宙のまにまに
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宙のまにまに
ジャンル
学園ラブコメディ天体
漫画
作者柏原麻実
出版社講談社
掲載誌月刊アフタヌーン
レーベルアフタヌーンKC
発表号2005年11月号 - 2011年9月号(番外編含む)
発表期間2005年9月24日 - 2011年7月25日(番外編含む)
巻数全10巻
話数全65話+番外編
アニメ
原作柏原麻実
監督高松信司
脚本高松信司
キャラクターデザイン渡辺はじめ
音楽CooRie大久保薫
アニメーション制作スタジオコメット
製作蒼栄高校天文部
放送局放送局を参照
放送期間2009年7月7日 - 9月22日
話数全12話
ラジオ:TVアニメ『宙のまにまに』Webラジオ
宙のまにまに☆放送室
配信期間2009年6月30日 - 9月29日
配信サイトテレビアニメ公式サイト内
配信日隔週火曜日
配信回数全8回
配信形式ストリーミング
パーソナリティ伊藤かな恵(明野美星役)
早見沙織(矢来小夜役)
構成作家武
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメラジオ

『宙のまにまに』(そらのまにまに)は、柏原麻実による日本漫画作品。漫画雑誌『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載された。略称は「宙まに」または「まにまに」。
概要

講談社の『月刊アフタヌーン』2005年11月号より2011年8月号まで連載。本編とは別に、2011年9月号で番外編となる「青春の光(マボロシ)編」を掲載。

コミックスは2006年6月23日にアフタヌーンKCより第1巻を刊行した後、2011年9月において第10巻まで刊行された。

2009年7月7日[注 1]よりテレビアニメが放送開始。また、それに関連して同年6月よりインターネットラジオも配信された。

なお原作者の柏原曰く「作品のタイトル決めには苦労した」とのことで、もし『宙のまにまに』が思いつかなかったら『ときめき☆星空グラフィティ!』などといったタイトルになっていたという[1][2]

初めは、女の子がほとんど出ない地味な天文部を舞台にした学園漫画を描こうとしていた。それとは別に星を見る女の子の話も考えていて、実はその2つをミックスさせてできたのが本作だという[3]

尚、まにまにとは、随にと書き、自己以外の他者や環境が自分に及ぼす影響に身を委ねる様を表す。[4]
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2018年2月)(使い方

主人公・大八木朔は、かつて暮らしていた町に引っ越してきた高校生。朔は読書好きで、静かで平凡な学園生活を望んでいた。しかしそんな朔の前に現れたのは、過去にこの町に住んでいた時の幼馴染・明野美星。朔にとって美星との過去はトラウマになっていた。そんな中、朔は美星が作った天文部に入ることになった。
登場人物

解説文中の学年は初期のもの。第31話(単行本5巻収録)より学年が1年上がる。
蒼栄高校
天文部
大八木 朔(おおやぎ さく)
- 前野智昭[5](子供:早見沙織)本作の主人公。高校1年生(初登場時)。父親が単身赴任のため、母親と2人暮らし。小杉野市在住。文学、読書が好きである。美星とは幼馴染。かつて美星の事を「みーちゃん」と呼んでおり、現在でもテンパった時や心の中で「みーちゃん」と呼ぶ事がある。小さい頃から父親の転勤で各地を転々としており、そのとき美星と出会っていた。その際、木から落ちた美星を助けようとして腕を骨折しており、かつ直後の転勤に美星が見送りに来なかったことが朔のトラウマとなる。高校で再会した際は、そのトラウマから美星を拒絶するが、後に誤解が解け、天文部に入部する。元々は目立たずなめられずのポジションを保とうとしていたが、美星によって学年で最も目立つ存在となってしまった。文化祭前、望と美星との関係に対する嫉妬(恋愛的なものではない)から、天文部(というより美星)と距離を置くような態度を取るが、望、姫、文江の助言により、それを乗り越えていく。星に関してはさほど興味を持っていなかったが、天文部での活動を通じて徐々に星への興味を持つようになる。校内・校外のどちらでも女子に人気があるが、本人は恋愛に興味を示しておらず、姫の想いにも全く気づいていない。なお、同級生を始めとする学校の生徒からは、美星と付き合っていると誤解されている。受験に向かう途中に姫の髪が絡まった一件は覚えていたが、姫がその時の女の子だと修学旅行中に姫に言われるまで気付いていなかったため「芸能人とか顔をちゃんと認識する前に髪型とか変わると、すぐにわからなくなるタイプ」と指摘される。文江との関わりもあって、小説家を目指して執筆活動を行なっている。名前の「朔」は、両親がファンである萩原朔太郎から取られた。ちなみに「」には月齢0、新月の意味もある。8月15日生まれ[6]獅子座。美星と小夜から3代目部長に任命され就任した。
明野 美星(あけの みほし)
声 - 伊藤かな恵[5]本作のヒロインで、朔の幼馴染。高校2年生(初登場時)で、朔より1つ年上。小杉野市在住。天真爛漫な性格で、幼少時代に朔を連れ回した破天荒なアウトドア派。特に父親の影響により、星をたくさんの人と見るのが好きで、天文部でも活発な活動を見せる(逆に梅雨などの理由で、連日星が見られないだけで衰弱する)。いつかは星見ツアーを開くのが夢。星のことを考えると暴走する傾向があり、学校の屋上から拡声器を片手に部員勧誘をしたり、他の部の備品を勝手に拝借して勧誘ベースを作ったこともある。朔を「朔ちゃん」と呼び慕っており、無邪気に抱きついたり、誤解を招くニュアンスでの発言、男子風呂を覗くなどして、度々朔を困らせている。朔に好意を寄せているようだが、自覚しておらず、その感情が自分でも分からず混乱している。小柄、童顔で、高校で再会した朔からは「変わらなさすぎ」と思われた。小学生の頃、木から落ちた際に足を骨折しており、そのため朔の見送りに行くことができなかった。そのことを朔が知らなかった(聞こうとしなかった)ため、再会した時は朔から拒絶されたが、誤解が解けた後は和解した。昔からトラブルメーカーだったらしく、文江からは敵対視されている。掃除が得意で、夏合宿の宿泊所であった蒼流館(廃墟同然で汚れまくっていた)を短時間でピカピカにした。星の位置を超感覚的に把握することができる「人間星座早見」の能力を持つ[7]。そのため、高見女子もえガールズに「星見ちゃん」と命名された[8]。健康の卒業により、天文部の部長に就任する[9]。勉強は自分の好きな科目しか勉強しないため、理系科目(数学、物理)はすこぶるよく、逆に文系科目(国語、英語、社会)はすこぶる悪い。父親が教授をしていた国立のT大理学部に進学を希望。見事合格した。大学入学後も授業がない日などは蒼栄高校に来て天文部へ入り浸っている模様[10]
矢来 小夜(やらい さよ)
声 - 早見沙織[5]美星と同級生で、小学校からの親友。星が好きになったのも、美星の影響である。小杉野市在住。第31話で天文部副部長に就任[9]。実家がお寺で、檀家さんや近所の子供に非常に慕われている。住職である父親(声 - 大川透)に溺愛されており、一人娘ということもあって、嫁に行くことは許されていない(婿を取れと言われている)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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