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定規(じょうぎ、定木)は、直線や曲線、角を引くために用いる文房具。物を切断する時にあてがって用いることもある。素材は主に合成樹脂、アルミニウムやステンレスなどの金属、竹など伸縮や狂いの少ない素材が用いられる。 定規と物差し(ものさし、スケール)は混同されがちであるが、両者はその機能によって呼び分けられる。 定規は直線や曲線、角の描画に用いる器具である。数学で定規という場合、それは「平面上の任意の2点間を通る直線を引くことができる」というただ一つの機能を持つ道具を指す。他の用途、例えば長さや角度を測ることなどには使えない。定規とコンパスを使用した作図は、ギリシャ時代から盛んに行われてきた(定規とコンパスによる作図)。 これに対し、物差し(スケール)は線分の長短を差し測る器具である。物差し(スケール)は測定器具であるから線引きには使用しない[1]。物差し(スケール)には材質によって竹製やプラスチック製、スチール製などがある[2]。また、物差しには、形状によって、直尺、巻尺、折尺がある[3]。 定規は線を引きやすいよう、面取り・インクエッジなどを施している物が多い。 定規について以下の日本工業規格(JIS)が存在する。 尺について以下のJIS規格が存在する。
定規と物差し(スケール)
規格
日本工業規格
JIS B 7514 直定規
鋼製直定規についての規格。
JIS B 7526 直角定規
鋼製直角定規、つまり曲尺についての規格。
JIS S 6032 プラスチック製定規
プラスチック製の三角定規(60°・30°三角定規および45°・90°三角定規の2種類)および直線定規についての規格。それぞれの目盛りについての規格を含むが、「プラスチック製定規の性能」としては規定されていない。
JIS B 7516 金属製直尺
JIS B 7534 金属製角度直尺
計量器の機能である「目盛り」について、性能として規定されている。
種類三角定規雲形定規body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}
直線定規
方眼定規
三角定規
勾配定規
角定規
縮尺定規
三角スケール
T定規
点線定規
波線定規
放物線定規
双曲線定規
長方形定規
円定規
極小円定規
コンパス円定規
円周定規