宜秋門
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平安京内裏諸門図 京都御所の宜秋門

宜秋門(ぎしゅうもん)は、平安京内裏の外郭門の1つ、または京都御所の門の1つ。
概要

平安宮内裏外郭の西正面にあり、内郭の陰明門と相対する。東西3間。

門のすぐ外に真言院、内側に中和院の建物があった。「宮西僻仗門」「右衛門陣」ともいった。

花山天皇の頃、五月の雨の夜に藤原道隆藤原道兼藤原道長が天皇と雑談していた折、「こんな夜には一人であちこち出歩けまい」と言われた三人が、それぞれ内裏内の各所に一人で歩いていく(今で言う肝試し)ことになり、道隆が宜秋門を出るまでは我慢できたものの、その先の宴の松原で怖くなって引き返してきたという話が『大鏡』にある[1]

また、浅原八郎為頼らが伏見天皇を暗殺すべく内裏に乱入した(浅原事件)のはこの門から[2]であった。
脚注^ 『大鏡』 第五巻 太政大臣道長 上 十三段
^増鏡』 十三巻 今日の日影

関連項目

九条任子後鳥羽天皇の中宮に冊立されたことに伴い院号宣下により「宜秋門院」を称した。

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更新日時:2021年2月15日(月)15:50
取得日時:2021/06/01 20:02


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