月の当せん金付証票法改正に伴い、当せん金の最高額が額面の100万倍→250万倍までとなり、その適用第1号となった「サマージャンボ宝くじ」で1等の当せん金が4億円に達する。1等10万円40000本に限定した「ドリーム10」発売。

2013年 - 「ロト7」発売。1等当せん金は史上最高の8億円に達する。5月17日に行われた抽せんで3口の当せん者が出た(うち2口は香川県観音寺市の宝くじ売り場から出た)11月22日から「年末ジャンボミニ」発売。1等は7000万円。同時発売された「年末ジャンボ宝くじ」で1等の当せん金が5億円に達する。

2014年 - 全国自治宝くじ発売60周年を記念し4月22日から「全国自治宝くじ発売60周年記念くじ」発売。特別賞は60周年にちなみ60万円。5月14日から「ドリームジャンボミニ」発売。1等は5000万円。7月4日から「サマージャンボミニ」発売。1等は6000万円。

2015年 - ジャンボ宝くじにおいて、ドリームジャンボとサマージャンボの最高賞金が1等5億円・前後賞合わせて7億円となる。またグリーンとオータムの最高賞金もグリーンが1等4億円・前後賞合わせて6億円となり、オータムも1等3億円・前後賞合わせて5億円となった。発売70周年を記念し4月22日から「宝くじ発売70周年記念くじ」発売。特別賞は70周年にちなみ70万円。5月13日から1等7000万円に上げた「ドリームジャンボミニ」発売。また7月8日からは1等7000万円に上げた「サマージャンボミニ」発売。11月25日から確率を2000万分の1とした上で1等7億円・前後賞合わせて10億円と史上最高額とした年末ジャンボが発売。


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